米粉ガレットのアイディアgood
茨城新聞 20150323
境古河IC開開通念プレイベント
「だるまさんが転んだ」448人
茨城新聞動画ニュース 20150308
人工衛星を使い大地に星座を描く「だいちの星座プロジェクト-つくば座・もりや座」(アーカスプロジェクト実行委員会主催)で、守谷市上空からの衛星写真撮影が7日、同市板戸井の「もりや学びの里」などで行われた。市内12カ所で、地域住民ら計262人が「もりや座」の撮影に参加した。
同プロジェクトは陸域観測技術衛星「だいち2号」の、地表観測機能を利用。衛星が同市上空を通過する際、地上のリフレクター(電波反射器)に反射した様子を撮影させることで、“星座”のような画像を作成する。先月、つくばでも同様の撮影が行われた。
リフレクターは金網やパイプを用い、参加者が事前に作成。また、参加者自身も特殊なアルミシートをかぶり、「人間リフレクター」となった。
7日はあいにくの雨だったが、参加者は笑顔で撮影に加わった。衛星が近づくと思い思いのポーズを取り、「もりや座」の一部となった。参加した同市の飯塚雄大君(11)は、「星になった気分。人工衛星はロマンがあるなと思った」とにっこり。
同地上絵制作技術を開発した、金沢美術工芸大の鈴木浩之准教授は「芸術と科学の融合。住民のポーズにより、偶然できるデザインが面白い」と話している。「つくば座」「もりや座」の写真は4月18日から、もりや学びの里で展示予定。
茨城家新聞20150221
大子町の高齢化率が40%に達し、県内44市町村で初めて4割台に乗ったことが、20日までの県の常住人口調査(1月1日現在)で分かった。30%台の自治体は前年の6市町から10市町に増え、県全体の高齢化率は前年同月比1・1ポイント増の26・1%となった。県人口は前年比1万1804人減っており、人口減少と高齢化の進行があらためて浮き彫りになった。
県長寿福祉課によると、県人口は291万9202人で11年連続の減少。65歳以上の高齢者は75万7026人に上り、前年比で2万6847人増えた。
75歳以上の人口は35万1381人で、総人口に占める割合は前年比0・3ポイント増の12・1%となった。
市町村別の高齢化率は全ての自治体で前年を上回った。大子町に次いで高かったのは利根町37・3%、河内町33・5%、常陸太田市33%、常陸大宮市32・5%など。
全国平均26・2%と県平均を下回ったのは17市町村。最も低かったのはつくば市の18・5%で、守谷市の18・8%が続いた。10%台はつくばエクスプレス(TX)沿線開発で人口増が続く両市のみとなった。
住民の5人に2人が高齢者となった大子町は総人口1万8286人のうち、高齢者が7304人を占めた。高齢化率は他市町村の10年以上先を進んでいる状況で、行政側も対策に知恵を絞っている。
町福祉課によると、町内の1人暮らし高齢者は1030人(昨年4月1日現在)で、こうした高齢者には消防本部に直接つながる緊急通報システムを貸与。かかりつけ医や服薬情報を記入して冷蔵庫に保管する救急医療情報キットなども配布し、急病時の救急活動に役立てている。
安否確認については、希望者を対象にボランティアが週1回電話連絡する「あんしんコール」事業を展開。来年度は戸別訪問による見守り体制を敷く計画を進めており、同課は「事業者や住民と協力しながら高齢者を支える仕組みを整えていきたい」と話している。