4月14日発表資料
【111例目から116例目】新型コロナウイルス感染症患者の発生について
110例までのまとめ 茨城新聞20200414
新型コロナ 新たに9人感染 水戸の保育園児ら 県内110人
毎日新聞2020年4月14日
県は13日、県内の新型コロナウイルスの感染者が110人になったと発表した。11日夜から13日にかけ、水戸市の保育園児や日立市の介護事業所職員など、新たに9人の感染が確認された。
県や水戸市によると、新たな感染者は、10日に感染が確認された水戸市の救急隊員の妻の20代女性と子どもの女児▽つくば市と土浦市の80代女性▽日立市の介護事業所職員の50代女性と家族で東京都在住の飲食店勤務の20代女性▽土浦市の80~90代の夫婦▽水戸市の会社員の30代男性。水戸市の救急隊員の妻子に症状はなく、他の7人は軽症という。
水戸市の女児は8日まで「ひかり保育園」(水戸市袴塚1)に登園しており、園は女児の感染が判明した12日から10日間の臨時休園とした。園児約100人や保育士など27人について、女児との接触状況を確認し、必要があればPCR検査(遺伝子検査)をする。
救急隊員の濃厚接触者で同僚の消防職員15人は検査の結果、全員が陰性だった。うち4人に発熱症状があったが回復した。15人は自宅待機中。最初に感染が判明した救急隊員の感染経路は不明で、水戸市は「市中感染の可能性もある」としている。感染者が出た地域の消防機能は市消防本部から応援職員を配置し、業務を継続する。
日立市の50代女性は、家族の20代女性が自宅に帰省し、3日に20代女性が、6日に50代女性が発熱した。都内で感染した可能性が高い。50代女性は、勤務先の同市内の介護事業所に4日から出勤していなかったが、事業所はサービスを休止。利用者は1日に25人程度で、職員は12人おり、県が健康観察する。
つくば市と土浦市の80代女性はクラスター(感染者集団)が発生した介護老人保健施設「アレーテル・つくば」(つくば市)の入所者。土浦市の夫婦は、10日に感染が判明した牛久市在住の50代女性教員の両親。水戸市の30代男性は、感染者のひたちなか市の30代男性と同じ東京都内の会社に勤務していた。
また、これまでに判明した感染者のうち、県西部メディカルセンター勤務の医療従事者で筑西市在住の30代男性が退院した。県内の退院者は13日時点で計10人になった。
茨城県新型コロナウイルス感染症対策本部発表資料
【78例目、79例目】新型コロナウイルス感染症患者の発生について
(JAとりで総合医療センターにおける新型コロナウイルス感染症患者の発生に係るPCR検査の結果等について)
茨城新聞 20200406
《新型コロナ》茨城、PCR検査の態勢強化 1日100件超に拡充 集団感染受け対応
新型コロナウイルスに感染しているかどうかを調べる「PCR検査」について、茨城県は1日当たりの実施可能数を従来比2倍の100件超まで拡充した。クラスター(感染者の集団)の発生などで検査対象者が急増したため、県衛生研究所(水戸市)が3月末から特別態勢で対応。医療機関の協力分も含めると、県内では1日150件ほど実施可能となり、現時点では「需要に応えられている状況」(県)という。
PCR検査は原則、感染の疑いで帰国者・接触者外来を受診し、医師が必要と認めた場合に受ける。粘液などに含まれるウイルスに特有の遺伝子配列を増幅させて検出し、陽性か陰性かを判定する。
県内での検査は、県衛生研究所が水戸市保健所からの依頼分も含め実施している。同研究所は現在、4台あるPCR検査機器のうち1台は食中毒などの検査用とし、残る3台を新型コロナウイルス専用として運用している。
これまでは通常業務の範囲で1日当たり48件ほど検査していたが、県内では3月末以降、病院や介護施設などでクラスターが相次いで発生。感染者と接触した可能性がある人が1カ所当たり100人規模になるなど検査需要が急拡大していた。
