鳥手羽かくれんぼ 2010.10 PDF
必要な方 DL印刷お願いします
ご当地グルメ:取手市40周年 B級、鳥メニューで街おこし ~毎日新聞101030~
◇鳥手羽かくれんぼ/ふくろう形のすし
今月初めに市制40周年を迎えた取手市で、ご当地グルメで街おこしをしようと、飲食店主や主婦らが新メニュー開発に熱を入れている。江戸時代に「鳥手」と表記されたことから、飲食店主らでつくる「TTプロジェクト」(澤井和男代表、15人)が29日、鶏手羽を使ったメニューの試食会を開催。一方、市の鳥であるフクロウをあしらった稲荷ずしなどの考案も進んでいる。 試食会は「取手B+級グルメ 鳥手羽かくれんぼ」と題して市内で開かれ、飲食店3店が新メニューを披露した。「鳥手羽かくれんぼ」は、鳥手羽の中に外から見えないよう具材を入れ、食べた時に発見できるようにしたユニークなメニュー。この日は、鳥手羽の中にギョーザを入れて揚げた料理などが紹介された。11月20日から8飲食店で商品化する。
澤井代表は「焼きそばなどのB級グルメは全国各地にあるが、料理の中身が見えないB級グルメは全国初。3年ほどかけて、鳥手羽の街・取手をアピールしたい」と話す。鳥手羽は、31日に取手競輪場で開かれる「サイクルアートフエスティバル」と、11月6、7日に取手緑地公園で開催の「とりで産業まつり」で、商品化に先立ち販売されるという。
一方、同市本郷のラッピングコーディネーター、雨宮由利子さん(61)が「ふくろういなり」と「ふくろう巻き」の2種類の変わり種ずしを考案。主婦らの間で「可愛くておいしい」と評判になっている。
稲荷ずしは、油揚げを折った耳に、黒豆でつぶらな瞳を表現。のり巻きは、キュウリなどの具でカラフルに色を入れながら、のりで線を描き、フクロウの顔を浮き彫りにした。商品化の予定はないが、お弁当の一品として地域で広まりそうだ。
取手「B+級」グルメに手羽先 「鳥手」にちなみ開発 ~いばらき新聞 101030~
安価でおいしい「B級グルメ」が人気を集める中、取手市の有限責任事業組合「TONE TONE(トネトーン)」(澤井和男代表)は、地鶏の手羽先を使った取手B+(プラス)級グルメ「鳥手羽かくれんぼ」を開発。29日、市内の飲食店で試食会を開いた。
取手の江戸時代の呼称「鳥手」にちなみ、材料にJAS認定ブランドの県内地鶏の手羽先を使用。「B+」は「敷居の低さはB級だが味はA級」の意味で、取手の名物料理として全国発信しようと、高島貞孔市料飲業連合会長、阿部直樹市商工会青年部長らが市民参加型の「TTプロジェクト」を推進してきた。
市内のダイニングBAR「パペーテ」、大衆食堂「まめろし屋」、居酒屋「寺田屋」の3店が、それぞれ工夫を凝らした「鳥手羽かくれんぼ」を完成させた。中骨を抜いた手羽先に、ギョーザやコロッケ、ベーコンなどを調理した具を詰め、空揚げしたのが特色。詰め物は店によって異なるため「かくれんぼ」の名を付けた。
31日に取手競輪場で開く「サイクルアートフェスティバル」で、3店は料理をお披露目する。
鳥手羽料理が完成 取手「B+級グルメ」 ~常陽新聞101030~
江戸時代に取手が 「鳥手」 と記された歴史にちなんで、 鳥手羽を食材に 「B+ (プラス) 級グルメ」 のまちおこしに取り組んでいる有限責任事業組合 「TONE TONE (トネ・トーン)」 (澤井和男代表) が、 市内の飲食店と協力して鳥手羽料理を完成させ、 29日、 関係者に披露した。
手羽先の中骨2本を抜いて詰め物を入れ、 衣をつけて油で揚げたた4品で、 詰め物に、 各店のシェフが独自の食材を組み合わせたり味付けをしているのが特徴だ。 鳥肉の中においしさが隠れていることから 「鳥手羽かくれんぼ」 と名付け、 11月20日から市内飲食店8店でそれぞれオリジナルメニューを提供する。
4品は、 詰め物に、 おこわの材料となるモチ米、 シイタケ、 チーズなどを入れてマツタケのお吸い物の粉末などで味付けし、油で揚げた同かくれんぼ「マツタケ風味チーズ入りおこわ」、 コロッケの材料となるジャガイモ、 タマネギ、 豚ひき肉、 トウモロコシを入れてカレー粉で味付けした同 「カレーコーンコロッケ」 など。 ギョウザの材料となるニラ、 長ネギ、 豚ひき肉、 にんにくなどを詰め物にした料理もある。
市内の飲食店 「ダイニングバー・パペエテ」 (同市取手)、 大衆食堂 「まめろし屋」 (新町)、 居酒屋 「寺田屋」 (台宿) の3店が試作した。
全国に発信できるオリジナルメニューづくりに頭を悩ませていた矢先、 7月にJR取手駅東口で催されたビアガーデンのイベント 「ソニックガーデン2010」 で、 ギョウザの食材を詰めた 「手羽餃子」 を試作し販売したところ好評だったことから、 手羽先に詰め物をするというメニューが決まったという。
澤井代表は 「料理の完成度を今後さらに高めて、 3年かけて取手を全国に知られる鳥手羽料理のまちにしたい」 と話している。
11月20日から料理を提供するのは3店のほか居酒屋 「野の花」 (同市取手)、 イタリア料理 「伊太利庵ボーノ」 (取手) と 「イリスサクレ・アルトロ」 (東)、 そば屋 「ひたちや」 (取手) と 「弘昇庵」 (寺田) の計8店。
20日からの提供開始に先立って、 今月31日、 取手競輪場で開かれる 「サイクルアートフェスティバル」 の屋台で4品を販売するほか、 11月6、 7日に取手緑地運動公園で開かれる 「産業まつり」 でも2品を販売する。 価格はいずれも1本200円。
「B+級グルメ」 は、 価格はB級だが味はA級という意味を込めて、 澤井さんらが独自に名付けた。