毎日新聞 20171122
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企業支援スペース続々
火曜日, 11月 21st, 2017女の気持ち 特別な誕生日
土曜日, 11月 18th, 2017女の気持ち 特別な誕生日
毎日新聞 2017年11月18日
ある暖かい朝。「きょうは車ではなくてちょっと出かけようか」との主人の言葉で、列車の小さな旅が始まった。
ローカル線に乗り、コトコト走る。車では見逃してしまうような発見をしては、声をかけあう。ゆったりした時間は、何にも代え難い心の旅。忙しい日々の中、とかく置いてきぼりになってしまいがちな思いやりを、ゆったり丁寧に過ごすことで思い出す。
車窓からの紅葉、青い空、白い雲……。何でもない景色かもしれないが今日は特別、心穏やかに2人をつないでくれる。
初めて歩いた、長野県の野辺山駅からJRの標高最高地点までの道のり。「あの山、グランドキャニオンみたい」。行ったこともないのに、顔を見合わせ大笑い。「この広い牧草地、北海道!」と子どものようにはしゃぐ私たち。家にいては味わえない、夫婦の会話を楽しんだ。
31年も一緒にいるけれど、今日改めて幸せを一生懸命私に届けようとしてくれる主人に感謝の思いがわき、涙が止まらなかった。
休みを1日とって共に過ごしてくれたこの時間、実は私への誕生日の贈り物だった。思いがけないプレゼントを、2人の新たなスタートにしていけるよう、心の窓辺にそっと飾った。今日感じた小さな幸せがずっと続くよう、おたがいに心遣いを忘れず、私たちの周りの方々にも感謝の気持ちを届けたい。
これからも、大切な物を見つめながら生きていきたい、ずーっと一緒に。
子どもの本のひろば 取手で来月2、3日開催
土曜日, 11月 18th, 2017子どもの本のひろば 取手で来月2、3日開催
毎日新聞 2017年11月18日
取手市の市民グループ「とりで・子どもの本の会」が12月2~3日、イベント「子どもの本のひろば」を市福祉会館3階で開く。同会推薦の絵本約100冊の展示や読み聞かせのほか、子供が中で遊べる段ボールの「家」でのお話し会もある。
同会は1979年設立。現在の会員は30~80代の女性28人。92年から毎年、小学3年を対象にした「学校訪問お話し会」を開くなど、本に親しんでもらう活動を続けてきた。
地道な取り組みが認められ、今月には「野間読書推進賞」を受賞した。代表の藤本都子さん(73)は「これまで携わってきた数百人みんなの賞です」と喜んでいる。
サイクルアートフェス タイヤでアート
土曜日, 11月 18th, 2017サイクルアートフェス タイヤでアート 模擬レースも 取手競輪場であす
毎日新聞 20171118
取手市白山の取手競輪場で19日、「サイクルアートフェスティバル」が開かれる。競輪の模擬レース、バンクでの自転車試走体験のほか、巨大からくり立体アート「power spinner」(パワースピナー)もお目見えする。
アートは縦横3メートル。さまざまな形のタイヤ約20個と危険物運搬トラックの標識「危」を鉄製のラックに取り付けた。タイヤは連動して回転する。
制作した同市の芸術家、藤村祥馬さん(26)=東京芸術大大学院修了=は「スピードの脅威とか人間を超越した力を表現した」と話す。
フェスは午前9時45分~午後4時。荒天時中止。問い合わせは県自転車競技事務所(0297・73・3240)。
認知症すごろく
水曜日, 11月 15th, 2017認知症すごろく 水戸市が製作 遊びながら予防・症状学ぶ
毎日新聞 2017年11月15日
水戸市が地域の老人会や介護専門職員の協力を受け、「認知症すごろく」を製作した。遊びながら症状や予防法を学べる内容で、市は高齢者向けに普及を進めている。
