茨城新聞 20200414
取手署は13日、取手市、無職男性(87)方から現金約2千万円が入った手提げ金庫と、通帳やキャッシュカード、印鑑などが入ったポーチが盗まれたと発表した。多額窃盗事件とみて調べている。同署によると、3月27日正午ごろから4月10日午後4時ごろまでの間に盗まれたとみられる。
茨城新聞 20200414
取手署は13日、取手市、無職男性(87)方から現金約2千万円が入った手提げ金庫と、通帳やキャッシュカード、印鑑などが入ったポーチが盗まれたと発表した。多額窃盗事件とみて調べている。同署によると、3月27日正午ごろから4月10日午後4時ごろまでの間に盗まれたとみられる。
新型コロナ 新たに9人感染 水戸の保育園児ら 県内110人
毎日新聞2020年4月14日
県は13日、県内の新型コロナウイルスの感染者が110人になったと発表した。11日夜から13日にかけ、水戸市の保育園児や日立市の介護事業所職員など、新たに9人の感染が確認された。
県や水戸市によると、新たな感染者は、10日に感染が確認された水戸市の救急隊員の妻の20代女性と子どもの女児▽つくば市と土浦市の80代女性▽日立市の介護事業所職員の50代女性と家族で東京都在住の飲食店勤務の20代女性▽土浦市の80~90代の夫婦▽水戸市の会社員の30代男性。水戸市の救急隊員の妻子に症状はなく、他の7人は軽症という。
水戸市の女児は8日まで「ひかり保育園」(水戸市袴塚1)に登園しており、園は女児の感染が判明した12日から10日間の臨時休園とした。園児約100人や保育士など27人について、女児との接触状況を確認し、必要があればPCR検査(遺伝子検査)をする。
救急隊員の濃厚接触者で同僚の消防職員15人は検査の結果、全員が陰性だった。うち4人に発熱症状があったが回復した。15人は自宅待機中。最初に感染が判明した救急隊員の感染経路は不明で、水戸市は「市中感染の可能性もある」としている。感染者が出た地域の消防機能は市消防本部から応援職員を配置し、業務を継続する。
日立市の50代女性は、家族の20代女性が自宅に帰省し、3日に20代女性が、6日に50代女性が発熱した。都内で感染した可能性が高い。50代女性は、勤務先の同市内の介護事業所に4日から出勤していなかったが、事業所はサービスを休止。利用者は1日に25人程度で、職員は12人おり、県が健康観察する。
つくば市と土浦市の80代女性はクラスター(感染者集団)が発生した介護老人保健施設「アレーテル・つくば」(つくば市)の入所者。土浦市の夫婦は、10日に感染が判明した牛久市在住の50代女性教員の両親。水戸市の30代男性は、感染者のひたちなか市の30代男性と同じ東京都内の会社に勤務していた。
また、これまでに判明した感染者のうち、県西部メディカルセンター勤務の医療従事者で筑西市在住の30代男性が退院した。県内の退院者は13日時点で計10人になった。
新型コロナ茨城県内死者3人目 新たに9人感染 救急救命士や教員
茨城新聞 20200411
茨城県は10日、新型コロナウイルスに感染して県内の医療機関に入院していた90代男性が同日、死亡したと発表した。県内で感染者の死者は3人目。亡くなった男性について、県は遺族の意向で病状など詳細を明らかにしなかった。県や水戸市によると、同日、感染が新たに確認されたのは9人。うち2人は院内感染が起きたJAとりで総合医療センター(取手市)の関連で、ほかに、水戸市在住で南消防署管内に勤務する30代救急救命士男性と、牛久市在住で土浦市立新治学園義務教育学校に勤務する50代教職員女性が含まれた。県内の感染確認は計91人。
また、県内感染者のうち、同日までに、筑波記念病院(つくば市)元職員の妻の70代女性と、同市の社交ダンス講師のレッスンを受けていた50代女性の2人が退院した。
水戸市での感染確認は3人目。救急救命士男性の感染経路は不明。妻と子2人の家族3人のほか、消防士と救急救命士の同僚15人をPCR検査する。同僚は自宅待機中だが、うち4人は発熱の症状がある。男性は3月20日から症状が出る4月5日までの間、計7日間勤務。その間、救急搬送などで19回出動した。市は搬送された人たち全員に症状がないか調べる。
5日は勤務日で正午ごろにせきが出て午後9時ごろ悪化。6日から非番や年休で自宅療養に入り、9日までに3回病院を受診。発熱や血たんがあった。
教職員女性は3月24日の修了式で数人の児童生徒と教室で会話したが、それ以降、児童生徒との接触はなかった。ほかに、同日と3月27日、今月1日の3回の職員会議で、隣席の職員と会話するなどした。2日午前中まで勤務したが、37〜38度台の熱があり、以降自宅で療養していた。
同センター関連の2人は40代看護師女性と、陽性だった別の看護師の家族の20代男性で、ともに取手市居住。関連の感染者は計17人に増えた。一般・救急外来については、予定通り13日に再開する方針。
ほかに感染が判明したのは、都内勤務の牛久市の20代飲食業女性▽栃木県の20代会社員女性▽都内に勤務するひたちなか市の30代会社員男性▽龍ケ崎市の40代男性▽取手市の20代女性。飲食業女性は3月11〜22日にフィリピンに旅行し、帰国後の同29日に発熱などの症状が出た。会社員女性は県内の会社に勤め、3月20日に都内を訪れていた。
出前とテークアウト、販売価格の一部補助 常総市独自の対策
産経新聞 20200411
新型コロナウイルスの感染拡大で、不要不急の外出自粛要請が出ていることを受け、常総市は10日、市内の飲食業者に対し出前とテークアウトの販売価格の一部を補助する独自の経済対策を行うと発表した。
飲食業者が出前または、テークアウトで販売する商品を、販売価格の2分の1(ただし上限は300円)を補助する。利用客は価格700円の場合は400円で、価格500円の場合は250円で購入できる。期間は今月23日から8月31日まで。
補助の対象は市内で飲食業を営む市商工会会員で、70事業者を見込む。1事業者30万円の補助を上限とし、予算額は2100万円。事業者は市税の未納がなく、補助金交付申請書や売り上げ台帳の提出などが条件という。
記者会見で神達岳志市長は「市民に積極的に利用してもらい、地域経済に潤いを持たせたい」と説明した。
市は参加店舗のメニューや連絡先を記載したチラシを作成し、5月下旬に全戸配布する予定という。
アプリで24時間医療相談 県の支援事業採択企業、無料で県民向けに提供 茨城
産経新聞20200411
県のスタートアップ支援事業などに採択されたベンチャー企業「AGREE」(つくば市)の医療相談アプリが、県民向けに無料で提供されている。9月30日まで。新型コロナウイルス感染拡大を受け、県が同社に県内での無料提供を依頼した。
アプリ名は「LEBER(リーバー)」。24時間、スマートフォンを通して医師に対し、コロナウイルス関連など全ての医療相談を期間中無料で行える(医師を指名する場合は有料)。事前登録が必要で、登録者の家族4人までが無料。アプリ上で記入した問診票に、医師が文章で返信する。同社によると、約8割は30分以内、6時間以内にはほぼ全てに返答があり、病状の目安を知ることができる。
県の担当者は「ウイルスで不安の中、病院に行くのも怖いという声を受けた。自宅での簡易的な判断に活用してほしい」と話している。