尿から発電、スマホ充電に成功!英の大学研究チームなどが開発
英ウェスト・イングランド大学の研究チームなどが人間の尿から発電する技術を開発し、携帯電話に充電することに成功した。有機物から発電する微生物燃料電池を用いた技術。炭素繊維の電極上で育てられたバクテリアが尿を分解し、その過程で発電する。研究チームはUSB端子が装備された「スマートトイレ」を、3年以内に実用化させたいとしている。
数年後、トイレは用を足すためだけでなく、携帯電話の充電のために駆け込む場所になるかもしれない。
研究チームは、尿から作り出した電気でスマートフォンを充電。「メール送信、ウェブページの閲覧、短い通話をすることに成功した」という。
研究チームは、土壌や人間の体内にいる微生物が有機物を分解する際、副産物として微量の電荷を発生させることに注目。炭素繊維の電極上で微生物を培養し、その電極を尿が流れるシリンダー内に取り付けた。微生物は流れてくる尿を“食物”として分解。チームは生み出された電荷を蓄電器にためた。それぞれの電荷は微妙だが、このほど「スマートフォンを使用できるほどの電気が蓄積できた」という。
ロイター電によると、研究に使った尿は、研究者たちが“提供”した。施設の男性トイレの入り口に「あなたのおしっこを電気に変えます!」の貼り紙を掲示。トイレ内に容器を置いて尿を集めた。研究者は「この成果にとても興奮している。“究極の廃棄物”が電気に変わるなんて、これ以上のエコはない」と話している。
現在、尿は研究室に運ばれ、生み出された電気は自動車のバッテリーほどの大きさの「微生物燃料電池」に充電されている。研究チームは微生物燃料電池を持ち運べるほどの小型サイズにすることも目標にしている。
研究チームは現在、米国と南アフリカのグループと共同で、発電の設備と、スマートフォンを充電するUSBケーブルが付いた「スマートトイレ」の開発を計画中。3年以内に実用化させたいとしている。
≪ユニークな発電≫
▼歩行 駅の改札口の床に特殊な装置を置き、乗客が上を歩く運動エネルギーで発電。JR東日本が試験中
▼振動 首都高速道路の桜橋で車が通過するときの振動を集めて電気に変換し、付近の照明などに使用
▼温度差 湯を沸かした鍋の上に電熱変換素子を仕込んだアルミ板を乗せ、その上に水の入った鍋を置くとアルミ板が電気を発生。ニュージーランドの高校生が実用化
スポニチ20130814
尿から発電、スマホ充電に成功!英の大学研究チームなどが開発
英ウェスト・イングランド大学の研究チームなどが人間の尿から発電する技術を開発し、携帯電話に充電することに成功した。有機物から発電する微生物燃料電池を用いた技術。炭素繊維の電極上で育てられたバクテリアが尿を分解し、その過程で発電する。研究チームはUSB端子が装備された「スマートトイレ」を、3年以内に実用化させたいとしている。
数年後、トイレは用を足すためだけでなく、携帯電話の充電のために駆け込む場所になるかもしれない。
研究チームは、尿から作り出した電気でスマートフォンを充電。「メール送信、ウェブページの閲覧、短い通話をすることに成功した」という。
研究チームは、土壌や人間の体内にいる微生物が有機物を分解する際、副産物として微量の電荷を発生させることに注目。炭素繊維の電極上で微生物を培養し、その電極を尿が流れるシリンダー内に取り付けた。微生物は流れてくる尿を“食物”として分解。チームは生み出された電荷を蓄電器にためた。それぞれの電荷は微妙だが、このほど「スマートフォンを使用できるほどの電気が蓄積できた」という。
ロイター電によると、研究に使った尿は、研究者たちが“提供”した。施設の男性トイレの入り口に「あなたのおしっこを電気に変えます!」の貼り紙を掲示。トイレ内に容器を置いて尿を集めた。研究者は「この成果にとても興奮している。“究極の廃棄物”が電気に変わるなんて、これ以上のエコはない」と話している。
現在、尿は研究室に運ばれ、生み出された電気は自動車のバッテリーほどの大きさの「微生物燃料電池」に充電されている。研究チームは微生物燃料電池を持ち運べるほどの小型サイズにすることも目標にしている。
研究チームは現在、米国と南アフリカのグループと共同で、発電の設備と、スマートフォンを充電するUSBケーブルが付いた「スマートトイレ」の開発を計画中。3年以内に実用化させたいとしている。
≪ユニークな発電≫
歩行 駅の改札口の床に特殊な装置を置き、乗客が上を歩く運動エネルギーで発電。JR東日本が試験中
振動 首都高速道路の桜橋で車が通過するときの振動を集めて電気に変換し、付近の照明などに使用
温度差 湯を沸かした鍋の上に電熱変換素子を仕込んだアルミ板を乗せ、その上に水の入った鍋を置くとアルミ板が電気を発生。ニュージーランドの高校生が実用化
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スポニチ20130814 利根町出身の漫画家さんの記事
漫画家・佐渡川準さん首つり自殺か 代表作「無敵看板娘」など
13日午前5時ごろ、茨城県利根町中谷の利根親水公園で、東京都小金井市の漫画家佐渡川準=本名・川人睦=さん(34)が、立ち木で首をつって死亡しているのを通行人の男性(60)が発見し、110番した。同日未明に死亡したとみられ、県警取手署は自殺とみて調べている。
同署によると、遺体に外傷はなく、近くに本人の車が施錠されて止まっていた。遺書は見つかっていない。
出版社の秋田書店(東京都千代田区)によると、佐渡川さんは同社発行の「週刊少年チャンピオン」に「あまねあたためる」という作品を連載中。ほかに「無敵看板娘」などの作品でも知られている。