「もっくり、しゃくり」と、五穀豊穣

「もっくり、しゃくり」 子孫繁栄を祈願 取手で神事 東京新聞20150119

取手市野々井の白山神社で十八日、子孫繁栄を願う新年の伝統行事

「もっくり、しゃくり」と、五穀豊穣(ほうじょう)を祈る「おびしゃ」の神事があった。

「もっくり、しゃくり」は拝殿で実施された。

介添え役の大人を従えた男児二人が、氏子たちの手拍子と、

「もっくり、しゃくり、ずーい」の掛け声とともに、神職の持つ二つのおわんにお神酒を注いだ。

神職は、お神酒を混ぜ合わせて飲み干し、氏子と一緒に子孫繁栄を祈願した。

境内では、カラスを描いた的と空を目がけ、旧集落を意味する四つの弓で八本の矢を放ち、

豊凶を占う「おびしゃ」が行われた。

神職が放った矢や、射抜かれた的を手にすると「豊作間違いなし」とあって、

氏子らは競うようにして矢や的を拾っていた。

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