Archive for 6月 19th, 2014

取手駅西口の利用率アップ?

木曜日, 6月 19th, 2014

取手駅西口 デッキ開通で歩行者54%増 毎日新聞 20140619

取手市の取手駅西口に3月に開通した歩行者デッキによって、歩行者の通行が54%増えたことが分かった。

18日の市議会取手駅北土地利用構想調査研究特別委員会で市が報告した。

歩行者と自転車の分離も進み、中山祐一都市整備部次長は「歩行者の安全確保に寄与している」と述べた。

歩行者デッキは総延長168・7メートル。

西口から右手に上り坂となっている通称・治助(じすけ)坂(市道)に並行させて市などが建設した。

歩行者専用で自転車は通行禁止となっている。

市の調査は、昨年4月11日と、今年5月23日(いずれも平日)の午前7時〜午後7時に実施した。

調査結果によると、デッキがなかった昨年の治助坂の歩行者は2414人。

これに対し、今年の調査では治助坂1578人、デッキ2146人で計3724人。

治助坂の減少分(836人)を大幅に上回る人がデッキを行き来していた。

また、同調査で治助坂の自転車通行量は751台から1062台に増えた。市がデッキ脇に4月に開設した立体駐輪場の効果が表れた形だ。

取手市の巨木190本 全国市町村18位

木曜日, 6月 19th, 2014

先人の贈り物 巨木 毎日新聞がんばっペン 20140619

市街地の随所に数百年前から生き続ける巨木がそびえる。

圧倒的な存在感だ。

また、光合成によって刻々と酸素を供給してくれる。

今月初め、取手市主催の「巨木・名木めぐりツアー」に同行した。

道沿いの木々、垣根、庭木も含めて多様な緑の多さ、自然の恵みの偉大さに感謝した。

同ツアーは今回が10回目。

国立科学博物館筑波実験植物園学習指導員で、取手市緑の審議会会長でもある渡辺剛男さん(76)が講師を務める。

県南地区の高校で長年教べんを執ってきただけに説明は分かりやすい。

例えばヒノキの見分け方。葉の裏に小さな「Y」字が連なるのが特徴だ。

巨木の定義は、地上から高さ1・3メートルで測った幹の回りが3メートル以上の木。

渡辺さんの調査によると、市内の巨木の数はスダジイやケヤキなど26種190本に上り、全国市町村で18位だ。

「首都圏から40キロ圏内の街では本数が多い。

神社・仏閣、篤農家などが多いからです」と渡辺さん。

まさに先人の贈り物だ。

渡辺さんが会長を務める「取手自然友の会」でも毎月、植物の観察会を続けており、今月20日は東京都調布市の神代植物公園で開催する。

午前8時50分、取手駅東口集合。

交通費別で参加費100円。