ゆめあかり3.11
ステージ出演者のご紹介 その3
優しいウクレレ時間
初参加です。
ありがたいです。
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ステージ出演者のご紹介 その3
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男の気持ち 先送り
毎日新聞2018年12月13日
老いの坂をあえぎあえぎ上ってきたら、耳は遠くなる、目はかすむ、足はぐらつく、排せつもスムーズとはいかなくなる、物忘れや判断ミスも多くなる。そこであっちこっちに医者通い。国の財政の貸借対照表の負債の部に少なからざる額を計上させている。申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
子どもはみな独立し、認知症の妻も近くグループホームに入所する予定で、用なし半兵衛となる。用なしに体の不調が加わり生きる意欲がうせてきた。それなら医者通いをやめて死を待てばよさそうだが、生来の臆病者で死に際の苦しみ痛みに耐える根性がない。薬を飲んでヒクヒクと生き永らえ、死が来るのを先送りしている。
先送りといえば、頭のいい国会議員の先生方は借金財政に目をつむり、もっぱらばらまき行政に精を出し、孫子の代に借金のつけを送っている。だから頭の悪い小生だって、「薬漬けで死を先送りしているのはやむを得ないのだ」と、へりくつをこねている。
死に際の痛みを避けることができる安楽死を認めてもらえれば、と思う昨今である。18歳に選挙権を与えているのだから、80歳を過ぎたら「長生きに免じて安楽死権を付与してくれたら」と思うことしきり。
終わりよければ全てよし、と言うが最期になって死に際の痛みに苦しめば全てよし、とはならない。何はともあれ、安楽死を認める法律ができればいいなあ……と思いながら、ボーッと生きている。
被爆ピアノ 調べに平和の尊さ考える 取手の小学校で演奏会
毎日新聞2018年12月13日
広島の原爆で被爆し再生されたピアノの演奏会が12日、取手市下高井の市立永山小学校で開かれ、全校児童約400人が鑑賞した。被爆ピアノを修復した広島市のピアノ調律師、矢川光則さん(66)が平和の尊さについて講演。詩の朗読や演奏の後、全校児童が合唱した。児童がこのピアノで伴奏する貴重な体験をした。
同小で演奏されたのは80年前に製造されたヤマハのアップライトピアノ。爆心地から約3キロの民家にあり、爆風による傷が残る。矢川さんはこのピアノを含めて広島で被爆した6台を修復し所有。全国各地で音色を奏で、昨年のノーベル平和賞授賞式でも演奏された。「被爆ピアノは全国で約2000回のコンサートに呼ばれ、平和の種まきをしている。平和の尊さを考える良いきっかけになると思う」と語りかけた。
歌手の南寿あさ子さんがベートベンの「悲愴」を演奏。児童の合唱では、同小6年の渡辺友莉乃さん(12)と5年の梅津くるみさん(11)がこのピアノで伴奏した。梅津さんは「平和だからみんな笑顔でいられる。戦争はしてはいけない」と話していた。
演奏会は来年に撮影が計画されている映画「被爆ピアノ」の支援団体と、映画監督の五藤利弘さん(50)が主催した。
茨城新聞 20181213