Archive for the ‘記事’ Category

大子の「月待の滝」

木曜日, 8月 20th, 2020

涼を求めて 大子の「月待の滝」 マイナスイオン浴びて 水行で心穏やか

毎日新聞2020年8月20日

夏の日差しが木々に遮られ、月待(つきまち)の滝(大子町)の周囲はひんやりとした空気が漂った。蟬(せみ)時雨をかき消すように瀑声(ばくせい)が響く。

取手市から訪れた会社員の尾見多香さん(49)と大学生の遥香さん(21)の母娘は10分ほど滝に打たれると、さっぱりしたような顔つきで陸に上がった。「以前からやってみたいと思っていて、母を誘って来た。最初は冷たく感じたけれど、今は体がポカポカします」と遥香さん。多香さんも「修行のようなイメージがあったけれど、穏やかな滝で気持ちよかった」と笑った。

久慈川の支流、大生瀬川に懸かる滝は幅12メートル、落差17メートル。普段は二筋の“夫婦滝”だが、水量が増えると子滝が現れて“親子滝”になる。かつて滝の裏の広間では二十三夜の月が出るのを待って安産や子育ての無事などを祈る「二十三夜講」が行われたという。それが滝の名の由来になっている。

水しぶきが生み出すマイナスイオンを浴びようと夏は多くの人でにぎわう。滝の脇にあるそば屋「月待の滝 もみじ苑」では毎日マイナスイオンを計測し、店先に掲示。この日、滝裏では1立方センチメートル当たり3万3200個も計測されたという。

店主の大関仁さん(62)は「今年は梅雨明け後、例年になく人出が増えた」と話す。コロナ禍の影響で海水浴場が軒並み閉じられたこともあり、水遊びを目当てに多くの家族連れが訪れている。

滝に打たれる体験はもみじ苑での申し込みが必要。初回(手ぶらで楽々体験コース)は5000円で、2回目以降は道着貸し出しの場合2500円、道着を持参すれば1500円。全てのコースで、更衣室とドライヤーを利用することができる。

街の住み心地ランキング2020茨城

木曜日, 8月 20th, 2020

街の住み心地ランキング 2020茨城

守谷市なんですね。
sumikoko_machi

これをうけて?

茨城新聞 20200806

魅力度「ビリ県」脱出へ一丸 公約掲げ、連絡会議発足

ブランド総合研究所による都道府県ランキングで7年連続最下位となった茨城県の魅力度を向上させようと、県内企業や団体の代表者らが30日、「いばらきビリ県脱出連絡会議」を発足させた。水戸市五軒町の水戸芸術館会議場で第1回会合が開かれ、集まった約40人の参加メンバーそれぞれが「コミットメント(公約)」を掲げ、「ビリ県」脱出に向けて一丸となった。

会議は、グロービス経営大学院学長でバスケットボール男子Bリーグ2部茨城ロボッツや茨城放送オーナーの堀義人さんが呼び掛け、茨城県の魅力を強化、発信する勉強会として発足。会合では、ゲストの大井川和彦知事が講演し、オブザーバーとして高橋靖水戸市長、五十嵐立青つくば市長も参加した。

講演で大井川知事は、ランキングについて「本県の魅力がないと思っている県民はあまりいない。順位が上がらないのは観光地としての知名度が高くないからでは」と分析。新型コロナウイルスの影響にも触れながら「コロナ禍でも前を向いてチャンスを取りにいく。企業が新しいビジネスモデルを生み出すチャンスで、観光でも茨城を逆に売り込める」と語った。

公約発表では、さまざまな分野の参加者がマイクを取った。水戸観光コンベンション協会の加藤高蔵会長は「地元を再発見して発信する」、建築家の妹島和世さんは「都市に近く自然に近い立地。新しい暮らし、働き方が提案できる」と語った。

五浦観光ホテル女将の村田知世さんは「近い場所にも良いところがあることや感動、発見を県民に伝えたい」と話した。

最後に堀さんが「一人一人が連携することで(魅力が)生まれてくる。みんなの力を合わせれば必ずビリ県を脱出できる」と気勢を上げた。県庁所在地の水戸市を活性化させる「水戸ど真ん中再生プロジェクト」で展開してきた事業を継承することも説明した。次回の会合開催は未定。

