茨城新聞 20171116

茨城新聞 20171116

認知症すごろく 水戸市が製作 遊びながら予防・症状学ぶ
毎日新聞 2017年11月15日
水戸市が地域の老人会や介護専門職員の協力を受け、「認知症すごろく」を製作した。遊びながら症状や予防法を学べる内容で、市は高齢者向けに普及を進めている。
すごろくは71マスあり、「物忘れするようになった」「この洋服の着方が分からない」などの症状のほか、「デイサービスで体を動かそう」などの予防法が書かれている。その他、手を動かす軽い運動を求めるマスなどもある。
市の担当者は「地域ぐるみで、楽しく認知症を理解し支えてほしい」と話している。問い合わせは、市高齢福祉課地域支援センター(029・241・4820)。


いじめ早期発見、生徒スマホ活用 市教委
毎日新聞 20171110
中島菜保子さんが自殺した問題を受け、茨城県取手市教育委員会は9日、いじめを早期発見するため、生徒がスマートフォンなどから匿名でいじめを相談、通報できるシステムを来年1月に導入すると発表した。
市教委によると、市立中6校の全生徒約2300人が利用できる。いじめを受けたり目撃したりした時に、スマホやパソコンで「STOPit(ストップイット)」という専用アプリを使い、匿名で市の教育相談センターに通報する。スマホなどに通報した履歴が残らないため、他人に見られた場合も2次被害を防ぐことができる。
いじめ、スマホで匿名通報 取手市、システム導入
中3自殺受け、来年1月
茨城新聞 20171110
柏市が導入したアプリの利用イメージ。いじめについて匿名のままスマホで相談できる(ストップイットジャパン提供)柏市が導入したアプリの利用イメージ。いじめについて匿名のままスマホで相談できる(ストップイットジャパン提供)
2015年11月に取手市立中3年だった中島菜保子さん=当時(15)=が日記に「いじめられたくない」などと書き残して自殺した問題を受け、市教育委員会は9日、いじめを早期発見するため、スマートフォンなどの端末から、匿名でいじめの相談や通報ができるシステムを導入すると明らかにした。来年1月から。同システムの導入は県内で初めてという。
市教委によると、市立中6校の全生徒約2300人が利用できる。相談を書き込んで送信すると、学校名と学年だけが市教委側に伝わり、名前を明かさないまま、担当者とやりとりできる。
スマホやパソコンを使って「STOPit(ストップイット)」という専用アプリをダウンロードする。市は、生徒らから相談があれば、匿名で教育相談センターと市教委指導課が把握できるように設定する。同センターの担当職員を1人増員する。
通常、同アプリの使用には年間324円(税込み)が必要。市は全生徒分の費用を来年度予算に計上する予定。生徒らはダウンロード後、無料で利用できる。市は中学校へのスマホの持ち込みを禁止していることから、自宅での使用を想定している。
いじめを巡っては、実際に見聞きしたり、被害に遭ったりしても、「告げ口した」などと中傷されることを恐れ、通報や相談をためらってしまう子どもが少なくない。
中高生らの間でスマホの利用が広がる中、同アプリは、米国で約6千校が導入しているほか、国内では千葉県柏市などで導入している。取手市教委によると、柏市では5月下旬から約4カ月間に計63件の通報や相談があった。
市教委の倉持正教育部長は「(中島さんの自殺を)大変重く受け止めている」とした上で、「周囲が傍観することなく、通報や相談をしやすくすることで、適切に初期対応できる環境を整えたい」と話し、いじめの早期発見につなげたいとしている。 (石川孝明)
けんなん女子鼎談 お産5
7人の子育てに奮闘 助産院開業、経験伝える
ママの笑顔が大事
茨城新聞 20171110

