散歩道 多彩な絵手紙の作品展 毎日新聞 2015年06月22日
取手市東3の喫茶店「珈琲茶屋 花季(はなごよみ)」で絵手紙展が開かれている。同店での絵手紙教室で腕を磨く50〜70代の男女8人の作品が壁を飾る。個別の作品のほか、8人の共同制作で、実物の障子を上から重ねた大作(縦180センチ、横130センチ)が存在感を放つ。柔らかい筆遣いの絵に、「一日一事を成す」など各自お気に入りの言葉を添えた。30日まで。同店(0297・73・4561)は月曜と第1・3火曜定休。午前11時〜午後6時。
散歩道 多彩な絵手紙の作品展 毎日新聞 2015年06月22日
取手市東3の喫茶店「珈琲茶屋 花季(はなごよみ)」で絵手紙展が開かれている。同店での絵手紙教室で腕を磨く50〜70代の男女8人の作品が壁を飾る。個別の作品のほか、8人の共同制作で、実物の障子を上から重ねた大作(縦180センチ、横130センチ)が存在感を放つ。柔らかい筆遣いの絵に、「一日一事を成す」など各自お気に入りの言葉を添えた。30日まで。同店(0297・73・4561)は月曜と第1・3火曜定休。午前11時〜午後6時。
余録 毎日新聞 2015年06月22日
世界150カ国、10万人以上の会員を持つスローフード運動は1980年代半ば、ローマの名所スペイン広場にマクドナルドが開店したことに危機感を覚えたイタリア人男性の提唱によって始まった。
普及の背景には効率や速さよりも暮らしのゆとりや質を重視するスローライフへのあこがれ、共感がある。近年、加速する情報化社会への疑問からスローメディアという考え方が生まれ実践されている。
福岡県久留米市の屏水(へいすい)中学校区では2008年からテレビ、パソコン、スマートフォンなどの映像メディアに接する時間を減らす取り組みが続いている。題して「スローメディア・プロジェクト」。親子で会話する時間を増やし、本や新聞などの活字メディアに接する機会を設けるのが狙いだ。
プロジェクトの発足に関わった久留米市立草野小学校教頭の松尾治利(まつお・はるとし)さんによると、以前は夜更かしなどで生活のリズムが崩れ、学びの場が成立しにくくなっていたという。「世の中の流れに乗るのではなく、自分の頭で考える習慣を子どものころから身につけてほしい」と松尾さんは話している。
本紙などが昨年実施した学校読書調査によれば、小学生の91%、中学生の94%が世の中の出来事を知る手段として「テレビ」を挙げた。「携帯やスマホ」を情報源としている小学生は27%、中学生は46%で5年前に比べて激増した。
タブレット端末などで学ぶ「デジタル教科書」の導入が検討されている。ほしい情報に素早くアクセスできる映像メディアは魅力だが、向かい合って言葉を交わし、情報をじっくり味わうスローメディアの可能性にも目を向けたい。
ゴミ収集車火災 スプレー缶原因か 取手で今月2件 茨城
毎日新聞 2015年06月20日
取手市内で不燃ごみに混入したスプレー缶が原因と見られる、ごみ収集車の車両火災が今月だけで2件発生した。市消防本部によると昨年の発生はゼロだった。本来、缶は資源ごみで、使い切るか完全に残量を抜くのがルール。同本部や市は分別とガス抜きの徹底を呼びかけている。
19日午前9時50分ごろ、同市台宿2でごみ収集車から出火、化学消防車などが出動したが、大量のごみが焼け、車も損傷。同本部によると、焼け跡から制汗スプレーなどスプレー缶が数十本、ライターの束もあった。
同本部が原因を調査中だが、ガスが残る缶が収集車の中でプレスされる時に、火花などで着火したらしい。
今月5日にも同市井野2の井野第2団地で同様の火災が発生、スプレー缶多数が見つかっている。同市の川田清まちづくり振興部長は「モラルの問題。ホームページで注意を喚起する」と話している。