鹿島神宮をプロジェクションマッピング(PM)で彩る「日本博in鹿嶋」(まちづくり鹿嶋主催)が12日、鹿嶋市宮中の同神宮で始まった。昨年の楼門に加え今年は奥参道もイルミネーションで装飾。来場者は参道に広がる幻想的な光景に酔いしれた。
同日夕の点灯式では、かしま大使の研ナオコさんやフリーアナウンサーの高橋真麻さんが登場。バイオリニストの川井郁子さんの演奏などで盛り上げた。
奥参道のイルミネーションでは、参道沿いの樹木が青色に染まり、風船1万個を使ったオブジェやキャンドル、PM映像が幻想的な雰囲気を醸し出した。参加者は広がる光の演出を見ながら散策を楽しんだ。
催しは同神宮の「創祀2680年プロジェクト」の一環として、観覧希望者が協賛金を支払うチケット制で実施した。
最終日の13日は、お笑いコンビのカミナリが点灯式に登場する。日中は、能楽奉納や地域の伝統芸能もお披露目される。