Archive for 12月 8th, 2018

エビハラのトマトふれあい路面店 日水販売開始

土曜日, 12月 8th, 2018

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脱プラに思う

土曜日, 12月 8th, 2018

女の気持ち 脱プラに思う
毎日新聞2018年12月8日

最近、ストローはじめレジ袋など、使い捨てのプラスチック製品が問題になっています。人類は便利で手軽なものに慣れてしまったのです。

私が子どもだった頃は、多くの品物をそろえたスーパーはなく、買い物は個人商店でしていました。豆腐や魚類は鍋などの容器を持参し、しょうゆは空き瓶持参でたるから注いでもらい、野菜は新聞にくるんでもらいました。肉やコロッケは干した竹の皮や油紙で、納豆は三角形の経木(きょうぎ)やわらで包まれていました。

河川や海岸に流れ着いているプラスチック製品を見かけるたび、またマイクロプラスチックが魚のおなかから発見されたというニュースを見聞きするたび、川や海の生き物がふびんでならないと感じます。

買い物に行く時は、なるべく使い捨ての製品を減らそうとマイバッグを持って行きますが、汁の流れ出る肉や魚はすでに発泡スチロールの白いトレーに入ってラップがかけてあります。透明なプラ容器入りのすしや菓子を買って帰ると、結構な量のプラごみがたまります。

どうすればきれいな地球を次世代に残せるのでしょう。何から始めればよいのでしょう。先日ニュースで、レジ袋などの使い捨てプラスチックを4R(リフューズ=断る、リデュース=減らす、リユース=再利用、リサイクル=再資源化)の精神でなくしていこう、と呼びかけているのを見ました。本気で考えている人たちがいることを、心強く思いました。


 

同じような気持ちの方がいることに感動!

子どもたちに、きれいな環境を残していきたい。

小さいころから環境教育をしている

スエーデンのリサイクルの仕組みに興味をもっています。

改正入管法 成立へ 働く外国人、守って

土曜日, 12月 8th, 2018

改正入管法 成立へ 働く外国人、守って
毎日新聞2018年12月8日

新しい在留資格の創設で、技能実習生には日本で働き続ける道が開ける。今の暮らしは、夢は、家族は--。実習生に思いを聞いた。

「家族呼べずさびしい」 フィリピン出身・茨城在住 カビニアン・アルジン・ラクソンさん(25)
昨年5月に来日し、茨城県取手市の「ナオイオート」で車検やオイル交換など、車の整備をしています。車が好きで、フィリピンでも約4年間、メカニックをしていました。仕事は同じなので大変ではありません。ただ、日本語は漢字が難しくて苦労しています。

日本に来たのはお金を稼ぐためです。日本は給料が母国の約3倍になります。毎月約7万円を親に送っています。休日は実習生の友達と自転車で旅行したり、バスケットボールをしたりしています。日本は安全でとてもいい国なので、来て良かったと思っています。

フィリピンに彼女(恋人)がいて、毎日、ビデオ通話をしています。今は会えなくてさびしいですが、3年間の技能実習でお金をためたら、一度帰国して、結婚したいです。その後は、もしできるなら、また日本に戻って働きたいです。将来は、自動車整備のお店をやりたいと考えています。

日本が外国人をたくさん受け入れるのはいいことだと思いますが、家族と一緒に来られないのはさびしいです。彼女も日本に来たがっています。結婚したら日本で一緒に住み、子供も日本で育てられたらいいと思います。

「長く働き結婚資金を」 ベトナム出身・岡山在住 ファム・バン・トゥアン・アインさん(22)
岡山県倉敷市の工場で溶接の仕事をしています。ベトナムの専門学校で溶接を学び、造船所で半年勤めた後、もっと良い給料と高い技術を求めて昨年1月に来日しました。扱っているのはプラント設備の制御盤やケーブルダクトなど幅広く、ベトナムでは経験したことのない溶接技術も身につけました。一番驚いたのは安全管理の厳しさです。

給料はベトナムにいた時の3~4倍で、ボーナスも出ます。一部は故郷の両親に仕送りしています。土日は休みで残業はありません。会社が借りてくれたアパートに同僚3人と住んでいます。他の会社に勤める友人は朝6時から夜10時まで働くこともあり、休みも十分でないそうです。外国人労働者受け入れ拡大が議論されているそうですが、働く外国人を守るためのものであってほしいです。

日本で知り合った実習生のベトナム人女性と母国で家庭を持つのが夢です。結婚資金をためるため「特定技能1号」に移行して、なるべく長く日本で働きたい。言葉に不自由しないように日本語学校に通っています。将来はベトナムの日系企業に勤め、溶接技術と語学を生かし、地元の労働者と会社の橋渡し役になりたいです。【聞き手・石川勝己】

「母に畑買うため送金」 カンボジア出身・熊本在住 イン・ソマイさん(20)
昨年3月に来日し、熊本県阿蘇市のトマト農家で働いています。夏場は休憩しながら午前6時から午後5時まで、ビニールハウスで栽培を学びながら収穫作業を手伝いました。

家族にいい暮らしをさせたくて日本に来ました。母国で祖父と農業をしている母に畑を買ってあげたいのです。そのため家賃を引いた月の手取りの8割を家に送っています。時給は762円(県の最低賃金)で、夏と冬のボーナスもあるので満足です。姉も茨城県の農家で働いています。

20年春まで日本で働けることは理解していますが、法律や制度は分かりません。それ以降も働けるようになるかもしれないのですか? 母に相談しないと決められないし、国で結婚もしたい。将来は母国の日本語学校で勉強して翻訳家になりたいと思っています。

日本でせっかくトマト栽培の技能を教わりましたが、残念ながら母国で生かせるとは思っていません。

カンボジアではトマトがとても安く、それだけで稼いでいくことは難しいのです。日本にはあくまで「働きに来ている」と思っています。

来日後、家族とは会っていません。スマートフォンで母と話すのが毎日の楽しみです。