生きていたら90歳
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取手美術作家展開幕 7分野の秀作50点 26日まで
毎日新聞2019年6月16日
取手市に在住または制作拠点を置く芸術家による展覧会「取手美術作家展」が15日、取手駅西口にある取手ウェルネスプラザ(取手市新町2)の多目的ホールで開幕した。日本画と洋画、彫刻、工芸、書、デザイン、写真の7分野で活躍する37人が計50点を出展。26日までで入場無料。
秀作が並ぶ会場でひときわ存在感を放つのが彫刻の「草原の貴婦人」。市内の彫刻家、島田忠幸さん(72)の作品で、アルミニウムで躍動的なシマウマを表現した。島田さんは「最近、生き物の進化の過程のすごさに興味を抱き、動物をテーマに制作している」という。
開場時間は午前10時~午後6時(26日は午後5時終了)。
茨城新聞 2019年6月14日
ロボット思い通り動け プログラミング体験授業 取手・山王小
2020年度実施の新学習指導要領でプログラミング教育が必修化されるのを控え、取手市山王の市立山王小(久松正樹校長、生徒57人)で12日、人型ロボットを使ったプログラミングの体験授業が開かれた。児童らはタブレット端末を使ってロボットに言葉や動きの指示を送り、プログラミングの楽しさを学んだ。
体験授業は、同校が取り組む「ICT(情報通信技術)を積極的に取り入れた授業」の一環。厚労省に認定された情報技術の専門家「ITマスター」が講師を務め、5、6年生計20人が参加した。
使われたのは「NAO(ナオ)」と呼ばれる人型ロボット。25カ所の関節を使ってさまざまな動きをし、会話ができる。
児童らはタブレット端末を使ったロボットの操作方法を学んだ後、ロボットが会話の内容に応じて返答を変えるようにするプログラムなどを入力。タブレット端末から無線LAN「Wi-Fi」を介して指示を送り、思い通りにロボットが話し、動くのを確認すると笑顔で拍手し、歓声を上げた。
同小5年の矢口くるみさん(11)は「一生懸命やって、達成感があった。またやってみたい」と感想を話した。同校でプログラミングを担当する仲田敦夫教諭(46)は「結論を自分で導き出し、計画的に実行するということが身に付く。今回の体験授業で、その手応えを感じた」と、プログラミング教育必修化の効果に期待した。
カード詐取未遂 容疑で男を逮捕 家族が見破る 取手
毎日新聞2019年6月14日
「ニセ電話」をかけてキャッシュカード3枚を詐取しようとしたとして、取手署は12日、住所不定、無職、笹川真人容疑者(33)を詐欺未遂容疑で現行犯逮捕したと発表した。
笹川容疑者は同日午前11時半ごろ、取手市内の無職女性(82)方を訪れたが、同居の長男(49)に見破られて逃走。約500メートル逃げたが、長男と夫(85)が協力して取り押さえ、駆けつけた署員に引き渡した。
署によると、女性宅にはこの直前、市職員らをかたって「医療費の還付金がある」「口座を確認するためキャッシュカードを受け取りに行く」と電話があった。
女性は「ニセ電話詐欺」ではないかと感じたが、半信半疑のまま玄関先でカードを渡した。その時、自宅にいた長男が「名刺はあるのか、詐欺だろ」と追及。笹川容疑者はカードを返して逃走したが、長男は追いかけながら110番し、夫も追跡した