毎日新聞 20180130
東日本大震災
追悼へ「ゆめあかり」 手製キャンドルのメッセージ、海外からも募集 取手で3月10日 /茨城
毎日新聞2018年1月30日
1万1000本もの手製キャンドルを並べて灯をともし、東日本大震災の犠牲者を追悼する「ゆめあかり3・11」が3月10日、取手市藤代庁舎前広場で開かれる。発生翌年から始まり、7回目となる今年は、キャンドルを覆う紙に貼るメッセージを海外からも募る。申し込みは31日まで。
取手のまちおこしグループ「ゆめまっぷの会」主催。会員はラッピング講師の雨宮由利子さん(68)▽新聞販売業の小沼定子さん(59)▽喫茶店経営の佐藤良江さん(58)▽イラストレーターの鴇田(ときた)優子さん(43)--の女性4人。
キャンドルは、紙袋キャンドルと、上部を切り取ったペットボトルの2種類。いずれも中に入れた着火剤に灯をともす。
紙袋は郵送で取り寄せ、メッセージを書き込んで事務局に送り返す。郵送料含めて2枚500円。事務局での直接購入や当日会場で購入して書き込むこともできる。
ペットボトル型は紙で覆い、メールなどで届いたメッセージを貼り付ける。1本2000円。今回初めて海外からメッセージを募集する。
代表の雨宮さんは「震災を忘れずに鎮魂の祈りと復興の願いをつなげていきたい」と呼びかけている。
問い合わせは事務局(0297・72・7166)へ。ウェブサイト「ゆめあかり3・11」(http://yume-akari.toride-fun.com/)
ゆめまっぷの会Facebookページに海外からいただいたメッセージを掲載しています。