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取手ジャズ・デイズ!小沼新聞舗でチケット取り扱い中

月曜日, 9月 25th, 2017

取手ジャズ・デイズ!

30日から 過去最多、29組出演 

毎日新聞2017年9月25日 

 プロ・アマのジャズ奏者が競演する「取手ジャズ・デイズ!」が30日~10月1日、取手市民会館(同市東1)と周辺で開かれる。7回目を迎え、毎回おなじみの東京芸術大ビッグバンドMANTO VIVOや、初参加の国立音楽大ニュータイドジャズオーケストラを含む過去最多の29グループが出演する。

 市と市文化事業団が主催。メインの市民会館大ホールのほか、中庭の特設会場とデッキで演奏が繰り広げられる。今回初めてプレイベントとして国立音大が17日に大ホールで熱演、約700人が軽快な演奏を堪能した。

 両日正午開演。中庭とデッキでは各バンドが20~30分ずつ演奏、無料で鑑賞できる。1日正午からは大ホールで地元ビッグバンド、Swing’80と国立音大の無料公演がある。大ホールでは両日の夕刻から有料公演がある。30日午後5時=東京芸大、荒山諒カルテット、H ZETTRIO▽1日午後6時=国府弘子スペシャルトリオと小松亮太(バンドネオン)、青柳誠トリオと石田泰尚(バイオリン)。全席指定で前売り2500円、当日券3000円。問い合わせは文化事業団(0297・73・3251)。

小沼新聞舗 
 茨城県取手市新町5-11-3
 ☎ 0297-73-0925

福島第1原発事故 集団健診望む陳情を不採択

土曜日, 9月 23rd, 2017

東日本大震災

福島第1原発事故 集団健診望む陳情を不採択 取手市議会 

毎日新聞2017年9月23日 

 取手市議会は22日、東京電力福島第1原発事故による子供への健康影響を調べる集団健診を求める陳情を賛成少数で不採択とした。

 陳情書は、甲状腺や血液、心電図などの集団健診の定期的な実施を求めている。反対討論に立った山野井隆市議は「福島県の県民健康調査では、これまでに発見された甲状腺がんは放射線の影響とは考えにくいと報告されている」と反対。一方、小池悦子市議は「取手はホットスポットになった。継続的に見ることが大切で、検査は不安を抱えている人への誠実な対応だ」と述べた。

残った古米、寄付してください 

火曜日, 9月 19th, 2017

フードバンク

残った古米、寄付してください 

毎日新聞2017年9月18日 

 規格外などの理由で、賞味期限内に破棄される食品を生活困窮者に提供するNPO法人「フードバンク茨城」(牛久市)が、新米の収穫期に合わせて、家庭内などに残っている古米の寄付を呼び掛けている。

 寄付された古米は、社会福祉協議会などを通じて生活困窮者に提供するほか、福祉施設などにも寄贈する。特に処分を予定していたり、食べる予定がないまま保管している古米や古々米の寄付を家庭や飲食店などに呼び掛けている。

 スーパーマーケットなど県内52カ所に設置された「きずなBOX」や、同法人の事務所(水戸市と牛久市)で受け取る。問い合わせは、同法人(029・874・3001)。

金属彫刻 一新 JR取手駅東口 

土曜日, 9月 16th, 2017

金属彫刻 一新 JR取手駅東口

毎日新聞2017年9月16日

取手市のJR取手駅東口の歩道沿いに展示されている金属彫刻16点が3年ぶりに一新された。

ここには鋼板を使った展示台(縦173センチ、横280センチ)が12基設置され、「ストリートアートステージ」として作品を展示してきた。

東京芸術大美術学部の学生や助手らが制作した金属彫刻の作品群は2001年から展示を開始し、1年半~3年おきに交換している。今回で7シリーズ目の作品群になる。

市は市街地を美術館化するタウンミュージアム構想を進めており、「芸術を身近に感じてほしい」(文化芸術課)としている。

考えさせられた投稿でした

土曜日, 9月 16th, 2017

女の気持ち 今でも迷う
毎日新聞2017年9月15日

高校を卒業して今年で10年。大学院も博士課程3年目になった。将来は大学の先生になって理論を追究するほか、国連機関で働いて国際協力の現場で実務経験も積もうと目標を抱いて、この業界に足を踏み入れた。世界中を駆け巡って、ずっとがむしゃらに突き進んできた。

そんな今夏のある日、妊娠していることに気が付いた。妊娠4週目だった。市販の妊娠検査薬で判明し、病院で確定の診断を受けても、母子手帳をもらいに行った役所で「おめでとうございます!」と言われても素直に喜べなかった。