令和2年4月1日時点の待機児童数 取手市24人

水曜日, 8月 19th, 2020

茨城県内待機児童 過去5年で最少に 定員増が要因か
産経新聞 20200818

 保育所などの空きを待つ待機児童の数が茨城県内では今年、過去5年間で最少の193人(4月1日時点)となり、前年より152人減ったことが県子ども未来課のまとめで分かった。県は、昨年から保育所などの定員を約2000人増やしたことが減少につながったとみており、今後、保育の受け皿拡大や保育人材の確保を進め、来年4月には県内の待機児童ゼロを目指す。

 令和2年4月1日時点の待機児童数は、つくば市が42人と最も多く、次いでつくばみらい市(30人)、取手市(24人)、阿見町(24人)、水戸市(23人)と続いた。うち0~2歳児は全体の約80%を占めた。

 人口が増加傾向にある県南地域の待機児童数は123人で、全体の約6割を占めたが、つくば市は前年より89人減らすなど、減少傾向がみられた。

 一方、水戸市の待機児童は昨年より5人増の23人。高橋靖市長は、昨年度中の待機児童ゼロを公約の「一丁目一番地」と掲げたが、達成できておらず、児童の定員増に伴う増改築整備への補助事業に3億4020万円を今年度当初予算に計上するなどして改善を目指している。

 女性の就業率が向上していることなどから、保育所などへの入所希望者数は年々増加傾向にあり、令和2年は、4年前より約7千人増の6万901人が入所を希望した。

 県は引き続き保育施設の整備に取り組むほか、少人数の子供を預かる小規模保育事業の普及も進め、今年度中に定員2千人増を目指す。施設の拡張とともに、保育士不足の解消も必要になる。県は、保育士資格保有者を中心に、希望者と保育所とのマッチングを行う「いばらき保育人材バンク」などの事業を展開して人材確保も進めていく方針だ。

 県子ども未来課の担当者は「受け皿となる保育施設の拡大と保育人材確保が両輪。市町村とも連携して来年の待機児童ゼロという目標を達成できるよう努めていく」と話している。

取手署が感謝状 常陽銀行

土曜日, 8月 15th, 2020

常陽銀の2支店、ニセ電話詐欺防ぐ 取手署が感謝状

茨城新聞 20200815

ニセ電話詐欺被害を未然に防いだとして、取手警察署(岡田宗久署長)は12日、常陽銀行戸頭支店(桃井省吾支店長)と行員の庄司優里さん、倉持幸子さん、同行藤代支店(金沢康光支店長)とパート従業員の森真理子さん、行員の佐久間祐子さんにそれぞれ感謝状を贈った。

熱中症か、取手の女性死亡

金曜日, 8月 14th, 2020

熱中症か、取手の女性死亡 茨城県内58人搬送 11地点で猛暑日

茨城新聞 20200814

 茨城県内は13日、高気圧に覆われて気温が上昇し、最高気温は大子で37.3度となるなど、県内全14観測地点のうち11地点で35度を超える猛暑日となった。龍ケ崎など4地点は今年最高を記録した。熱中症とみられる症状で、畑仕事をしていた取手市の女性(81)が死亡した。

取手市消防本部によると、同日午後4時25分ごろ、「畑で女性が倒れている」と女性の知人男性から通報があった。女性は意識不明の状態で市内の病院に運ばれ、死亡が確認された。

県防災・危機管理課によると、午後9時現在、熱中症とみられる症状で、死亡した女性を含む13〜95歳の男女58人が搬送された。重症は守谷市の男性(56)と取手市の男性(65)の2人だった。

水戸地方気象台によると、大子で37度を超えたほか古河で36.9度、龍ケ崎で36.7度などを観測した。同日午後には気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、常陸大宮や日立、水戸では一時的に雨が降り、雷を伴う地域もあった。東京電力によると、常陸太田市の約410軒など一部で停電があった。

