紅葉の季節限定「萩の茶屋」 「市制60年」料理提供
高萩穂積家住宅今年もオープン 常陸牛ステーキも
茨城新聞 20141004
江戸時代の雰囲気が漂う穂積家住宅(高萩市上手綱)で4日、古民家レストラン「高萩 萩の茶屋」が期間限定でオープンする。
常陸牛を使ったステーキやハンバーグのほか、高萩市制60周年記念料理を一日限定10食予約販売する。
同市は11月に見頃を迎える花貫渓谷の紅葉と常陸牛をセットで楽しんでもらい、観光誘客につなげたい考えで、レストランの営業は11月30日までとなっている。
穂積家住宅は城郭の楼門に似た長屋門や落ち着いた雰囲気の日本庭園、母屋などを備えた築240年の豪農住宅。
ハム製造販売の五浦ハム(小泉重信社長)が運営を担い、常陸牛を使ったハンバーグ(1300円)やステーキ(1700円、4000円)、60周年記念料理(4200円)、常陸牛二段重(1500円)などを提供する。
全て税込み。
60周年記念料理は、金粉をかけた奥久慈シャモのステーキ、常陸牛のモモステーキ、ホタテや奥久慈シャモのフライ、干し柿、スモークサーモンなどが楽しめる。
ステーキ類とハンバーグ類は全商品コーヒーまたは紅茶、週替わりのケーキが付く。
今回で運営3年目となる小泉社長は、「集客には古民家イコール日本料理ではなく、洋食器を使った和と洋の融合など逆転の発想が大事。飽きられない料理と接客で大勢の方を呼び込みたい」と話した。
花貫渓谷まで車で約20分で、2012年は9500人、13年は1万4200人が訪れている。
座席数100席。
営業は午前10時〜午後4時。
ランチは午前11時からで、ラストオーダーは午後2時45分。
全日予約可。
月曜定休(月曜が休日の場合は翌日休み)。
問い合わせ、予約は(電)0293(22)3910。