公衆の利益に寄与した者、または公共の事務に尽くした者に藍(あい)色の綬の記章とともに授与される、藍綬褒章
菊のご紋シリーズ
伝統銘菓 味路庵の菊御残月
美濃焼花器にも菊・・・
余録 その夫妻の間に生まれた兄と妹は… 毎日新聞 2013年01月27日
その夫妻の間に生まれた兄と妹は2人とも重度の脳性まひと診断された。歩けず、話せもしない兄妹の在宅介護を40年以上続けてきた夫妻は70代の老境(ろうきょう)にある
もちろん、耐え難い苦悩の時期があった。「こん子らさえおらんかったら」と、心の中でどれほど叫んだことか。妻はそう明かす。だが試練に耐え抜いた夫妻は孫を抱けない寂しさや不安も感じつつ、心の底から「幸せ」と話すのだ。わが子を守り抜く決意、心優しい人々との交わりを経て到達した境地らしい
また別の家族の場合。病院勤めの妻が交通事故で首の骨を折り、体の自由と希望を失った。肉親以外とは顔を合わせない日々が3年も続く。しかし同級生の母との偶然の出会いをきっかけに、知人たちとの交流が復活した
リハビリにも熱が入り、両腕が動き始める。右手の親指以外の9本の指と両足は動かないが、工夫してパソコンのキーをたたき、筆で緻密(ちみつ)な絵も描けるようになった。事故後十数年を経て彼女は「ハンディは不便でも、不幸ではありません」と言い切る
以上は2010年から昨年にかけて小紙の西部本社版に連載された記事の断片(だんぺん)である。その記事は最近、「幸せのかたち 七つの『奇跡』が語るもの」(南方新社)として刊行された。九州各地の家族たちの苦闘と幸福の物語7編を収めている
不運に見舞われても「幸せ」を取り戻した家族はあちこちにいるようだ。同時に、今も苦しみ抜いている家族も少なくあるまい。暗いトンネルを抜け出るヒントになれば、と思って紹介した。東京の通勤電車に揺られて読みながら、何度も涙したことを付け加えておく。
白山神社本殿:きょう、200年ぶり公開−−取手市教委 毎日新聞 2013年01月24日
取手市教育委員会は24日、同市野々井の市指定文化財・白山神社本殿を特別公開する。地元の氏子らは神社の例祭で本殿を見る機会があるが、地域外に公開するのは、約200年ぶりという。
市埋蔵文化財センターによると、神社は奈良時代の718(養老2)年に創建された。本殿は江戸中期の1749(寛延2)年の建造という。本殿外壁には、中国に古くから伝わる親孝行の物語に登場する「二十四孝」を題材にした彫刻や「孟宗」など、貴重な彫刻が良い保存状態で残っている。
特別公開は午前11時〜午後4時まで。同センター職員が建築様式などを解説する。問い合わせは同センター(0297・73・2010)へ。
除染作業がストップ 取手の公園 資格者不在が判明 東京新聞2013年1月24日
環境省の「汚染状況重点調査地域」の指定を受け、放射性物質の除染を進めている取手市で二十三日、公園の除染工事が厚生労働省の定める特別教育修了者の不在が判明したためストップしていることが分かった。市が特別教育修了者の確認を怠ったのが原因。
市によると、ストップしているのは指名競争入札で発注した、公園除染工事五件のうち総額約九千五百万円で落札された一件。工事は水とみどりの課が起案し、管財課が参加業者を選定して入札を実施した。発注は昨年十二月二十六日。
厚労省は、被ばく線量管理などの特別教育を受講した特別教育修了者がいない除染作業を認めてない。今回、市民からの通報で不在が判明した。ストップしている除染工事の工期は三月十五日まで。市は「受注業者の特別教育受講修了を待って除染工事に着工。本年度内には工事を完了させたい」としている。
絵本「お父さんの世界地図」を寄贈 産経新聞20130122
取手市に住む喫茶店経営、藤井秀美さん(56)が「子供の気持ちを理解できる大人に」と自費出版した絵本「お父さんの世界地図」を同市に寄贈した。
藤井さんは、平成23年に絵本を読みながらコーヒーなどが楽しめる絵本カフェを千葉県我孫子市にオープン。これまでに未発表も含めて10作以上の童話を執筆してきた。
絵本は子育てに関するものや藤井さんの体験に基づく内容で、「東日本大震災による不安や孤独な人間関係などをなんとかしたい」との思いを込めた。
藤井さんは「大人も幼い頃に失敗して大きくなったのだから、子供の思いをわかってもらえれば」と話している。
夢が叶ったのですね。