[未来人材] 32歳、農業の傍ら飲食店を経営 茨城県取手市・長塚文洋さんカッコイイ居酒屋通じもうかる仕組み実践
2017年11月04日
若者力
「飲食店と農業でもうかる経営を伝えていきたい」と意気込む長塚さん(茨城県取手市で)
茨城県取手市の長塚文洋さん(32)は、若者が就農しやすい環境をつくろうと農業と飲食業を組み合わせ、就農後すぐにもうかる経営モデルの確立を目指している。就農と同時に居酒屋を開店し、販路を確保。雰囲気抜群の“カッコイイ飲食店”に集まる若者に農作業ボランティアを持ち掛け、販路と人手を確保する仕組み作りを目指す。
祖父母は農家で、小さい頃から「農家って格好悪い」というイメージを持っていた。大学卒業後に就職した工務店で転機が訪れた。営業で地域を回り高齢でも元気に農作業をする多くの農家と出会ったことで、心底「格好いい」と感じた。
就農を決めると、周囲から「農業はもうからない」「若い人がどんどんいなくなっている」と後ろ向きなことばかり言われ、逆に燃えた。「就農したくなるような、もうかる仕組みを作ってやる」。2013年に就農した。だが、作っても販路は限られる。「就農する若者は同じ課題にぶつかる。もうかるにはどうすればいいか」と考え、自分の作った農産物を無駄なく使え作業後にできる居酒屋を立ち上げた。
提供するのは無農薬で栽培した50品目の野菜や卵、地元農家5戸から買い取る野菜や豚肉。地場産が8割を超え、女性を中心に週末は80人が訪れる人気店になった。
経営が軌道に乗り店舗の規模を3倍に拡大。昼の弁当販売や、居酒屋の後にラーメン店の深夜営業も始めるなど、次々と新規事業に挑戦。来年1月には圃場(ほじょう)にハウスを併設した農家レストランを開店。子ども食堂も計画する。
長塚さんは「就農しやすい環境をつくるには、自分がもうかる仕組みを確立することが大事」と夢を語る。
茨城新聞 20171102
大洗町磯浜町のアクアワールド県大洗水族館の恒例イベント「ペンギンのお散歩タイム」が1日、始まった。飼育されている約40羽の中から選ばれた「精鋭」がとことこと愛らしく様子で歩く姿が来年5月6日まで見られる。風物詩ともいえる催しだが、昨年は鳥インフルエンザ拡大防止の観点から1カ月ほどで中止された。 スタートに向けて10月中旬から「朝練」を積み重ねていたという選抜メンバー十数羽は、午前11時ちょうどに笛の合図で登場。一本橋やスロープといった関門が設置されたコースを約5分間掛けて往復した。ぞろぞろと橋を渡ったり、軽快な足取りで階段を上り下りしたりするたびに、客席からは歓声が巻き起こった。 幼稚園の休みを利用し両親と訪れた千葉県市原市の木田あかりちゃん5は「一生懸命でとてもかわいらしかった」と笑顔。お散歩を見守った飼育員の藤岡さん23は「ペンギンは張り切った様子だった。動きに個性があるのでぜひ見てほしい」と話していた。 お散歩タイムは毎日1回、午前11時に開始。雨天・荒天時はお食事タイムに変更する。
女の気持ち 寄り添って
毎日新聞2017年11月2日
夫97歳と里山暮らし。若い頃はリンゴやナシ、柿を育てていましたが、今は家の周りで少しばかりの野菜や花作りを楽しんでいます。耕運機などの農機具は年を考え使わないようにしたので、スキやカマで午前と午後2時間ずつ、涼しい時間帯に2人で働いています。
時々民生委員さんが訪れ、「無理しないでね。困ったら施設に入れますから、申し出てくださいね」と優しい言葉をかけてくれますが、「住み慣れた我が家で暮らせるよう頑張りましょう」と夫には言っています。
「空気も景色もよくて水もおいしい。住み心地のよい場所だもの、2人がんばって働いていこうよ」。夏休みや正月に集う孫たちも野菜料理がおいしいと言い、「じいちゃんばあちゃんちの空気や水のおかげかな」と言っています。帰りにはイモやカボチャをたくさん持たせます。
夏じゅうとれたナス、ピーマンやトマトの収穫も終わりました。来年も作れるかな、無農薬野菜。夫婦でやればきっとできるでしょう。今はニンジン、大根、白菜、ホウレンソウと冬まで緑がいっぱいです。
「毎日3度の食事がおいしく食べられるのだから大丈夫、100歳まで生きてくださいね」と夫に向かいつぶやきます。夕焼け雲が西の空をあかね色に染め、あすの天気を約束しています。
老いは孤独な終末ではありません。寄り添って黄金の実りを迎えましょう。北から南へと続く南アルプスを眺め、さあおいしい夕食作りだ! 野菜を抱え家へ急ぎます。
シェイクアウト訓練 地震の時は姿勢を低く 取手市で初
毎日新聞2017年11月2日
取手市は1日、地震が起きた際、その場で「姿勢を低く」「頭を守る」「動かない」という三つの行動を取って安全確保する「シェイクアウト訓練」を行った。
同日午前10時にあったJアラート「緊急地震速報」の発信訓練に合わせて1分間実施した。同市の防災訓練でシェイクアウトを取り入れるのは初めてといい、市役所では窓口対応などにあたる一部の職員を除いて、全職員が一斉に机の下に身をかがめていた。
また市は事前に、自主防災会、小中高校、保育園・幼稚園、市内企業などに呼びかけ、計105の団体・企業から約2万4000人が参加した。