すごろくは71マスあり、「物忘れするようになった」「この洋服の着方が分からない」などの症状のほか、「デイサービスで体を動かそう」などの予防法が書かれている。その他、手を動かす軽い運動を求めるマスなどもある。
市の担当者は「地域ぐるみで、楽しく認知症を理解し支えてほしい」と話している。問い合わせは、市高齢福祉課地域支援センター(029・241・4820)。
いじめ早期発見、生徒スマホ活用 取手市教育委員会
金曜日, 11月 10th, 2017いじめ早期発見、生徒スマホ活用 市教委
毎日新聞 20171110
中島菜保子さんが自殺した問題を受け、茨城県取手市教育委員会は9日、いじめを早期発見するため、生徒がスマートフォンなどから匿名でいじめを相談、通報できるシステムを来年1月に導入すると発表した。
市教委によると、市立中6校の全生徒約2300人が利用できる。いじめを受けたり目撃したりした時に、スマホやパソコンで「STOPit(ストップイット)」という専用アプリを使い、匿名で市の教育相談センターに通報する。スマホなどに通報した履歴が残らないため、他人に見られた場合も2次被害を防ぐことができる。
いじめ、スマホで匿名通報 取手市、システム導入
中3自殺受け、来年1月
茨城新聞 20171110
柏市が導入したアプリの利用イメージ。いじめについて匿名のままスマホで相談できる(ストップイットジャパン提供)柏市が導入したアプリの利用イメージ。いじめについて匿名のままスマホで相談できる(ストップイットジャパン提供)
2015年11月に取手市立中3年だった中島菜保子さん=当時(15)=が日記に「いじめられたくない」などと書き残して自殺した問題を受け、市教育委員会は9日、いじめを早期発見するため、スマートフォンなどの端末から、匿名でいじめの相談や通報ができるシステムを導入すると明らかにした。来年1月から。同システムの導入は県内で初めてという。
市教委によると、市立中6校の全生徒約2300人が利用できる。相談を書き込んで送信すると、学校名と学年だけが市教委側に伝わり、名前を明かさないまま、担当者とやりとりできる。
スマホやパソコンを使って「STOPit(ストップイット)」という専用アプリをダウンロードする。市は、生徒らから相談があれば、匿名で教育相談センターと市教委指導課が把握できるように設定する。同センターの担当職員を1人増員する。
通常、同アプリの使用には年間324円(税込み)が必要。市は全生徒分の費用を来年度予算に計上する予定。生徒らはダウンロード後、無料で利用できる。市は中学校へのスマホの持ち込みを禁止していることから、自宅での使用を想定している。
いじめを巡っては、実際に見聞きしたり、被害に遭ったりしても、「告げ口した」などと中傷されることを恐れ、通報や相談をためらってしまう子どもが少なくない。
中高生らの間でスマホの利用が広がる中、同アプリは、米国で約6千校が導入しているほか、国内では千葉県柏市などで導入している。取手市教委によると、柏市では5月下旬から約4カ月間に計63件の通報や相談があった。
市教委の倉持正教育部長は「(中島さんの自殺を)大変重く受け止めている」とした上で、「周囲が傍観することなく、通報や相談をしやすくすることで、適切に初期対応できる環境を整えたい」と話し、いじめの早期発見につなげたいとしている。 (石川孝明)
女の気持ち 寄り添って
木曜日, 11月 2nd, 2017女の気持ち 寄り添って
毎日新聞2017年11月2日
夫97歳と里山暮らし。若い頃はリンゴやナシ、柿を育てていましたが、今は家の周りで少しばかりの野菜や花作りを楽しんでいます。耕運機などの農機具は年を考え使わないようにしたので、スキやカマで午前と午後2時間ずつ、涼しい時間帯に2人で働いています。
時々民生委員さんが訪れ、「無理しないでね。困ったら施設に入れますから、申し出てくださいね」と優しい言葉をかけてくれますが、「住み慣れた我が家で暮らせるよう頑張りましょう」と夫には言っています。
