JR水戸支社、「駅長対抗!いばらきの魅力総選挙」実施。県の魅力度7年連続最下位からの脱却目指して駅長が観光PR
10月14日~11月10日に投票を実施し、11月中旬ごろにWebサイトやTwitterなどで結果を発表し、1番多く票を獲得した観光素材を各駅で発信します。
JR水戸支社、「駅長対抗!いばらきの魅力総選挙」実施。県の魅力度7年連続最下位からの脱却目指して駅長が観光PR
10月14日~11月10日に投票を実施し、11月中旬ごろにWebサイトやTwitterなどで結果を発表し、1番多く票を獲得した観光素材を各駅で発信します。
涼を求めて 大子の「月待の滝」 マイナスイオン浴びて 水行で心穏やか
毎日新聞2020年8月20日
夏の日差しが木々に遮られ、月待(つきまち)の滝(大子町)の周囲はひんやりとした空気が漂った。蟬(せみ)時雨をかき消すように瀑声(ばくせい)が響く。
取手市から訪れた会社員の尾見多香さん(49)と大学生の遥香さん(21)の母娘は10分ほど滝に打たれると、さっぱりしたような顔つきで陸に上がった。「以前からやってみたいと思っていて、母を誘って来た。最初は冷たく感じたけれど、今は体がポカポカします」と遥香さん。多香さんも「修行のようなイメージがあったけれど、穏やかな滝で気持ちよかった」と笑った。
久慈川の支流、大生瀬川に懸かる滝は幅12メートル、落差17メートル。普段は二筋の“夫婦滝”だが、水量が増えると子滝が現れて“親子滝”になる。かつて滝の裏の広間では二十三夜の月が出るのを待って安産や子育ての無事などを祈る「二十三夜講」が行われたという。それが滝の名の由来になっている。
水しぶきが生み出すマイナスイオンを浴びようと夏は多くの人でにぎわう。滝の脇にあるそば屋「月待の滝 もみじ苑」では毎日マイナスイオンを計測し、店先に掲示。この日、滝裏では1立方センチメートル当たり3万3200個も計測されたという。
店主の大関仁さん(62)は「今年は梅雨明け後、例年になく人出が増えた」と話す。コロナ禍の影響で海水浴場が軒並み閉じられたこともあり、水遊びを目当てに多くの家族連れが訪れている。
滝に打たれる体験はもみじ苑での申し込みが必要。初回(手ぶらで楽々体験コース)は5000円で、2回目以降は道着貸し出しの場合2500円、道着を持参すれば1500円。全てのコースで、更衣室とドライヤーを利用することができる。
これをうけて?
茨城新聞 20200806
魅力度「ビリ県」脱出へ一丸 公約掲げ、連絡会議発足
ブランド総合研究所による都道府県ランキングで7年連続最下位となった茨城県の魅力度を向上させようと、県内企業や団体の代表者らが30日、「いばらきビリ県脱出連絡会議」を発足させた。水戸市五軒町の水戸芸術館会議場で第1回会合が開かれ、集まった約40人の参加メンバーそれぞれが「コミットメント(公約)」を掲げ、「ビリ県」脱出に向けて一丸となった。
会議は、グロービス経営大学院学長でバスケットボール男子Bリーグ2部茨城ロボッツや茨城放送オーナーの堀義人さんが呼び掛け、茨城県の魅力を強化、発信する勉強会として発足。会合では、ゲストの大井川和彦知事が講演し、オブザーバーとして高橋靖水戸市長、五十嵐立青つくば市長も参加した。
講演で大井川知事は、ランキングについて「本県の魅力がないと思っている県民はあまりいない。順位が上がらないのは観光地としての知名度が高くないからでは」と分析。新型コロナウイルスの影響にも触れながら「コロナ禍でも前を向いてチャンスを取りにいく。企業が新しいビジネスモデルを生み出すチャンスで、観光でも茨城を逆に売り込める」と語った。
公約発表では、さまざまな分野の参加者がマイクを取った。水戸観光コンベンション協会の加藤高蔵会長は「地元を再発見して発信する」、建築家の妹島和世さんは「都市に近く自然に近い立地。新しい暮らし、働き方が提案できる」と語った。
五浦観光ホテル女将の村田知世さんは「近い場所にも良いところがあることや感動、発見を県民に伝えたい」と話した。
最後に堀さんが「一人一人が連携することで(魅力が)生まれてくる。みんなの力を合わせれば必ずビリ県を脱出できる」と気勢を上げた。県庁所在地の水戸市を活性化させる「水戸ど真ん中再生プロジェクト」で展開してきた事業を継承することも説明した。次回の会合開催は未定。
県内も感染者が増えてきましたね。
#新型コロナウイルス #拡大防止 #ウイズコロナ #アフターコロナ
これからの生活スタイルをどのようにしていくのか?
真剣に向き合わなくてはなりません。
感染症は、進化しています。
WHO テドロス氏は、社会的距離の確保や手洗い、適切な状況でのマスク着用などの取り組みを真剣に進める必要があると主張。「近い将来にかつての日常に戻ることはない」として、気を引き締めるよう呼びかけた。
令和になっても日本一 茨城の国民宿舎「鵜の岬」 宿泊利用率、31年連続
20200702
茨城県日立市十王町伊師の国民宿舎「鵜の岬」の昨年度の宿泊利用率が全国69カ所の公営国民宿舎の中で1位となった。国民宿舎協会が1日、発表した。鵜の岬の全国1位は1989年度から31年連続。平成の時代を通した日本一の座を令和に入っても維持した。
昨年度終盤から本年度にかけて新型コロナウイルスの打撃を受け、いったん沈んだ宿泊客は6月以降、回復基調にある。ただ、海水浴場の開設取りやめもあり、例年なら予約が埋まる7、8月でも平日にまだ客室に余裕があるという。
全国1位について同宿舎は「旬の食材を生かした料理とゆったりできる展望風呂、おもてなしの実践などが評価された」と分析している。
宿泊利用率は全室の定員に対する充足割合を示し、鵜の岬は82.9%だった。2位はサンロード吉備路(岡山県)の66.4%、3位はいわき荘(青森県)の59.0%。
同宿舎によると、ここ10年ほどの宿泊客は、夫婦2人でのんびり過ごすケースが多く、宿泊人数の関係で利用率はやや低下傾向にあるが、部屋自体の稼働率は高いという。
新型コロナの影響は2月上旬に出始め、宴会キャンセルが相次いだ。4月18日から1カ月の休館があり、3〜5月は空き室が目立った。6月に入って客足は戻り、部屋は9割近く埋まった。県外からの予約も入り始めている。
同宿舎営業課の赤津義和課長は「(近接する)伊師浜海水浴場の開設取りやめの影響はあるが、今ならホタルが見られる。ぜひ泊まってゆったりしてほしい」と話している。