2020年4月4日(土)
茨城、新型コロナ 新たに10人感染確認 計54人に
茨城県は3日、新たに20代から90代の男女10人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。今のところ、重症者はいない。県内感染者は計54人となった。クラスター(感染者の集団)が発生したとされる、神栖市の障害福祉サービス事業所「ハミングハウス」の利用者、職員ら5人と、つくば市の介護老人保健施設「アレーテル・つくば」の入所者3人。新たに古河保健所、龍ケ崎保健所管内の男性2人の感染も判明し、県は症状や行動歴、濃厚接触者について詳しく調べる。アレーテルについては関係者の1回目のPCR検査がほぼ終了したという。また、県は県内3例目の阿見町在住の男性の退院を明らかにした。
新たに感染が確認されたのは、ハミングハウス関係がいずれも神栖市在住で、20代の男性2人、40代の男性1人の計3人の利用者、20代の施設職員の女性、感染した利用者の家族である70代女性。アレーテルの入所者3人は、いずれもつくば市在住の90代女性2人と80代女性1人。残りの男性2人の詳しい情報ついては調査結果をまとめて今後公表する方針という。