藤代跨線橋橋脚 壁画の原画公募 取手で15日まで
毎日新聞2016年7月9日
若手芸術家でつくる「取手市壁画によるまちづくり実行委員会」が、同市片町の藤代跨(こ)線橋の橋脚に描く「壁画」の原画を公募している。現場はJR藤代駅西側。鉄筋コンクリートの橋脚全面が対象だ。実行委員長の現代美術家、葛谷允宏(のぶひろ)さん(34)は「立体ならではの面白いアイデアを広く募集します」と呼びかけている。
同市は、東京芸術大取手キャンパスがあることから「アートのまち」を目指し壁画制作に積極的だ。公共空間の壁画は累計13カ所となった。
今回は公募によるものでは初めての立体となる。幅約23メートル、高さ約6メートル。表裏と側面を含め総面積252平方メートル。応募は15日午後5時まで。大賞(採用作品)にはデザイン料10万円を贈呈。問い合わせは市文化芸術課(0297・74・2141)。