水戸快走1万3400人 初の黄門マラソン
水戸のメインストリートを埋め尽くしたランナー=水戸市大工町、嘉成隆行撮影水戸のメインストリートを埋め尽くしたランナー=水戸市大工町、嘉成隆行撮影
県都水戸を舞台に健脚を競う「第1回水戸黄門漫遊マラソン」が30日、水戸市三の丸の県三の丸庁舎広場をメイン会場に初めて開かれた。フルマラソンと2キロ、5キロの計3種目に1万3409人が出場。ランナーは曇り空の下、多くの観客でにぎわう中心市街地をスタートし、市内の名所を駆け抜けた。
フルマラソンは、繁華街の南町2丁目から千波湖、偕楽園公園などを巡り、同庁舎広場までのコース。初代優勝者となったのは、東京都の井上直紀(29)で、2時間24分38秒でゴールテープを切った。
市によると、フルマラソンでは出走者の9割に当たる9402人が完走した。市内各所で午前8時半〜午後4時ごろまで交通規制が敷かれたが、大きな混乱はなかった。沿道では多くの市民がランナーにエールを送った。