実感が持てないまま微熱に腹痛につわりといった症状がだんだん重くなっていった。食べられるものが限られ、起きているのもつらくなり、日常生活でさえ1人では困難なことが増えた。こんな状況で出産や育児と大学院を両立させ、研究職や国連職員を目指すのは私にはとても無理だと思った。

これまでやってきたことに終止符を打って結婚して家庭に入り、出産したら、生まれてくる子を心から愛せるのだろうか、幸せにできるのだろうか。いつか何かの折に「あなたのせいで」と子どもを責めてしまわないだろうか。数週間、キャリアと出産のはざまで必死に悩んだ。

もう少し、あと数年だけ時間が欲しい。やりたいことを思う存分追求したら、家事にも育児にも専念したい。そう決心して私は手術を受けた。結果的に、命よりも不確実な未来のキャリアを優先してしまった。正しい決断だったのか今でも迷う。

いばらき魅力見つけ隊 守谷・小さな鳥の資料館

金曜日, 9月 1st, 2017

毎日新聞 20170901

いばらき魅力見つけ隊 守谷・小さな鳥の資料館

つくばエクスプレス開通後、宅地開発が進む守谷駅からわずか数キロの場所に広がる里山の散策路の近くに「小さな鳥の資料館」がある。館長の池田昇さん(68)が所有する約80種類の鳥の剥製や、周辺の鳥を撮影した写真パネルなどを展示している。

池田さんは水海道市(現常総市)出身。小学6年の時、鷹(たか)匠を取り上げたテレビのドキュメンタリー番組を見て、野生のタカやフクロウに興味を抱いた。小中学校の教員をしながら、守谷の里山に集う野鳥の生態を調べ、写真を撮影して記録する地道な作業を積み重ねてきた。

撮り続けてきた膨大な写真や野鳥の剥製は自宅に保管してきたが、点数が増えて次第に手狭になった。「野鳥の保護の大切さを知っていただくため、皆さんに見てほしい」と、2000年に自宅隣に資料館を建設した。

木造2階建ての建物の中に入ると、クマタカ、オオタカ、フクロウ、カワセミなどの剥製が出迎えてくれた。ほとんどが守谷で生息していた野鳥だというから驚きだ。

屋外に並ぶケージでは、リハビリ中の野鳥が羽根を休めていた。負傷や衰弱のため保護された野鳥を一時的に預かり、世話をしている。現在はオオコノハズク、ノスリ、サシバがいた。この他に、池田さんが「ペット」として飼育しているオオタカとラナーハヤブサも大型ケージで暮らしている。

池田さんによると、散策路周辺は40種もの野鳥が集う貴重な場所だという。池田さんは自ら制作したパネル「キャベツからサシバまで」を手に里山の生態系を説明してくれた。

「畑のキャベツを虫が食べる。虫はシジュウカラの餌になる。シジュウカラが巣穴で休んでいるとはい上がってきた蛇に食べられてしまう。サシバは上空から蛇に襲いかかり、鋭い爪とくちばしで捕まえる」

池田さんは「現代の生活は自然と離れすぎてしまった。もっと自然に関心を持って本物の自然の素晴らしさに触れてもらう手助けになれば」と話す。

資料館は守谷駅から徒歩約20分(守谷市本町4533の5)。入館無料。不定休。毎月第4日曜午前9時から野鳥観察会を開いている。次回は9月24日の予定。連絡先は池田さん(090・1465・8177)。

全国消防救助技術大会取手消防署員のチーム入賞

木曜日, 8月 31st, 2017

全国消防救助技術大会

取手消防署員3人 「ほふく救出」で入賞 

毎日新聞2017年8月31日 

 取手市消防本部の取手消防署員のチームが、宮城県で開かれた全国消防救助技術大会の「ほふく救出」種目に県代表として出場し、好タイムで入賞した。

 出場したのは、貝塚将人さん(29)赤羽正隆さん(29)茂木太平さん(25)の3人。

 長さ8メートル、縦・横各90センチの「煙道」という狭い空間から人を助け出す種目。3人はあらかじめ決めた手順通りにこなし、標準の1分2秒を約23秒も下回る38秒5の好タイムで、参加52チームのうち6番目だった。

