Posts Tagged ‘茨城新聞’

元取手市長の大橋幸雄さん死去 市の文化発展尽力 92歳

木曜日, 8月 27th, 2020

茨城新聞 20200827

元取手市長の大橋幸雄(おおはし・ゆきお)さんが20日に死去したことが26日、分かった。92歳。自宅は取手市桑原。葬儀は同日までに近親者で執り行った。1995年に市長に初当選、2003年まで2期8年務めた。
大橋さんは1968年、旧取手町議に当選。75年から県議に転じ、副議長を歴任するなど当選5回を重ねた。95年、元新三つどもえの選挙戦を制して市長に初当選した。99年には2新人を退け再選を果たした。

市長在職中は、JR常磐線取手駅東口土地区画整理事業を完成させ、都市機能の強化などを進めた。また市文化連盟会長を長く務めるとともに、「アートによるまちづくり」を推進するなど、市の文化発展に尽力した。

取手の女性遺体

水曜日, 8月 26th, 2020

茨城新聞 20200825

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利根川川岸に女性遺体

土曜日, 8月 22nd, 2020

茨城新聞 20200/821

利根川川岸に女性遺体 渡し船の男性が発見 取手

21日午後2時40分ごろ、取手市取手1丁目の利根川で、川岸に人のようなものが打ち上げられているのを、渡し船を運航中の男性(70)が発見した。通報で駆け付けた取手署員が女性の遺体と確認した。遺体に目立った外傷はなく、同署が事件、事故の両面で身元確認を進めるとともに、司法解剖して死因を調べる。同署によると、遺体は腐敗が進み、年齢40〜70代、身長160センチくらいの中肉。白地に赤色のドット柄のTシャツと灰色のTシャツ、白のタンクトップ、紺色のジーパン、腕時計を着用していた。現場は市立図書館の南西約380メートル。

プロジェクトNAKA

木曜日, 8月 20th, 2020

茨城新聞 20200820

異分野の芸術融合

取手市出身ピアニスト 井澤さんが公演企画

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プロジェクトNAKA

取手市民会館大ホール 低料金で貸し出し

木曜日, 8月 20th, 2020

取手・市民会館大ホール 低料金で貸し出し

茨城新聞 20200820

新型コロナウイルスの影響を受けた文化・芸術関係者支援へ、
取手市文化事業団は、市民会館大ホールを1枠(1時間半)1000円で貸し出す。
プロやアマチュアを問わず、演奏やダンスの練習などに大ホールの舞台を活用してもらう。・・・

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新型コロナ、感染者への差別禁止 茨城県が条例制定へ

火曜日, 8月 18th, 2020

茨城新聞 2020年8月19日

 茨城県の大井川和彦知事は18日、記者会見し、新型コロナウイルス感染症の発生予防・まん延防止と社会経済活動との両立を図るため、県独自の条例を制定する考えを明らかにした。県が実施するPCR検査や行動履歴調査などに協力することを義務付け、感染した人や医療従事者らへの差別的な取り扱いを禁止することなどを盛り込む。ただし、罰則は設けない。

さらに、4月に休業や営業時間短縮を要請した飲食店やパチンコ店など遊興施設に加え、宿泊施設や理美容店など不特定多数の人が出入りし「密」になりやすい事業所を対象に、独自に導入している、感染者との接触通知システム「いばらきアマビエちゃん」への登録と宣誓書の掲示、同システムの活用などを義務付ける。対策を講じる事業者に財政支援を行い、従わない場合は事業者名や所在地を公表することなども盛り込む。

4月は高校や大学にも休業を求めたが、条例案からは除外した。

31日までパブリックコメントを募り、来月開会する県議会定例会に条例案を提出、10月ごろの施行を目指す。

取手署が感謝状 常陽銀行

土曜日, 8月 15th, 2020

常陽銀の2支店、ニセ電話詐欺防ぐ 取手署が感謝状

茨城新聞 20200815

ニセ電話詐欺被害を未然に防いだとして、取手警察署(岡田宗久署長)は12日、常陽銀行戸頭支店(桃井省吾支店長)と行員の庄司優里さん、倉持幸子さん、同行藤代支店(金沢康光支店長)とパート従業員の森真理子さん、行員の佐久間祐子さんにそれぞれ感謝状を贈った。

熱中症か、取手の女性死亡

金曜日, 8月 14th, 2020

熱中症か、取手の女性死亡 茨城県内58人搬送 11地点で猛暑日

茨城新聞 20200814

 茨城県内は13日、高気圧に覆われて気温が上昇し、最高気温は大子で37.3度となるなど、県内全14観測地点のうち11地点で35度を超える猛暑日となった。龍ケ崎など4地点は今年最高を記録した。熱中症とみられる症状で、畑仕事をしていた取手市の女性(81)が死亡した。

取手市消防本部によると、同日午後4時25分ごろ、「畑で女性が倒れている」と女性の知人男性から通報があった。女性は意識不明の状態で市内の病院に運ばれ、死亡が確認された。

県防災・危機管理課によると、午後9時現在、熱中症とみられる症状で、死亡した女性を含む13〜95歳の男女58人が搬送された。重症は守谷市の男性(56)と取手市の男性(65)の2人だった。

