都道府県の魅力度ランク、本県再び最下位 シンクタンク調査
情報接触度下落が要因
民間シンクタンク「ブランド総合研究所」(東京都)の地域ブランド調査で、本県の2013年の都道府県魅力度ランキングが最下位(47位)だったことが26日、分かった。調査は09年に始まり、最下位は昨年の46位を除いて4回目。県広報広聴課は「本県の魅力を地道に発信していく」としている。
同研究所は、本県が最下位になった主な要因について、消費者が都道府県に関する情報を見たり、聞いたりする「情報接触度」が昨年17位から今年は31位まで下落したことを挙げた。
同研究所は「11年は東日本大震災の復興関連イベントなどが多く、情報接触度が高かったが、年々落ちている。情報が少なければ魅力度は上がらない」と指摘した。
また、都道府県の「観光意欲度」でも、本県は5年連続で最下位となった。
調査結果を受け、橋本昌知事は「本県は魅力度や観光意欲度は低いが、住み良さランキングでは高い評価を受けている。引き続き活力のある住みよい県づくりを進めていきたい」とコメントした。
同調査の魅力度低迷などを踏まえ、県は「いばキラTV」の開設ほか、東京・銀座にアンテナショップ「茨城マルシェ」をオープンするなど、情報発信やイメージアップを図る取り組みを強化してきた。
県広報広聴課は「マイナスのイメージというよりは、インパクトの強さの問題だと思う。面白くて目立つ取り組みを通じて、茨城の魅力を地道に発信していく」としている。
魅力度向上策について、常陽地域研究センター(水戸市)は「地域資源をいかに発掘してPRし、観光誘客に結び付けるかに尽きる」と指摘した。
調査は7月1日〜29日、国内の千市区町村と全47都道府県について、認知度や魅力度、イメージなど72項目をインターネットを通じて質問し、全国の20〜60代男女約3万人から有効回答を得た。
魅力度上位は(1)北海道(2)京都府(3)沖縄県-の順。前回最下位の群馬県は44位だった。
茨城新聞 20130927
都道府県の魅力度ランク、本県再び最下位 シンクタンク調査
情報接触度下落が要因
民間シンクタンク「ブランド総合研究所」(東京都)の地域ブランド調査で、
本県の2013年の都道府県魅力度ランキングが最下位(47位)だったことが26日、分かった。
調査は09年に始まり、最下位は昨年の46位を除いて4回目。
県広報広聴課は「本県の魅力を地道に発信していく」としている。
同研究所は、本県が最下位になった主な要因について、消費者が都道府県に関する情報を見たり、
聞いたりする「情報接触度」が昨年17位から今年は31位まで下落したことを挙げた。
同研究所は「11年は東日本大震災の復興関連イベントなどが多く、情報接触度が高かったが、年々落ちている。
情報が少なければ魅力度は上がらない」と指摘した。
また、都道府県の「観光意欲度」でも、本県は5年連続で最下位となった。
調査結果を受け、橋本昌知事は「本県は魅力度や観光意欲度は低いが、住み良さランキングでは高い評価を受けている。
引き続き活力のある住みよい県づくりを進めていきたい」とコメントした。
同調査の魅力度低迷などを踏まえ、県は「いばキラTV」の開設ほか、
東京・銀座にアンテナショップ「茨城マルシェ」をオープンするなど、情報発信やイメージアップを図る取り組みを強化してきた。
県広報広聴課は「マイナスのイメージというよりは、インパクトの強さの問題だと思う。
面白くて目立つ取り組みを通じて、茨城の魅力を地道に発信していく」としている。
魅力度向上策について、常陽地域研究センター(水戸市)は「地域資源をいかに発掘してPRし、観光誘客に結び付けるかに尽きる」と指摘した。
調査は7月1日〜29日、国内の千市区町村と全47都道府県について、認知度や魅力度、イメージなど72項目をインターネットを通じて質問し、全国の20〜60代男女約3万人から有効回答を得た。
魅力度上位は(1)北海道(2)京都府(3)沖縄県-の順。前回最下位の群馬県は44位だった。