取手市、未来へのメッセージ発送

金曜日, 8月 14th, 2020

10年の時を超え届いた手紙に市民感謝、感激 取手市、未来へのメッセージ発送

茨城新聞 2020年8月43日

 市制施行50周年を10月に迎える取手市は、10年前の40周年記念事業の一つとして実施した「未来へのメッセージ 一筆啓上タイムポスト」で投函された手紙を7月23日(ふみの日)に合わせ発送した。10年の時を超えて届いた手紙を受け取った市民からは、感謝や感激の声が寄せられている。

未来へのメッセージは、取手にゆかりのある戦国武将・本多作左衛門重次の日本一短い手紙「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」にちなんで、2010年7月23日〜12月27日までの約5カ月間、市役所などに特設ポストを設置し、10年後の自分や家族、知人宛ての手紙を受け付けた。一般受け付け分のメッセージは、封書やはがきで計882件が寄せられ、今回発送された。

受け取った市民からは「手紙が届き、コロナ禍の中でうれしいひとときになった」「心温まる企画をありがとう」などの声が市に寄せられているという。

当時、結婚記念で夫に宛てた手紙を書いたという同市寺田の富澤恒子さん(77)は「書いた時のことが思い出され懐かしい気持ちになった」と話し、中学2年生の時に将来の自分に宛てたという同市上萱場の下山有加さん(23)は「届いた時は驚いたけど、うれしかった。一生懸命だった当時の自分を思い出した」と、10年前の市の企画に感謝していた。

取手市練馬製作所

木曜日, 8月 13th, 2020

カラオケ飛沫対策へ使い切り商品 茨城取手の練馬製作所

日本経済新聞 20200812
カラオケ利用による新型コロナウイルスの感染リスクを防ごうと、プラスチック・金属加工の練馬製作所(茨城県取手市)が飛沫対策グッズを商品化した。飛沫の拡散を抑えられるほか、1人1枚の使い切りタイプで安心感があり、音質への影響も小さいとしている。

お盆初日の人出 取手駅増加

水曜日, 8月 12th, 2020

お盆初日の人出、大幅減 帰省や旅行控える動き ドコモ調べ

産経新聞 20200809

お盆休み初日の8日に各地の主要な駅や空港を訪れた人が昨年8月の休日平均と比べて大幅に減少したことが9日分かった。NTTドコモの人出データの分析によると、東京駅は66・5%減、北海道の新千歳空港は48・1%減となり、繁華街も含めた全国の計95地点のうち90地点で人出が減った。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、帰省や旅行を控える動きが広がっている。

ほかに人出の減少が大きかった那覇空港は47・2%減、横浜の中華街駅が47・1%減、名古屋駅が45・4%減だった。羽田空港の第1ターミナルも42・0%減となるなど空港や主要駅での落ち込みが目立ち、帰省で移動する人や観光客の減少が影響したとみられる。金沢駅や広島駅でも3割程度のマイナスだった。茨城県の取手駅や大阪府の堺東駅などでは、やや増加した。

愛の不時着社会現象化

月曜日, 8月 10th, 2020

毎日新聞 20200810

20200710-m

岡本静子さん「次世代に平和を伝えたい」

日曜日, 8月 9th, 2020

「焼き場に立つ少年」一人オペラ 取手の歌手公演

朝日新聞 20200808

 原爆投下直後の長崎で、亡くなった幼子を背負う少年の写真をモチーフに、茨城県取手市の女性が、モノオペラ(1人で演じるオペラ)公演を続けている。「次世代に平和を伝えたい」。千葉県我孫子市の有志とともに、公演をブルーレイディスクに収録して全国の中学校に配る計画を進めている。

 昨年12月、取手市のソプラノ歌手・岡本静子さん(72)は、JR我孫子駅前のホールでモノオペラを演じた。「焼き場に立つ少年」。被爆直後の長崎に進駐した米軍カメラマンが、亡くなった弟を背負い、まっすぐ前を見つめる少年を撮った写真が題材だ。

 岡本さんは舞台に飾られた「少年」の写真のそばに立つ。兄になりきって弟を抱きかかえるしぐさと語りで、焼き場の「おじさん」に焼いてくれるよう頼む。舞台照明は、原爆で火の海になったことを表現するために、オレンジ色に。ピアノの伴奏で万感の思いを込めて詠唱する。