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ペンでつながる心のタスキ 角田善政さん

木曜日, 7月 30th, 2015

常陽新聞 20150730 
ペンでつながる心のタスキ 角田善政さん 大好きな茨城のために

「取手緑地運動公園で大きな音楽野外フェスを開催しよう」。そんな思いのもと、音彩(おんさい)実行委員会が立ち上がったのは昨年。

 キッカケは、数年前から地元のイベントプロダクションを経営している先輩と、なにか地元のために大きな事業をしないかと話したこと。

 1人では到底成し得ないこと、先輩に夢を語った。先輩が賛同してくれて、1が2になった。2人のつながりを生かし、2が3となった。立ち上がって1年もしませんが、実行委員会は20名となりました。

 このプロジェクトが実現して、取手緑地運動公園に市街から1万人もの来場者を招くことができれば、取手駅前の経済効果のみならず、取手近隣の活性化、そして茨城県のイメージアップにつながります。

 私は、この活動を通して常々感じることがあります。夢は、心の内にとどめておかず、勇気を持って打ち明けること。そして、夢のパズルを完成させるためには、さまざまなパズルのピースが必要となり、努力惜しまずそのピースを取りにいくこと。その一つのピースを探すために苦労するかもしれないけれど、すべては夢の実現のために。

 自分が生まれ育って支えられた茨城県だから、大好きな茨城のために、私は恩返しをしていきたいです。(取手市、音彩実行委員長)

守谷市 超高密度気象観測システム導入

火曜日, 7月 28th, 2015

常陽新聞 20150728
ゲリラ豪雨に備え 守谷市

 地区ごとの気象データをきめ細かに収集し、局地的に発生するゲリラ豪雨などの防災対策に役立てようと、守谷市は、約2㌔間隔で気象データを収集する「超高密度気象観測システム」を導入する。

 8月上旬、市内8カ所の公共施設に機器を設置し、データ収集を開始する。市によると自治体が導入するのは県内で初めてという。

 気温、湿度、気圧、風向風速、日射、雨量など7種類のデータを1分ごとに観測し、専用のホームページ「POTEKA」(運用は明星電気)で市民にリアルタイムで提供する。

 どの地区でどれだけ降雨があるかなどを一目で確認できるほか、外出先などからインターネットを通して自宅周辺の気象情報を見ることができるという。

 データを1年間蓄積すれば、将来、コンピューターで地区ごとに1時間後の天候を予想することもできるようになり、例えば1時間後にゲリラ豪雨が予想される地区に優先的に避難指示を出すなども可能になるという。

 データ使用料は1台当たり年間18万円、8台で144万円。2015年度は8月からの使用開始のため1台12万円、8台で96万円という。

 市交通防災課は「市民がイベントなどを開く際、雲行きが怪しくなってどうしようかと迷った時などに活用してほしい」としている。

カバオコーヒーのカバオさん

月曜日, 7月 27th, 2015

常陽新聞 20150727 ペンでつながる心のタスキ

 皆さま初めまして、カバオコーヒーのカバオと申します。

 私は、取手市藤代にある「ロバのみみ」という、卵と乳製品を使わないお菓子屋さんの店舗をお借りして本当のコーヒーの消費期限の当日焙煎(ばいせん)、当日消費の胸やけしない夜眠れる、カフェインたっぷりのおいしいしいコーヒーを淹(い)れています。今「胸焼けしない夜眠れる」のセリフで、?マークが付いたと思います。実は、本当のコーヒーの消費期限は、焙煎後、豆で7日、粉で3日、たてて30分なのです。

 それ以外は、酸腐酸敗(腐っている)から飲むと胸焼けやおなかが痛くなったり、夜眠れなくなります。コーヒー豆は、コーヒーチェリーという赤い実の中に入っている種を焙煎して飲みます。植物油が入っているため、熱を加えると酸化が始まるので、焙煎してすぐ飲む方が健康に大変良いです。

 カバオコーヒーでは、本来の健康に良いコーヒーを提供しています。焙煎豆は販売していません。そのかわり、焙煎器と生豆を販売しています。一通りすべて教えます。そこから販売します。本当のコーヒーでお客さまを笑顔にしたいカバオです。(取手市、カバオコーヒーオーナー)

取手のペン習字クラブ30周年記念展 18人37点力作

土曜日, 7月 25th, 2015

常陽新聞 20150725

 井野ペン習字クラブ30周年記念展が、JR取手駅隣の取手駅市民ギャラリー(通称ギャラリーロード)で開かれている。講師の和泉竹華さんを中心に18人37点の力作が飾られ、通行する人々の関心を呼んでいる。会期は28日まで。

