毎日新聞 20140317
産経新聞 20140317
東京新聞 20140317
震災孤児支援 募金に託す 取手の写真家 平林さんに40万円 20140316
東日本大震災で父母を失った震災孤児を支援している取手市在住の写真家平林克己さん(40)に
十五日、キャンドルイベント「ゆめあかり3・11」に市民から寄せられた浄財約四十万円が寄託された。
「ゆめあかり3・11」は市内で八日、行われた。主催の主婦グループ「ゆめまっぷの会」(雨宮由利子代表)は、
このイベントに賛同し「東北に昇る希望の『陽(はる)』の写真展in取手」を開催した平林さんが、
震災孤児支援の募金を呼びかけていることを知り、浄財を寄託することにした。
平林さんは集めた寄付を、建築家安藤忠雄さんが実行委員長を務め、
岩手、宮城、福島県の震災孤児に育英資金を贈っている「桃・柿育英会」に寄託している。
この日、写真展が開かれている取手市役所藤代庁舎一階ロビーで、中国・上海で同時開催中の写真展のため、
不在の平林さんに代わり、同展実行委員会の宮島淳委員長(40)に、雨宮代表から浄財が渡された。
平林さんは電話を通じて「これまでの思いがようやく通じたようで本当にうれしい。
こうした動きが全国に広がるよう、これからもがんばります」と話していた。 (坂入基之)