Toride Mainichi プレゼントコーナーにご応募いただいたお客様から
国際バラとガーデニングショー当選の御礼メールが届きました
バラの香りが漂ってきそうです
震災後に届いた葉書です
今では、小沼新聞舗の家宝となりました
散歩道 ~毎日新聞2011.05.11~
竜ケ崎市庄兵衛新田の牛久沼に注ぐ根古屋川で10日、
コブハクチョウのひな6羽が生まれたのが確認された。
ひなは親鳥に見守られながら、気持ち良さそうに泳いでいる。
近所の人たちは新しい「アイドル」誕生を喜んでいる。
近くで餌を与えている六笠木谷さん(83)によると、
牛久沼から泳いできた2羽のつがいと仲良く遊んでいるひなの姿を8日に見つけたという。
体長約15センチで、灰色のフワフワした羽毛が初々しい。
ボランティアでひなの世話をする牛久沼漁業協同組合理事の菊地義正さん(62)は
「一度に6羽も生まれるのは珍しい。
まだ卵を温めている親鳥がおり『白鳥の湖』に期待したい」と静かに見守っている。
街の明かり
仕事を終え帰路に就く時、私は毎日泣きそうになる。それは街の明かりのせいだ。
今、私の住む街の夜は、以前に比べてずいぶん暗い。個人の家からお店の看板、照明に至るまで、以前のまぶしさがうそのようだ。
通り慣れた街の変容を目にするたびに思う。この暗い街には、少ない電気をみんなで分け合おうという思いやりが表れている。この国は何て優しい国なのだろう。
コンセントを差せば電気が通る、それが当たり前だと思っていた。電気には限りがある。だからみんなで大切に使わなくてはいけない。やっとそのことに気付いた。もっと早く気付くことができれば良かったと後悔している。
福島第1原発の事故で、福島から遠く離れて暮らす人が、東京電力に厳しい言葉を放っているのを見ると心が痛む。さまざまな意見はあるが、私たちのために現場で必死に作業してくれている人たちを責めるのは、ちょっと違うと思う。
誰かを責めることは簡単だ。けれど、電力会社が作っていた電気を使っていたのは紛れもない私たちである。
東京電力への厳しい言葉を口にしている人たちも含めて、それぞれの方法で街を暗くし、電気を分け合っている。いつもより暗い街は、ほかにもあちこちにあるだろう。日本は優しい国だと私は信じたい。
暗い街で、たくましく輝く希望の星をともに見上げよう。
心の交流が必要 (主婦・78歳)
2001年9月11日、世界貿易センタービルに旅客機が突っ込んだ。10年前のあの時のテレビ映像が今でも脳裏に浮かび上がる。
先日、ウサマ・ビンラディン容疑者殺害のニュースを知った1000人もの市民が世界貿易センタービルの跡地、グラウンド・ゼロに集まり、歓声を上げている様子が報じられた。これでテロがなくなればいい。
しかし、テロは再び指導者が代わり、負の連鎖が繰り返される。国際社会である今日、あの時の犠牲者約3000人の内の24人が日本人だった。犠牲者の1人、白鳥敦さんの父、白鳥晴弘さんのコメントに心を打たれた。白鳥さんは今も骨つぼを枕元に置いて床に就き、自分が死んだら息子と一緒にニューヨークかアフガニスタンに散骨してほしいと考えているとのことで、驚いた。
白鳥さんは「テロの連鎖は武力では終わらない。心の交流が必要なのだ」と、これまで続けてきたアフガンの子供たちに教育資源や衣料などの支援を今まで通り続ける決意を新たにされた。教育を受け、子供たちの自立心が育てば少しは変わるであろうと。
白鳥さんはアフガンやパキスタンを何度も訪れ、「あなたの正義とは何か?」とビンラディン容疑者に手紙を送ったが、今回の容疑者殺害によってその答えが返ってこなくなり、残念だと思う。
宗教的な問題か、米国への反抗か。真相が分からぬ今、犠牲者家族の無念に心が痛む。
~常陽新聞2011.05.13~
学校などで放射線量測定―取手
51カ所、簡易型測定器を使用
取手市災害対策本部は12日、市内の学校施設と児童施設計51カ所で
13日に放射線量を測定すると発表した。結果は市ホームページで公表する方針。
放射線量測定に関し、多くの市民から意見が寄せられているため、
市教育委員会が日本科学技術振興財団から教職員研修用として借用している
簡易型測定器を用いて実施する。
対象は小学校18校、中学校7校、保育所9カ所、
保育園(民間)6園、幼稚園(公立1、民間11)12園。
小中学校では午後0時30分から午後1時30分の間に、昼休みを利用して測定する。
