取手在住の方からのご紹介でした。
Archive for 5月, 2020
NHKBS こころ旅
火曜日, 5月 26th, 2020元山食堂 テイクアウト
火曜日, 5月 26th, 2020リーブコーポレーションより取手市にマスク
火曜日, 5月 26th, 2020篠田節子著『夏の災厄』
月曜日, 5月 25th, 2020サンスポ 20200525
新型コロナウイルス感染症との闘いが続く中、作家の篠田節子さん(64)が1995年に発表した小説「夏の災厄」が再注目されている。謎の疾病が広まり社会が危機に陥る描写が現状を言い当てたようだと口コミで話題となり、25年前の作品が3月、4月と緊急重版された。著者の篠田さんがこのほど本紙のインタビューに応じ、“コロナ後”の日本を予測した。
一晩で重篤化する症状、増え続ける死者、嗅覚異常、院内感染に倒れる看護師、学校閉鎖、宅配業の隆盛…。新型コロナウイルスの話ではない。25年前の小説『夏の災厄』のストーリーだ。
「当時、編集者に『命を懸けて荒唐無稽なストーリーを書く』と言ったんです。それは死者数とか街で起きるパニック、医療従事者が亡くなるというようなことでした。書いたものを現実が凌駕(りょうが)した。やはり驚いています」
篠田さんは市役所の保健予防課職員として予防接種に従事した経験から、既に軽視されつつあった感染症への警告を込めた。作中で危機に立ち上がるのは若い保健所職員、ベテラン看護師…。名もなき医療従事者たちだ。
「いま一番大変なところが医療現場であっても、発言なさっているのは、割と偉い先生クラスですね。私は命がけの現場の視点で書きたかった。今回も看護師さんや看護助手、介護士さんらにしか見えていない部分はかなりあるはずです。そういう声の収集こそ必要だし、現場の人たちを守らなければ」
一方、現実のコロナ禍では、世界的に封じ込めに差があった。「感染の押さえ込みにはどうしても私人の権利と対立する部分があり、強権を発動できる中央集権国家の方が効率的に行える。そうした国が影響力を強めて世界の勢力図が変われば、民主主義の後退やほころびが見えてしまうのではと危惧しています」。今後、世界のパワーバランスが変化する可能性も指摘した。
執筆時と大きく異なるのはSNSの普及。だがテレワークやソーシャルディスタンス(社会的距離)などが価値観を変える可能性については、別の見方をしている。
「実際にはソーシャルというより身体的な距離の問題にすぎない。私の日常も、LINEが早朝から夜中まで飛び交っています。何かというとビデオ通話が始まって、お互いの顔を見て話す。距離はむしろゼロになってしまって、他人がそばにいる感じです」
確かにメールやビデオ通話による“接触”の頻度が増したと感じる人は多い。「人間関係が希薄になることはあり得ない。人間同士の距離よりも、社会構造の変化の方がよほど深刻です。経済低迷で起きる教育の不平等や、賃金格差がもたらす社会の分断の方が影響は大きい」とみる。
新規感染者の減少を受け、緊急事態宣言の全面解除も近い。「仕事に出る人々が増えれば、秋口を待たず、第2波、第3波が来る可能性が高い」。国内での新型コロナの影響による解雇も1万人を超えた。
「ここまで来てしまうと立ち直れる人から立ち直っていくしかない。大噴火や大規模な山火事があった後、最初に生えてくる植物がある。それらが大繁茂をして次の生物の土台を作ります。同じように、必ず伸びていく産業はあるはず。被害を最小限にとどめ、速やかに焼け跡から短期間で立ち上がれる態勢を整えておくことが重要ではないでしょうか」
ウイルスパニックを小説で“予言”した篠田さんは、「コロナ後」をこう見通した。
「旬の台所 蓮根屋」「レストラン中台」CF
月曜日, 5月 25th, 2020《新型コロナ対策》牛久と土浦の2飲食店 医療者に感謝の弁当 CFで材料費募る 常連客発案
2020年5月23日
新型コロナウイルスと最前線で闘う医療従事者に感謝の気持ちを伝えようと、医療機関に無料で弁当を届ける取り組みが茨城県南地域で行われている。牛久、土浦両市内の飲食店2店舗と両店の常連客の阿見町、雑貨店経営、戸田さつきさん(41)が始め、「セーバーイーツ茨城」と題し、クラウドファンディング(CF)で集まった資金を材料費に充て取り組んでいる。より多くの医療従事者に届けるため、31日まで支援金を募っている。
2店は、牛久市神谷の「旬の台所 蓮根屋」と、土浦市桜町の「レストラン中台」。食事で医療従事者を支援できないかと、戸田さんがCFで賛同者から資金を募って弁当を提供する企画を発案、両店が協力し実現した。
弁当は、旬の食材を使うなど両店が提供。両店とも新型コロナの影響で、4月の売り上げが大幅に減り、テークアウトのみの営業となるなど苦しい状況が続いている。レストラン中台のオーナーシェフ、中台義浩さん(56)は「厳しい状況で気持ちが沈んでしまいがちだが、少しでも医療従事者においしい食事を提供できれば私たちも気持ちの励みになる」と協力した気持ちを語る。
弁当の提供は12日から始まり、これまでJAとりで総合医療センター(取手市)や筑波大付属病院(つくば市)などに配っている。18日は、牛久市柏田町の「つくばセントラル病院」に、蓮根屋が手掛けた約30食の弁当が届けられ、医師や看護師に配られた。同病院の金子剛院長は「店側も大変な時期に支援していただき感激」と感謝を述べた。
発案者の戸田さんによると、CFの目標金額50万円はすでに達成しているが、多くの医療従事者に弁当を届けるため、31日まで支援金を募り、取り組みを継続するという。支援金は弁当1食の材料費分1500円から受け付ける。備考欄に医療従事者への応援メッセージを書き込めば、印刷して弁当と一緒に届ける。
戸田さんは「支援者から受け取った『医療従事者を応援したい』という気持ちをのせて、病院に料理を届けたい」と話した。
200円カレーで元気に「マナシ」
日曜日, 5月 24th, 2020200円カレーで元気に 取手、ネパール人夫婦の店
産経新聞 20200524
新型コロナウイルスによる外出自粛が続く中、茨城県取手市で料理店を営むネパール人夫婦が9日、市内の小中学生を対象に200円でカレーの提供を始めた。店主のカトリ・スルヤ・バハドゥールさん(51)と妻ヒマさん(41)は、母国に残る大学生の娘がコロナによる休校でふさぎ込んでおり、「同様に大変な思いをしている日本の子どもにおいしい物で元気になってほしい」と語る。
スルヤさんは2007年に来日し、12年に同市でネパール料理店「マナシ」を開店。現在は午前11時~午後8時の短縮営業を続ける。提供を始めた子ども向けメニューは、辛さを抑えたバターチキンカレーとナン、ライスとチキンのセット。「子どもがお小遣いで買える範囲」の価格に設定した。火、木、土の週3日、午前11時~正午にテークアウトで販売する。