 リーダーの貝塚さんは「最高の成績を残せた。これからも市民の安全のために努力したい」と笑顔を見せた。

取手駅西側、擁壁に描く原画決定 

土曜日, 8月 26th, 2017

壁画

取手駅西側、擁壁に描く原画決定 守谷の高橋さん作品「未来につなぐ小さなキラキラ」 

毎日新聞 2017年8月26日 

 取手市と若手芸術家団体「取手市壁画によるまちづくり実行委員会」は、JR取手駅西側コンクリート擁壁(長さ約100メートル)をキャンバスにして描く壁画の原画を決定した。

 選ばれたのは守谷市在住のイラストレーター、高橋夏海さん(25)の作品「未来につなぐ小さなキラキラ」。9月中旬から制作を始め、10月末をめどに完成させる。

 実行委員会が応募29点から4点を選び、市民の投票で決めた。高橋さんの作品が最多の745票を獲得し、大賞に選ばれた。

 高橋さんは「壁画は初めてで、大賞は信じられない。私が感じた日常生活の小さなキラキラを描いた。壁画を眺めて、大切なキラキラをもっと見つけてほしい」と話した。

道の駅本当に必要?

土曜日, 8月 19th, 2017

地方創生 道の駅「本当に必要?」 計画相次ぎ、先行きに不安

毎日新聞2017年8月19日
「道の駅」は元々、ドライバーのトイレ・休憩施設が主な役割だったが、国土交通省が2014年8月、特産物や観光資源を生かして人を呼ぶ「地方創生の拠点」と位置付けると、全国の自治体から建設を求める交付金の申請が相次いだ。同年4月時点の登録数は1030カ所だったが、3年で87カ所増加した。まだ建設・計画中の自治体も多い。

坂東市議会は今年5月、計画中だった道の駅の整備中止を求める議案を全会一致で可決した。建設予定地に埋まっている廃棄物の処理費用が掛かるとの理由だが、これまで計画を進めてきた前市長が4月に落選したことも影響したと見られる。市議の一人は「数十億円もの投資に見合う事業か疑問があった。国も県も無責任だから、しばらく様子を見てから検討しても遅くない」と話した。

一方、市の担当者は、北関東3県にある道の駅の位置を示した「北関東のソコヂカラ」というガイドマップを示し、「茨城は道の駅が少ないので県も推進している。費用以上のメリットがあることを何とか示したい」と反論した。

4月時点の登録数は群馬31、栃木24に対して茨城は13にとどまる。だが坂東市のある県西地域では、既に下妻市▽境町▽五霞町▽古河市--で既に開業済みで、ほとんどが近接している。境町と五霞町の道の駅は直線でわずか5キロほどだ。さらに筑西市や常総市、県南でも龍ケ崎市や阿見町が計画中だ。

「地方創生の拠点」と位置付けたことで、既存施設の改修や増築も進む。境町は2億円を投じてレストランを増設する。

13年に開業した古河市の「まくらがの里こが」の指定管理者になっている外食企業「ダイナック」(東京都新宿区)の早川浩史・法人営業副本部長は「昨年度も来場者は伸びており、まだ飽和状態ではない」と分析する。だが、先行きに不安はあるという。レストランと共に経営の柱になっている地元野菜の販売は利益率が低いため、競争激化を見すえると、加工するなどして商品の特色を打ち出す必要があるという。

ある自治体の担当者はため息まじりにつぶやいた。「とにかく来てもらって魅力を感じてもらうしかない。移住なんて、その先にある話だ」

道の駅を研究する尾道市立大の小川長(おさむ)教授(経営学)は「『地方創生』とは『地方活性化』を言いかえただけ。国が一律に交付金や補助金のメニューを提示し、それに地方自治体が飛びついている。財政が悪化する中でやみくもに建てるのは危険だ。地域にとって本当に必要なものが何かを考え抜かなければ、いずれは整理される」と警鐘を鳴らす。

茨城県知事選 取手二中・野川さんの絵、ポスターに採用

日曜日, 8月 13th, 2017

茨城県知事選 取手二中・野川さんの絵、ポスターに採用 全市町村選管が掲示 
毎日新聞2017年8月13日 

 県選挙管理委員会は取手市立取手二中2年の野川佳鈴さん(13)が描いた絵を、知事選への投票を呼びかけるポスターの原画に採用した=写真は県選管提供。5サイズ計1万3150枚を作製。配布された全市町村選管が公共施設などに掲示している。

 原画は野川さんが市立白山小6年の時、全国公募のポスターコンクールに応募し、入賞した作品。若い女性が右手に持った望遠鏡で周囲を眺めながら左手で投票。レンズにはスーパーマーケットや病院などが映る。野川さんは「住んでいる地域の未来を考えて投票する様子を描いた。知事選のポスターに選ばれた実感がわかないけれど、うれしい」と話した。