保育所などでは午後2時から3時までの間に、市職員が2人1組で8班体制で計測する。
民間保育園6園、民間幼稚園11園は希望によって実施する。
同市内などでは、小泉俊明衆院議員が測定した情報をホームページで公表し、
問題となっていた。
小泉氏は政務官としてではなく、一衆院議員として地元の心配に応え、
個人的に入手したもので、政府としての公式見解ではないとしている。
白山西小学校 0.449が最高値だった
~常陽新聞2011.05.13~
取手、守谷で高い空間線量率
県測定、北茨城や高萩を上回る
東京電力の福島第1原子力発電所事故の影響から、県は12日、
これまで放射線空間線量率の測定を実施していなかった土浦やつくば市など
31市町村で11日に測定した結果を公表した。
それによると、いずれも健康に影響するレベルでは無かったが
取手市で0・236シーベルト、守谷市で0・226シーベルトと、
福島県境の北茨城、高萩市、大子町を上回った。
両市は千葉県境に位置するだけに、放射性物質の拡散の複雑さをうかがわせている。
県設置のモニタリングポストは県央、県北地域と鹿行地域の一部に設置されているだけで、
県南・県西地域には設置されていない。
このため、測定していない市町村の住民などから要望があり、今回の測定実施に至った。
測定は県環境放射線監視センター、原子力機構原子力科学研究所・
核燃料サイクル工学研究所・大洗研究開発センター、日本原子力発電東海発電所・
東海第2発電所の5機関により、5グループに分けて実施される。
7月まで月2回実施され、結果は測定日の翌日、
県のホームページで公表されることになっている。公表は今回が初めて。
県が可搬型モニタリングポストで測定している福島県境の同日の測定結果が最大で、
北茨城市が0・204、高萩市が0・151、大子町が0・112シーベルトで、
取手、守谷市ともこれを上回った。
1986年の旧ソ連のチェルノブイリ原発事故でも、
地形や風向きなどによって遠隔地でも放射線量が高い地域が多数でき、
「ホットスポット」と呼ばれた。
今回の福島第1原発事故でも計画的避難区域を設けるなど、
同心円では図れない複雑な拡散状況を見せている。
県内でもひたちなか市や鉾田市内に県境より高い線量率を示すモニタリングポストがあるが、
両市の数値は県民を驚かせそうだ。
県原子力安全対策課は「地形や風向きで、
放射性物質が集まりやすいのかもしれない」と推測している。
団さんが亡くなる1か月前のブログメッセージ~
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こんなときだからこそ、楽しさがなければいけない。
楽しさは生きる喜びであり、希望に繋がる、と快楽主義者の私は思うのである。
生きていることを実感し、
共に同じひとときを分かち合うことが出来る喜びを味わおうではないかと思う。
下を向いているばかりでは何も始まらない。
東北にもこれから桜が咲くだろう。
どんなに寒い冬でも必ず春が来るように、必ず桜は咲くように、
どんなに辛い時でも、必ず日は昇る。
津波や、放射能に侵された地にもやがて鳥が種を運び、花を咲かすだろう。
今東京は桜が満開である。桜は日本の心である。
桜を愛でることは日本人を愛でることだと今年は一層強く感じるのである。
~茨城新聞2011.05.12~
福島第一原発事故を受け、県内の放射線測定を全市町村に広げる為
茨城県は定期観測を行っていない31市町村でモニタリングカー5台による
移動測定を各市町村庁舎で実施した
本日12時県HPに公表された
移動測定は、7月までの第2,4水曜日に定期的に実施する
移動測定の対象になった県南西部と行鹿地域の中で
取手市0.236マイクロシーベルトが最高値
次いで守谷市0.226マイクロシーベルト
科学的なことは分からないけれど、気流や風の関係なのだろう
明日取手市で測定が行われるようです
あべ洋子のビタミン通信をご覧ください
埋蔵文化財センター(取手市吉田383)で5月20日から27日まで
取手市指定文化財の信楽寺(しんぎょうじ)所蔵
「絹本金箔地刺繍釈迦涅槃図」(けんぽんきんぱくじししゅうしゃかねはんず)の特別公開をします。
涅槃図は江戸時代初めに制作、縦3.6メートル、横2.1メートルで、絹に金箔を貼り、
お釈迦様が亡くなる場面を刺繍で描いています
入館無料です