茨城新聞 20200623
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花水木 食パン専門店併設
火曜日, 6月 23rd, 2020水戸黄門まつり、オンラインで
月曜日, 6月 22nd, 2020水戸黄門まつり、オンラインで ダンス映像など募集しコンテスト 来月下旬
毎日新聞2020年6月22日
水戸市は、中止となった夏の風物詩「水戸黄門まつり」の代替として「Remote水戸黄門まつり」を7月下旬にオンライン開催すると発表した。例年参加しているダンスチームや市民らに映像の投稿を広く呼び掛けて公開し、投票によるコンテストを実施する。
映像は演奏や演技などのほか、過去の水戸黄門まつりの映像やメッセージも募集する。過去のまつりの映像やメッセージは7月13日まで、演技やダンスの映像は同27日まで、メールやSNS上の投稿などで受け付けている。
市によると、昨年参加したダンスチーム39チームなど、昨年の出店者や関係者ら400人以上に案内を送付した。動画の作り方や詳細は公式サイト(http://www.mitokoumon.com/koumon-remote/)へ。
不法就労 茨城 5年連続ワースト
月曜日, 6月 22nd, 2020茨城新聞 2020年6月22日
不法就労 本県 5年連続ワースト 19年、2126人 農業関係が7割
2019年に茨城県内で不法就労が判明した外国人は2126人に上り、5年連続全国最多だったことが法務省の統計などで分かった。前年に比べ151人増加し、2千人を超えたのは全国で茨城だけだった。農業が盛んな本県では、外国からの就労者が大きな労働力になっている状況がうかがわれる一方で、県警は不法就労者が犯罪の温床にもなっているとし、取り締まりを強化している。
法務省の統計によると、19年の不法就労者数は、都道府県別で本県が2126人(前年比151人増)と最多。次いで千葉1878人(同212人増)、愛知1606人(同694人増)、東京1551人(同114人増)だった。本県は15年に全国最多を記録して以降、5年連続ワーストとなった。
県内の不法就労者を職業別で見ると、農業が1493人で、前年に続き全体の約7割を占めた。全国に目を向けると、不法就労者の数1万2816人のうち、農業従事者はわずか約22%の2904人で、全国屈指の農業県である本県の特徴を示す結果となった。
県内の不法就労者を出身国・地域別で見ると、タイが最多で814人(同83人増)。次いで中国534人(同86人減)、ベトナム340人(同112人増)、インドネシア324人(同54人増)だった。県警によると、同国人同士が会員制交流サイト(SNS)などを使って情報交換するため、仕事のある地域・場所に不法就労者がより集まりやすいという。
県警は昨年1年間に、不法残留などの入管難民法違反で検察に送致した「検挙」が303人、送致せず入管に引き渡すなどした「摘発」が184人と、計487人を取り締まった。
県警は、不法な雇い入れや、悪質な雇い主、仕事先をあっせんするブローカーらの取り締まりを強化。風俗店や事業所などへの捜査も進め、昨年は不法就労助長罪で18人を検挙した。
県警外事課の担当者は「不法滞在者の存在は、来日外国人による犯罪の温床となっている。今後も不法滞在者と不法就労者の根絶・撲滅に向けた取り締まりに力を入れていく」としている。
5/1 茨城県市町村人口統計
月曜日, 6月 22nd, 2020金刀比羅宮
日曜日, 6月 14th, 2020《いばらき紀行》利根町 古道、兵の息吹
日曜日, 6月 14th, 2020茨城新聞 20200614
地元のボランティアグループなどが整備の手を入れる鎌倉街道。落ち葉に覆われた土道沿いには巨樹や石造りの社もある=利根町奥山地元のボランティアグループなどが整備の手を入れる鎌倉街道。落ち葉に覆われた土道沿いには巨樹や石造りの社もある=利根町奥山
利根町北部の新興住宅地近くの里山に、鎌倉時代の古道数百メートルがひっそりと残る。武士たちが幕府にはせ参じ、物資の輸送路でもあった幹線道路、鎌倉街道とされる。約20年前までは荒れていたが、その後、整備が始まり、今は地元のボランティアグループが中心となって、手入れをする。街道には石造りの八幡神社や道しるべもあり、兵(つわもの)の息吹が聞こえるかのよう。里山の地主の一人で同町押戸、川村典男さん(70)は「後世に残すべき歴史的な史跡」。自身も整備に加わり、街道再興に汗を流す。
取手市 50周年事業を延期
土曜日, 6月 13th, 2020土曜日, 6月 13th, 2020
毎日新聞2020年6月13日 夕刊
自宅の食卓でパソコンに向かい、茨城県取手市議会の福祉厚生常任委員会で医療機関の発熱外来設置などについて協議する石井めぐみ市議(40)。小学3年の長男が分散登校期間中の休校日だったため、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を通して出席し、「移動時間も短縮でき、議論にも集中できた」と話す。
取手市議会は全国に先駆けて議会運営の情報通信技術(ICT)化を進める。新型コロナウイルス感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言を受けた対策会議を、感染防止のため4月8日から計9回、オンラインで開催。市長が定例会などに議案を提案する理由の説明も同様に実施された。
海外では、英国議会が入場制限した議場と場外の議員をインターネットで結ぶテレビ審議を既に導入している。国内では、総務省が4月30日に新型コロナウイルス対策の限定措置で地方議会の委員会をオンラインで開催可能と通知。大阪府議会などで委員会のオンライン化が可決された。
しかし、地方自治法では、議案を審議し最終的に意思決定する本会議のオンライン化は解釈上、難しい。また、議員本人の証明などの課題もある。
同市議会では3年前から育児や介護に携わる人たちの政治参加を促すため、本会議を含めた議会のICT化を進める法改正を国に働きかけてきた。建設経済常任委員会の協議に「リモート」で出席した金澤克仁市議(45)は「オンラインの活用は地方議会のなり手不足の解決にも有効」と話す。
夏休み 8/5~18 取手市
金曜日, 6月 12th, 2020チョウゲンボウに子育ての“優良物件” 取手のJR橋りょう
木曜日, 6月 11th, 2020茨城新聞 2020年6月11日
鉄橋に“優良物件”あります-。取手市取手の利根川河川敷に架かるJR常磐線利根川橋りょうで、ハヤブサの仲間、チョウゲンボウが巣立ちのピークを迎えている。
「とりで鳥の会」(林恵治代表)によると、チョウゲンボウは小型の猛禽(もうきん)類で、ハトほどの大きさ。本来は山沿いの険しい崖などに営巣する。河川敷には2月から集まり始め、4月上旬に産卵、5月上旬にふ化し、現在は巣立ちの時季となっている。
チョウゲンボウは、地上から20メートル以上もある橋桁の鉄骨の穴に営巣。七つの営巣場所が確認できており、同一エリアにこれだけ巣が集中するのは珍しいという。一つの穴に平均3羽がいて、幼鳥はしきりに外の様子をうかがったり、羽をばたつかせたりするなどして巣立ちの機会を探っている。
同会の小川文夫さん(70)は「高い場所に巣があるので外敵から襲われにくい。河川敷はネズミなど(鳥の)餌が豊富にいるので、営巣地として適しているのではないか。チョウゲンボウにとって、ここは安全に子育てができる優良物件だと思う」と分析する。