茨城新聞 20210516
新型コロナ 取手市が芸術家支援 市民会館の壁画制作者募集へ
毎日新聞 20210511
取手市は、新型コロナウイルスの影響で活動機会が減少している市内の芸術家を支援するため、多数の描き手による壁画を制作すると発表した。市民会館(同市東1)の壁がキャンバスとなり、謝礼を支払うことで支援につなげる。
同市には東京芸術大のキャンパスがあることなどもあり、在住の芸術家も多く、市はアートによるまちづくりに力を入れてきた。
今回の壁画制作は芸術を生業とし、市内に住んだり、拠点としたりしていることが条件。同会館正面の外壁全面(高さ9~14メートル、幅35メートル)に、市が公募する原画に基づいて制作する。
今月以降に原画と制作者を募集。その後、約60日かけて1日平均4人程度に描いてもらう計画だ。1日分の謝礼は1万5000円で、事業費は絵の具代なども含め693万円。担当者は「心が躍るような壁画を描いてもらいたい」と期待する。完成は9月末の見通しだ。
また市は、就学援助世帯の児童生徒に、読書感想文コンクールの課題図書などを配布する事業も行う。コロナ禍の中、就学援助費を支給されている世帯の収入がさらに減っている懸念があるための措置。
茨城新聞 20210509
一般高齢者を対象とした茨城県取手市の新型コロナウイルスワクチン集団接種が8日、同市新町の取手ウェルネスプラザで始まった。予約済みの高齢者220人が同日、1回目の接種を終えた。2回目は29日に行う。
同市では接種予約を年齢別で受け付け、今回は70歳以上が対象となった。集団接種は13日に同市藤代の藤代公民館、28日には同市寺田の福祉交流センターでも実施する。10日からは、市内医療機関での個別接種も始まる。
市によると、8日の集団接種で、副反応などによる体調不良やトラブルはなかった。同市小文間の女性(80)は「早く接種したいと思っていたのでひと安心。痛みもなく気分も悪くない。2回目の接種も不安なくできそうだ」と話していた。
同市の65歳以上の接種対象者は約3万8千人。8日現在で約1万581人が予約を済ませた。今月中に集団接種で約3千人が接種を終える予定。高齢者施設を対象とした接種も先月19日から先行して始まっており、入所者と職員への接種を一般高齢者と並行して進めている。
特別な1日は
時間を共有することに決めています。
母と家ランチをしておつかいをする。
デイサービスで描いたぬりえをたくさん持ってきました。
ひ孫に見せたくて・・・
ありがとう
母の日の贈り物
毎日新聞 20210509
「母の日」になると、2人の子供たちからそれぞれカーネーションの花をもらった。お小遣いで買ってくれた1本のカーネーションはきれいで、立派であった。一日でも長く花が持つようにと、何回も水を替えたものだ。
大きくなるにつれ、1本の花は花束になり、いつの間にかプレゼントまでもらうようになった。そこには必ず、心のこもった手紙も添えられていて、とってもうれしくって何度も読み返したものだ。今でも私の宝物である。
ここ何年か、「母の日」が巡ってくる度に思い出すことがある。それは近所のおばさんの言葉だ。
「あのね、母の日になるといつも子供たちから立派なカーネーションの花が届くのよ。とっても高いと思うわ。でもね、私は花なんかいらないのよ。花よりも、電話でいいから、『お母さん、元気にしてる?』っていうひと言が欲しいのよ」
子供たちが小さかった頃はあまり気にもならなかったが、2人ともそれぞれ家庭を持ち、離れて暮らす今はなぜかこの言葉が心に響く。
そう、親は何もいらないのだ。いつも思ってくれている優しい心からの言葉、それだけで十分幸せである。
親はいつも子供たちの幸せだけを願っているのだから、いつも思ってくれている優しい心からの言葉こそが、何よりも最高の「母の日」のプレゼントだ。
茨城新聞 20210507 吐玉泉
江戸川学園取手高3年生で、会社経営者でもある鷲田るみさん(17)がきのう、著書「JK、外国人の彼氏から#本日の日本を気づかされる。」を県教委に約130冊寄贈した。
3月末発行の同著は、鷲田さんと母の美加さんのエッセー、中林まどかさんの漫画を組み合わせた内容。食品サンプルの文化や児童生徒による学校の掃除など、日本の「魅力」を盛り込んだ。この日は著者3人が水戸市笠原町の県庁を訪れ、小泉元伸教育長に本を手渡した。県教委は、私立を含む県内の高校に配布する。
鷲田さんは「世界中に日本が大好きな人を増やすのが夢。その一歩として、日本人に日本の良さを知ってほしい」と語った。小泉教育長は感謝を伝え、「ぜひこのまま才能を伸ばして」とさらなる活躍に期待を寄せていた。
谷口正朋さんが死去 72年五輪バスケ得点王
産経新聞
バスケットボール男子の日本代表として1972年ミュンヘン五輪で得点王に輝いた谷口正朋(たにぐち・まさとも)さんが3日午前2時33分、膵臓がんのため茨城県取手市のJAとりで総合医療センターで死去した。75歳。東京都出身。葬儀・告別式は6日午前10時半から埼玉県ふじみ野市上福岡5の9の20、金周会館で。喪主は妻南(みなみ)さん。
ミュンヘン五輪で日本は14位に終わったが、サウスポーのシューターとして9試合に出場して191点と活躍した。日本リーグの日本鋼管(当時)で71年度から5季連続で得点王。引退後は日本バスケットボール協会専務理事などを歴任した。
収穫間近の茶畑が標高 350mの山あいに広がる。畑の真ん中にしつらえた木製テラスに座れば、眼下に広がる新緑を独り占めできる。