水戸地方気象台によると、大子で37度を超えたほか古河で36.9度、龍ケ崎で36.7度などを観測した。同日午後には気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、常陸大宮や日立、水戸では一時的に雨が降り、雷を伴う地域もあった。東京電力によると、常陸太田市の約410軒など一部で停電があった。

取手市、未来へのメッセージ発送

金曜日, 8月 14th, 2020

10年の時を超え届いた手紙に市民感謝、感激 取手市、未来へのメッセージ発送

茨城新聞 2020年8月43日

 市制施行50周年を10月に迎える取手市は、10年前の40周年記念事業の一つとして実施した「未来へのメッセージ 一筆啓上タイムポスト」で投函された手紙を7月23日(ふみの日)に合わせ発送した。10年の時を超えて届いた手紙を受け取った市民からは、感謝や感激の声が寄せられている。

未来へのメッセージは、取手にゆかりのある戦国武将・本多作左衛門重次の日本一短い手紙「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」にちなんで、2010年7月23日〜12月27日までの約5カ月間、市役所などに特設ポストを設置し、10年後の自分や家族、知人宛ての手紙を受け付けた。一般受け付け分のメッセージは、封書やはがきで計882件が寄せられ、今回発送された。

受け取った市民からは「手紙が届き、コロナ禍の中でうれしいひとときになった」「心温まる企画をありがとう」などの声が市に寄せられているという。

当時、結婚記念で夫に宛てた手紙を書いたという同市寺田の富澤恒子さん(77)は「書いた時のことが思い出され懐かしい気持ちになった」と話し、中学2年生の時に将来の自分に宛てたという同市上萱場の下山有加さん(23)は「届いた時は驚いたけど、うれしかった。一生懸命だった当時の自分を思い出した」と、10年前の市の企画に感謝していた。

JAとりで医療センター 冨満院長

金曜日, 8月 7th, 2020

茨城新聞 20200807

JAとりで医療センター 冨満院長に聞く 新型コロナ院内感染、治療経て教訓
「正しく理解」重要

今後も「正しく理解し、正しく恐れること」が大切と呼び掛ける冨満弘之院長=取手市本郷のJAとりで総合医療センター今後も「正しく理解し、正しく恐れること」が大切と呼び掛ける冨満弘之院長=取手市本郷のJAとりで総合医療センター
新型コロナウイルスの感染が再拡大している。3月末から4月にかけて院内感染が確認された茨城県南地域の中核病院、JAとりで総合医療センター(取手市本郷)は、手探り状態の中で治療と対策に取り組んできた。冨満(とみみつ)弘之院長(54)に当時を振り返ってもらうとともに、今後の注意点を聞いた。当時、副院長として最前線で対応した冨満院長は「正しく理解し、正しく恐れること」や、PCR検査の拡充が大切と訴え、コロナと共に生きる「ウィズコロナ」の必要性を強調した。

■手探りの診療
-当時、院内感染が起きた主な原因は。

当院は感染症指定医療機関であり、新型コロナウイルス感染症に対しても1月から対策を始めていた。だが、それにもかかわらず院内感染を起こしてしまった。当時はPCR検査ができない状況。新規の感染症であり、経路や感染者の症状、病気の進行、治療法など全てが分からない状態だった。手探りで診療を行わなければならなかった。言い訳はできるが、院内感染が起きたので、われわれの予防策では不十分だったことは否定できない。このような事態となったことにおわび申し上げるとともに、亡くなられた方に対し心よりご冥福をお祈りします。

■励ましが勇気に
-病院内の様子とその後の経過は。

医師や看護師らも感染し、病院内の安全を守るために150人ほどの接触者を自宅待機させることになり、大混乱となった。国立感染症研究所や保健所と協力しながら少しずつPCR検査を行い、病院内での安全区域の確認を進めた。マスクなどの医療物資が少ない中、効率性を重視しながら防護レベルを高いところまで引き上げた。その結果、5月には院内感染の終息を発表できた。

-病院に対し中傷もあった。

院内感染を公表したことでさまざまな嫌なことがあった。逆に、多くの方々から励ましや支援も頂いた。激励の手紙、日常品や医療物資(の提供)、寄付などだ。これらの支援のおかげで何とか乗り切ることができた。励ましの声が職員一人一人に勇気を与えてくれたと感じている。

■PCR浸透を
-今、再び感染者が増加傾向にある。

現在、若年層を中心に感染者が急速に増え、地方への感染も拡大している。しばらくは収束が困難と思われる。うまく対処しながら生活する「ウィズコロナ」を考える必要がある。さらに、PCR検査が広く浸透していかなければならない。一貫して、一人一人が(コロナを)正しく理解し、正しく恐れることだ。マスクの着用、消毒、3密を避けることなど、ワクチンや治療法ができるまではこれを徹底していくことが必要だろう。

-病院として今後は。

この3、4カ月の闘いを通じ学んだことを生かしていくことが必要。当院はこの困難の中、職員に団結が生まれ、一丸となり難局を乗り切ることができた。あの苦しみの中で培ったものを糧とし、これからも職員一同、協力しながら前に進んでいきたい。