これを受け、同研究所は所を挙げて特別態勢に移行。担当のウイルス部以外の職員も検体の受け付けや成績書の作成業務に当たるなど、「総力戦」で1日の実施可能数を100件程度へ増やした。
3月末以降に同研究所が実施した検査は、同31日が119検体、4月1日は140検体、2日は115検体、3日は139検体だった。1月末の検査開始以降に調べた検体数の累計は1743件(3日現在)となった。
県疾病対策課によると、同研究所のほかに、PCR検査機器を持つ県内の一部医療機関でも1日当たり50件程度の検査ができる。公的医療保険の適用が始まり、これとは別に民間検査機関での検査も始まっている。
同課は「現時点では医師が必要と認めたケースは全件検査を実施できている」としている。
茨城新聞 20200407
安倍晋三首相は新型コロナウイルス特別措置法に基づく「緊急事態宣言」を7日にも発令すると表明した。対象は東京など首都圏と大阪、兵庫、福岡の7都府県で期間は1カ月程度。諮問委員会に諮り、決定する。
つくば市では、新型コロナウイルス感染拡大による医療崩壊を防ぐため、市の公共宿泊施設「ゆかりの森」等の公共施設をつくば市内の陽性患者の受け入れ施設として提供をする準備を整えています。医療崩壊を防ぐには、無症状・軽症患者の病院以外の施設での早急な受け入れが不可欠となります。全国の地域で即座に実施できる取り組みとして、自治体が保有する宿泊施設等の公共施設活用を「公共施設提供モデル」として推進していきます。
スポニチ 20200707
新型コロナウイルス対策ダッシュボード
病床数確認サイトが話題に!
感染者数や病床使用率が一目で確認可能!!
都道府県別に病床数と患者数を表示した「新型コロナウイルス対策ダッシュボード」(4月4日現在、東京のみ6日午前11時現在)
都道府県ごとの感染者や病床の数、使用率などが一目で分かる「新型コロナウイルス対策ダッシュボード」が、インターネット上で話題になっている。
開発者は福井県鯖江市のソフトウエア開発企業「jig.jp」の福野泰介氏で、東京都の感染症対策サイト立ち上げにも携わった。厚生労働省や各自治体の発表データから患者数などの数値を抽出し一覧にまとめた。空き病床が少ない自治体ほど色が濃くなる仕様で、都市部ほど足りない状況が一目瞭然。病床数の増加など、反映が遅れることもあるが「各地の事情が分かりやすい」と注目されている。
茨城新聞 2020年4月5日
《新型コロナ》茨城県内で新たに5人感染 JAとりで患者ら 常陸太田の親子も
茨城県は5日、県内で新型コロナウイルスの感染が新たに5人確認されたと発表した。うち3人は、院内感染が起きたJAとりで総合医療センター(取手市)の患者2人と看護師。残る2人は、都内の飲食店勤務の30代女性と、その父で常陸太田市の60代自営業男性。親子はいずれも軽症という。県内の感染確認は計64人となった。
県内2例目の感染者となったつくば市の20代男子大学生が4日に退院したことも発表。県内感染者で退院は2人目。
同センターで陽性が確認されたのは、院内で最初に感染が判明した入院患者と同部屋だった、つくば保健所管内の60代無職男性。3月28日のPCR検査は陰性で、2度目の検査で陽性となった。
もう1人は透析外来患者で、感染者が出た病棟で治療を受けた取手市の50代会社員男性。看護師は守谷市の20代男性で同じ病棟に勤務、同29日の検査は陰性だった。3人とも最近の海外渡航歴はない。
同センター関連の感染者は計13人となった。国のクラスター対策班によると、感染の広がりは最初に感染者が出た病棟内で収まっているという。
常陸太田市の親子は、先月27日に実家に帰省した娘が30日に発熱、父親も今月1日から発熱した。海外渡航歴はない。
濃厚接触者の検査では、実家がつくばみらい市で2日に感染判明した都内の20代女性の家族3人と、4日に感染判明した都内勤務のつくば市の30代会社員男性の家族4人は、全員陰性だった。
4/6発表 新型コロナウイルス感染症対策茨城県本部発表資料