「空気も景色もよくて水もおいしい。住み心地のよい場所だもの、2人がんばって働いていこうよ」。夏休みや正月に集う孫たちも野菜料理がおいしいと言い、「じいちゃんばあちゃんちの空気や水のおかげかな」と言っています。帰りにはイモやカボチャをたくさん持たせます。
夏じゅうとれたナス、ピーマンやトマトの収穫も終わりました。来年も作れるかな、無農薬野菜。夫婦でやればきっとできるでしょう。今はニンジン、大根、白菜、ホウレンソウと冬まで緑がいっぱいです。
「毎日3度の食事がおいしく食べられるのだから大丈夫、100歳まで生きてくださいね」と夫に向かいつぶやきます。夕焼け雲が西の空をあかね色に染め、あすの天気を約束しています。
老いは孤独な終末ではありません。寄り添って黄金の実りを迎えましょう。北から南へと続く南アルプスを眺め、さあおいしい夕食作りだ! 野菜を抱え家へ急ぎます。
シェイクアウト訓練 地震の時は姿勢を低く 取手市で初
木曜日, 11月 2nd, 2017シェイクアウト訓練 地震の時は姿勢を低く 取手市で初
毎日新聞2017年11月2日
取手市は1日、地震が起きた際、その場で「姿勢を低く」「頭を守る」「動かない」という三つの行動を取って安全確保する「シェイクアウト訓練」を行った。
同日午前10時にあったJアラート「緊急地震速報」の発信訓練に合わせて1分間実施した。同市の防災訓練でシェイクアウトを取り入れるのは初めてといい、市役所では窓口対応などにあたる一部の職員を除いて、全職員が一斉に机の下に身をかがめていた。
また市は事前に、自主防災会、小中高校、保育園・幼稚園、市内企業などに呼びかけ、計105の団体・企業から約2万4000人が参加した。
温暖化で「猛烈な台風増」 つくば・気象研
火曜日, 10月 31st, 2017温暖化で「猛烈な台風増」
気象研 温暖化で日本南海上の「猛烈な台風」増
地球温暖化が進むと、台風など世界中で発生する熱帯低気圧の数は減るが、日本の南海上を通過する猛烈な台風は増えるとのシミュレーション結果を、気象研究所(茨城県つくば市)などの研究チームが26日発表した。この地域では、海面水温上昇のほか、大気循環が台風を発達させやすい状態になることが原因とみられるという。
研究チームによると、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告書が予測しているように、有効な対策を採らず今世紀末に世界の平均気温が現在より3度程度上昇した場合、世界の熱帯低気圧の年間発生数は現在より33%減少。米国のハリケーンで上から2番目に強い「カテゴリー4」以上(風速59メートル以上)に相当する猛烈な台風も13%減る結果になった。
一方、日本の南海上から米ハワイ、メキシコの西海上にかけての北太平洋では、猛烈な台風が増加。日本の南海上では、現在10年に3回程度から5回程度に増える。強い風雨は広範囲に及ぶため、チームの吉田康平研究官は「日本列島への影響も大きく、温暖化防止や台風への警戒を強める必要がある」と指摘する。
大壁画 長さ100メートル 取手駅西側擁壁に完成
月曜日, 10月 30th, 2017毎日新聞2017年10月30日
取手市中央町の取手駅西側擁壁で、長さ100メートル、高さ2~3メートルの大壁画「未来につなぐ小さなキラキラ」が完成した。
市内の若手芸術家でつくる「取手市壁画によるまちづくり実行委員会」と、東京芸術大の学生らが9月中旬からアクリル絵の具を使って塗装作業に着手。コンクリートの壁が色鮮やかで温かみのある絵に一変した。
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原画は守谷市のイラストレーター、nats:u:mi(高橋夏海)さん(25)が描いた。27日に自ら最後の仕上げを行い、「海、森や街並みなどをイメージして明るい色で描いた。楽しい気持ちになっていただければ」と話していた。