十六夜粘土で作られた1000個の陶器の灯りが灯る「十六夜(いざよい)まつり」
吐玉泉 茨城新聞20130814
約千本の笠間焼の筒明かりが沿道を彩る「十六夜(いざよい)まつり」がきのう、
笠間市笠間の「陶の小径(こみち)」で始まり、幻想的な光の装飾が来場者を楽しませた=写真。
イベントは、焼き物店が並ぶ地元の「陶の小径」商店会が主催し、今年11回目を迎える。
美しい光に照らされた商店会を散策してもらおうと、通りや店舗前に、
再生可能粘土で造る笠間焼の筒明かりを約千個飾った。
商店会7店舗では、筒明かりや風鈴が入った「十六夜福袋」を特別販売。
飲食店やミニコンサート、キャンドル作りのワークショップなども開かれ、
来場者でにぎわった。祭りはきょうまで。問い合わせは、やまさき陶苑TEL0296(72)6865。
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茨城新聞層がニュース 20130814
千基の灯籠、鎮魂の願い 笠間・玄勝院
笠間市笠間の玄勝院(天津忠則住職)で13日夜、
灯籠の明かりに先祖供養や被災地復興の祈りを込める
「佐白の迎え火」が行われ、さまざまな思いが書き込まれた約千基の灯籠が境内を照らした。
迎え火は東日本大震災が発生した2011年、
盆入りの13日に先祖や被災地への鎮魂を願おうと始まった。
灯籠には「家族が幸せでありますように」「心穏やかな日々が過ごせますように」
などさまざまな祈りが書かれ、参道や境内に設置。
午後5時半から8時まで点灯され、大勢の参拝客が訪れていた。
同市笠間の自営業、大嶋繁利さん(37)は「こういう場所で震災復興について考えると、あらためて家族の大切さを実感する」と話した。