 書と共に展示されている冊子は1996年から、同クラブの行事ごとに和泉さんが作成した。延べ800人を超える生徒たちが作り上げた同クラブのあゆみを知る貴重な資料となっている。

 今回は老子のことばと日本の抒情歌をペン習字で表現した。抒情歌の中から「花」や「夏の思い出」など7曲を琴で奏でるプログラムも用意されている。

 同クラブ会長の深澤隆さんは「見ごたえのある作品だと思うので是非見に来て下さい。また琴の演奏を聴いて鋭気を養ってほしい」と話している。

琴の演奏は同市井野の井野公民館で、26日午後2時から開催。

取手の交番廃止地区に防犯拠点 空き店舗活用し元警官勤務

金曜日, 7月 24th, 2015

常陽新聞 2015年07月24日

 取手市東6丁目の空き店舗に、同市が8月17日、防犯ステーション(まちばん)を開設する。2013年末に交番が廃止された地区で、警察官OBが勤務する。開設費用を抑え、空き店舗に開設するという。

 専属職員が常駐する防犯ステーションは、JR荒川沖駅などで2人が死亡、7人が重傷を負った連続殺傷事件が発生したのをきっかけに、土浦市が県内で初めて09年に同駅前に「まちばん荒川沖」を開設。現在4市が5カ所に設置している。取手は県内で5市6カ所目になるという。

 同地区では井野交番が廃止され、地域住民から交番に代わる防犯拠点の設置を求める要望が寄せられていた。

 開所時間は平日午後2時から7時までで、警察官OB7人が市非常勤特別職員として交代で勤務し、地域の子どもたちを見守ったり、周辺地域のパトロールを実施したり、防犯情報を発信などするという。

学校以外の心の居場所を

木曜日, 7月 23rd, 2015

常陽新聞 20150723

 転勤で取手に引っ越して15年。不安な核家族子育てを地域の人が助けてくださった恩返しにと始めたガールスカウト茨城県第19団のリーダー(ガールスカウトの指導者)も今年で7年目となりました。

 ガールスカウト活動はキャンプの野外活動だけではありません。募金活動、地域の美化運動の社会奉仕、市の行事への参加、県内の他の団との交流、さまざまな課題への取り組みと多岐にわたる社会教育の場です。

 年長から大学生、そしてリーダーは20代から60代まで。世代や立場を超えた家族以外や学校以外の結びつき。その中でスカウトは多くの人と関わり、たくさんのことを体験することで、自分の引き出しをどんどん増やしていきます。

 一人一人のスカウトとの心に真剣に寄り添い、スカウトの個性に応じた支援をしていくことで、私と関わったスカウトが自分に自信をもって自ら行動できるようになってほしい。これはガールスカウトリーダーとしての私のポリシーです。

 秋はメーンイベントの団キャンプ。スカウトにいい思い出を残せるような企画を考えるのが私の楽しみです。(取手市、会社員)

日本一簡単に家で焼けるちぎりパンレシピ

木曜日, 7月 23rd, 2015

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常陽新聞 20150723

 取手市内で完全予約制のカフェを開くBacke(ベッカ)晶子さんが今春出版した『日本一簡単に家で焼けるちぎりパンレシピ』が大手通販サイトで売れ筋上位にランク入りするなど好評だ。手できれいにちぎれる「ちぎりパン」を自宅で簡単に作る独自の方法を写真や挿絵で分かりやすく解説している。

 Backeさんは自ら主宰する教室を「日本一適当なパン教室」と自称するだけに同書でも気軽さに力点を置いた。材料にはあまりこだわらず、発酵も室温で行う。生地は静かに押すように扱うので、こねるのが苦手という人でも大丈夫。ご飯を炊くような感覚でちぎりパンを焼いてほしいという。おもてなしの一品としても活躍しそうだ。

 大型本39ページ。宝島社刊で税別1680円。ターンテーブル式のオーブンでも使えるスチール製エンゼルパン型が付いている。

取手署がコンビニ店員らに感謝状

水曜日, 7月 8th, 2015

ニセ電話詐欺防止で運転手と店員に感謝状 
常陽新聞 2015年07月08日

取手署がコンビニ店員らに感謝状
ニセ電話詐欺被害防止の感謝状を手にする浅田正三さん、小島公男さん、関紀子さん(左から)

