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水曜日, 2月 17th, 2016
茨城新聞いばらき春秋 20160217
通称三作山(さんさくやま)。
常磐道日立中央IC近くの山にかつて大煙突がそびえ立っていた。高さ155・7メートル。
日立市のシンボルだった
その煙突が倒壊したのは23年前の2月19日。
今年もその日が近づき、JX金属の担当者に煙突まで案内してもらった
細く険しい山道を登ると、煙突が立つ敷地は思いのほか狭かった。
100年以上がたつコンクリートは赤黒く変色し、所々剥げ落ちていた。
54メートルほどの高さになってしまったとはいえ、間近で見ると周囲約38メートルの煙突は圧巻で、人力で造った先人の強い意志を感じた
大煙突の歴史は工都発展の歴史と重なる。近代化の過程は公害による数々の悲劇を生んだが、日立市では会社と地元民が共に悩み、苦しみながら公害対策の先駆けとなる大煙突を建設し鉱山の煙害拡大を防いだ
新田次郎氏の小説「ある町の高い煙突」は強者の論理が幅を利かせた時代に問題解決に当たった人々の良心と誠意を描いている。
その歴史の一こまはやがて市民の誇りとなった
翻って考えれば、現代の地方再生の鍵も人々が誇りを取り戻すことにほかならない。
いまも現役で白煙を上げる煙突が、そう語っているようにも思えた。
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水曜日, 2月 17th, 2016
茨城新聞動画ニュース 20160217
2019年に本県で開催する第74回国民体育大会県準備委員会の第8回常任委員会が16日、水戸市内のホテルで開かれ、大会のイメージソングと、歌に合わせたダンスが初めてお披露目された。また、日本体育協会が東京五輪に向けた導入対象として示した9種目のうち、開催地が決まっていなかった3種目の会場などを決めた。
イメージソングは昨年4~6月に募集し、285件の応募があった。選定の結果、愛知県立芸術大大学院1年の兒玉苑香(そのか)さん(23)=岐阜県出身=が作詞作曲した「そして未来へ」に決まった。
歌詞は「さあ、空に羽ばたけ 未来が君を呼んでる 夢をつかもう」というフレーズから始まり、水戸市在住のシンガー・ソングライター、磯山純さんが歌う。県女子体育連盟が子どもからお年寄りまで踊れるよう、難易度の異なる5パターンのダンスを制作し、披露した。
兒玉さんへの表彰式もあり、兒玉さんは「この曲を聞く方々に元気や希望を届けられたらうれしい」とあいさつ。イメージソングとダンスは幅広く学校の授業や運動会などで活用される。
このほか、五輪の選手強化に向け、日本体協が導入を求めていた9種目のうち、オープンウオータースイミングが潮来市、トランポリンが稲敷市、自転車トラックの女子が取手市、同ロードの女子がつくば市で開催されるなど3案を決めた。
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火曜日, 2月 9th, 2016
茨城新聞動画ニュース 20160209
身元確認へキーホルダー 認知症の高齢者見守り 取手
お守りで、見守り-。認知症のある高齢者が保護された際の身元特定に活用しようと、取手警察署(吉村毅署長)と取手地区防犯協会(協会長・藤井信吾取手市長)は、県警のキャラクター入り「御守り型キーホルダー」を作製し、800個を同市へ寄贈した。同様の取り組みは県警としては初めてという。
キーホルダーはお守りの形をしており、表に県警のサブマスコット「こひばりくん・こひばりちゃん」が描かれ、裏面に住所や氏名などを記入する欄がある。また、高齢者が交通事故に巻き込まれる例もあることから、反射材の材料が使用されている。3日の贈呈式では、吉村署長と藤井協会長がキーホルダーを同市の高橋昇健康福祉部長へ手渡した。
同署によると、管内における認知症が疑われる高齢者の保護数は増加傾向にあり、昨年は120件(前年比7件増)。およそ3日に1回のペースで保護している計算だが、氏名が分かる品を身に着けていないケースも多いため、迅速な身元特定は課題の一つとなっていた。
同署生活安全課の田山直人課長は「『常に身に着けていただけるもの』と考え、さらに縁起物ということでお守りの形になった。有効に活用してもらえれば」と話した。
高橋部長は「取手も高齢化が進んでおり、(認知症患者などは)社会全体で見守っていかなければならない。頂いたキーホルダーは、把握している1人暮らしのお年寄り世帯などに配りたい」と述べた。
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土曜日, 2月 6th, 2016
ひなまつりマップがより見やすくなりました。

真壁をテーマに切りえを作成している竹蓋さん
第1弾が茨城新聞に紹介されました。









竹蓋さんの切り絵が 日立のたけださんのカステラの包装紙になっていました。
素敵ですね。
切り絵でまちおこしができています。


Tags:ひなまつり, 茨城新聞
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月曜日, 2月 1st, 2016
茨城新聞20160201
日立市中成沢町の茨城大工学部で、知能システム工学科の3年生が授業の一環として製作してきた走行型知能ロボットを披露するコンテストが行われた。正方形の土俵上で走行スピードやゴール地点の検出力などを競い、学生たちは互いに各班の工夫点などを評価し合いながら成果発表を楽しんだ。
学生たちは一班7人に分かれて4月からロボット製作の基本技術を学び、アイデアを出し合ってシステムを設計。ロボットにはコンテストのルールの▽ライン上を2周走行する▽車庫への駐車▽ゴール位置を探索してボタンを押すという3段階の動きがプログラミングされており、最後まで成し遂げれば成功となる。
同学科Bコース(主に夜間)では6班が競い、教員や学生が見守る中、駐車の成功やゴール地点到達に歓声が上がった。ゴールのボタンを押す専用のアームを取り付けたり、ビー玉を落下させて押したりとさまざまな工夫を凝らし、課題をクリアした。
教員の投票で大賞に選ばれたグループの手嶋涼介さん(20)は「ゴール地点を確実に検出するためにセンサーを前方と側方に二つ付けたのがよかった。チームで問題解決しながら完成させた経験と達成感を生かしていきたい」と笑顔を見せた。
担当の住谷秀保助教は「学生たちのこれまでの頑張りを見てきたので成功した班が多くてよかった。学生が失敗を成功につなげられるようサポートに努めていく」と話した。
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日曜日, 1月 17th, 2016
取手で人気 認知症 音楽で予防 ピアノ講座 出会いの場にも
茨城新聞 20170117
認知症予防を掲げる高齢者向けのピアノ講座が、取手市内で人気を集めている。受講生はいずれも65歳以上の未経験者。同市の事業として毎年募集され、常に定員を超える応募がある。

Tags:取手, 茨城新聞
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