アートフェス
取手の7高校合同 絵画、彫刻、造形など90点 24日まで
毎日新聞2019年1月22日
取手市にある県立・私立全7高校の生徒らの芸術作品を一堂に集めた「とりで・スクール・アートフェスティバル」が同市新町2の取手ウェルネスプラザで開かれ、絵画、彫刻、造形など個性豊かな90点を展示中だ。美術科がある県立取手松陽高が各校に呼びかけ、初めて実現した。
物理学者のアルベルト・アインシュタインやビートルズのジョン・レノンら多くの顔を描いた絵画「Requiem」(取手松陽3年、中原智紀さん)▽粘土を素焼きにしたフクロウの彫刻「エクリプス」(江戸川学園取手1年、小野内航大さん)などが目を引く。
県立取手一はからくり時計などを出展。県立の取手二、藤代、藤代紫水と、聖徳大付属取手聖徳女子のほか、小中高一貫教育の江戸川学園取手中学・小学校も参加。
取手松陽美術科の赤平純子主任教諭は「地元の高校の良さを知っていただき、生徒や教員の交流にもつなげていきたい」と説明。来年も合同アートフェスを開く計画だ。
展示は24日まで。開場時間午前10時~午後6時(24日午後5時終了)。翌25日午後5時から、取手松陽音楽科の卒業演奏会を開催。3年生14人がそれぞれピアノやトランペットなどをソロ演奏する。入場無料。