 取手警察署(吉村毅署長)は6日、ニセ電話詐欺被害を未然に防止した取手市内のタクシー運転手浅田正三さん(68)とセブンイレブン藤代駅南口店店長の小島公男さん(41)、同店のアルバイト店員の関紀子さん(47)の3人に感謝状を贈呈した。

 同署によると、5月29日に同市内在住の女性(83)が、自宅から浅田さん運転のタクシーに乗り、市内の郵便局に向かい現金200万円を預金口座から引き出した。郵便局からコンビニ店を経て女性の自宅に向かう車内での会話で女性が「東日本大震災の支援金名目の名義貸し」の件に触れ「相手から『名義貸しは犯罪』と言われて、『200万円送れ』と言われた。お金を送らないと警察沙汰になってしまう」と話した。

 会話を聞いた浅田さんはニセ電話詐欺と直感し、タクシーが女性の自宅に到着した際に同署に110番通報した。小島さんらは、店内で女性が現金送付に使う茶封筒を買いに来た際に、女性が「200万円を送るので茶封筒を買いたい」と関さんに尋ねたので不審に思い、関さんが「ニセ電話詐欺じゃないですか」と声を掛け、110番通報。署員が女性から事情を聞いたところ、詐欺と分かり、送金を未然に防いだ。

 浅田さんは「お年寄りがタクシーをよく利用し、行先はスーパーや銀行が多い。銀行に行くときは努めて声を掛けるようにしている」と話した。

水海道有料道と若草大橋が期間限定無料化

水曜日, 7月 8th, 2015

水海道有料道と若草大橋、18日から夏の無料化
常陽新聞 2015年07月07日

 水海道有料道路(常総市豊岡町―小山戸町間2・4キロ)と若草大橋有料道路(利根町加納新田―千葉県栄町北間1・7キロ)が18日から8月31日までの45日間、通行無料になる。

 夏の観光客を増やし地域活性化と新たな利用者の掘り起こしを図ろうと、国の地方創生交付金を活用して県と県道路公社が無料化を実施する。事業費は計約2588万円。

 水海道有料道路は鬼怒川をはさむ国道354号バイパスで、1日当たりの通行量は2014年度実績で2250台、若草大橋は利根川に架かる橋で、通行量は970台と、いずれも計画当初の想定を下回っている。

 県道路維持課によると、過去に無料化した実績から、今回の無料化により水海道は4・5倍、若草大橋は2・9倍の通行量を想定している。いずれも千葉県方面などからの観光客誘客が期待されるという。

県南市町村初?取手市主導で側溝清掃へ

水曜日, 7月 8th, 2015

取手市主導で側溝清掃へ  高齢住民が要望、市長公約
常陽新聞 20150708

取手市は地域住民が高齢化し町内会や自治会で道路側溝の清掃を続けることができなくなっているため、住民に代わって市内全域の市道側溝の清掃や補修を引き受けようと、市道側溝の一斉点検を始めた。市ではこれまで、市道を管理する市が、町内会や自治会などに協力を求め、住民自身が側溝の清掃をしてきた。市によると、市主導で清掃を実施するのは県南市町村で例がないという。

 市職員延べ204人が今月末までに、側溝がある市道計約400キロを点検し、側溝やふたの破損、たわみのほか、泥の堆積量などを点検。9月から泥の除去と清掃、破損箇所の補修などを実施する。

 市は2011年の福島第1原発事故後、市全域で除染作業を実施した。側溝の清掃で出る泥の放射能濃度が比較的高く、捨てることができなくなったため、住民に側溝の清掃をしないよう要請し、代わって市の委託業者が清掃を実施した。当時除去した側溝の泥は、現在も仮置き場に保管してあるという。

 昨年9月に住宅地の放射能除染がすべて終了。再び町内会や自治会に側溝の清掃を依頼したところ、市政懇談会などで「高齢化し側溝の清掃をすることが難しくなっている」などの声が相次いだ。住民の要望を受け、今年4月の市長選で3選を果たした現職の藤井信吾市長が市主導による側溝清掃を公約に掲げ、当選後の6月議会で2800万円の清掃・補修費用を計上し実施が決まった。

 一方予算が限られていることから、破損がひどい場所や泥の堆積が多い場所から優先して補修や清掃を実施していく。

 一斉点検がスタートした2日は、担当の建設部管理課のほか各課から職員が出て、6班に分かれて市内各地の住宅地などの側溝を点検。今月中は毎日10人以上が現場に出て点検を続けるという。