茨城新聞 20130820
三井住友銀行取手支店が、振り込め詐欺防止で取手署より感謝状が送られました。
大傘から火の滝 土浦・鷲神社で「からかさ万灯」 茨城新聞動画ニュース20130816
国選択・県指定無形民俗文化財の「からかさ万灯」が15日夜、土浦市大畑の鷲神社で行われ、大勢の人たちでにぎわった。
からかさ万灯は、雨乞いの神事として江戸時代中期ごろから続く同神社の例大祭。五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全を祈り、直径約5メートル、高さ約6メートルの大傘に花火を仕掛けて点火する。
午後9時すぎ、雨乞いのおはやしが鳴り響く中、綱火に火が走って着火すると、大傘から火の粉が滝のように降り注いで、辺りを明るく照らした。
火が消えた後、集まった人たちは、縁起物とされる大傘の下のボタンの花を取り合っていた。
茨城新聞動画ニュース 20130813
大吊橋に幻想的な明かり 常陸太田、竜神峡まつり開幕
蒸し暑い夜を幻想的な明かりで照らす「第16回竜神峡灯ろうまつり」が12日、常陸太田市の竜神大吊橋で始まった。大吊橋周辺に500基の灯籠や孟宗(もうそう)竹を斜めに切った竹筒100本が置かれ、午後6時ごろにろうそくに火がともり、大吊橋に飾られた100個の風鈴が涼しい音色を響かせている。15日まで。
会場は初日から大勢の親子連れらでにぎわい、灯籠が並ぶ橋の上で記念写真を撮る姿が見られた。水戸市から来た大学生カップルは「橋の上はちょうどいい風が吹いていて、昼間の暑さを忘れるくらい心地よい」と笑顔で話した。
まつり期間中は午後5時から渡橋料が無料になるほか、物産センターやレストランは同9時まで営業する。
浮かぶ“緑の卵” ひたち海浜公園、コキアをライトアップ 茨城新聞動画ニュース20130812
ひたちなか市馬渡の国営ひたち海浜公園で10日、コキアのライトアップが初めて行われた。海岸に近い「みはらしの丘」を包むように植えられた3万2千本の“緑の卵”が、光に照らされて神秘的に浮かび上がり、訪れた親子連れやカップルを魅了した。
コキアは楕円(だえん)形のもこもことした姿が人気で、真っ赤に紅葉する秋には多くの見物客でにぎわう。同公園はふわふわとした新緑のコキアの魅力も知ってもらい、真夏の新たな名所にしようと、ライトアップを企画した。
さわやかな海風が吹き抜ける中、幻想的なコキアの姿に、来場者からは「きれい」などの声が上がった。
ライトアップは18日まで実施される。
茨城新聞 20130729
ホタルが生息するのは、同市米ノ井の谷津田。この谷津田は民有地で面積約16ヘクタール。水田から畑にするための埋め立て工事を4期に分けて行う計画で、すでに1期分は埋め立てが完了し、現在は2、3期分の工事が行われている。
4期分の工事は今年5月17日に事前協議の申請が県に提出された。現在、市は県から求められている意見をまとめている段階だ。
ホタルなどの生息地は、4期工事区域の中央を流れ、利根川水系の大野川に注ぐ幅約50センチの小川。取手連絡会では毎年、この小川でホタルの鑑賞会を実施しており、今年も8月2日に計画している。
ただ、「以前はホタルが乱舞するほどいたが、昨年は100匹程度だった」と、武藤代表らはホタルの減少に危機感を募らせる。
このため、取手連絡会では、県に事前協議申請が出されたのを受けて、「取手市の希少なヘイケボタルやメダカが生息する自然環境の保全を求める請願」を提出、6月市議会で採択された。
今回の要請書では「埋め立てにより、降雨などで土砂が小川に流れ込み、ヘイケボタルなど希少な生物が絶滅する」と指摘し、「請願内容も含め、希少なヘイケボタルや生物を保全するため、努力してほしい」と市に要望している。
茨城新聞動画ニュース 20130729
高さ14メートルの妙技 龍ケ崎で撞舞
龍ケ崎市に400年以上前から伝わる国選択無形民俗文化財の奇祭「撞舞(つくまい)」が28日夕、同市の中心市街地で行われ、大勢の見物客を魅了した。
関東三奇祭の一つに数えられる撞舞は雨ごいや豊作祈願、疫病よけの神事として、八坂神社祇園祭の最終日に行われる。
「舞男」と呼ばれるカエルの面を着けた男がおはやしに合わせて高さ約14メートルの柱を登り、頂上の円座から四方に矢を放ち、逆立ちやあおむけなど、妙技尽くしの曲芸を披露した。
舞男を務めたのは、とび職の谷本仁さん(44)と大石浩司さん(30)の2人で、息の合った技に、大きな歓声が湧き、拍手が送られた。