常陽新聞 20151126
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取手シニアアンサンブル 結成2年 楽しく、仲良く、生き生きと 29日、初の定期演奏会に意気込み
毎日新聞 2015年11月24日
取手市とその近郊に住む中高年の合奏愛好家グループ「取手シニアアンサンブル」が29日、同市新町の取手ウェルネスプラザで初めての定期演奏会を開く。結成から2年あまり。特別養護老人ホームで小規模な慰問演奏を積み重ねてきた54〜86歳の男女25人は、先月完成したばかりのホールでの演奏を前に、張り切って練習を重ねている。
アンサンブルは2013年6月に15人で旗揚げされた。練習は月2回。3カ月に1度、特別養護老人ホームに出向き、慰問演奏を展開している。バイオリン、チェロ、マンドリン、ギター、フルートやクラリネットなど多彩な音色がそろう。先月にはシニアアンサンブル全国大会に参加して自信を付けた。
50代で始めたバイオリンを弾く代表の宮崎正さん(62)=同市戸頭=は「楽しく、仲良く、生き生きとがモットー。大勢の観客に喜ばれる演奏をしたい」と意気込みを語る。
クラシックや世界の民謡など名曲の数々を披露する予定。22日は藤代公民館で指揮者の菅新(かんあらた)さんと共に最終リハーサルに臨んだ。最年長の高岸秀次郎さん(86)=千葉県我孫子市=は演奏歴60年以上というマンドリンのベテラン。「みんなで一緒にやると楽しい」と円熟の音色を奏でる。
曲目は、ジュピター▽アイネ・クライネ・ナハトムジーク▽ラ・クンパルシータなど16曲を予定。取手駅西口の同プラザ多目的ホールで午後1時半開演。入場無料。定員330人。
上新町環状線 25日全面開通 着工から43年 市民ら記念ウオーキング
毎日新聞 2015年11月23日
取手駅をはじめ取手市の中心市街の外周を結ぶ環状の都市計画道路「上新町環状線」が25日午後3時、全面開通する。総延長8280メートルで県と市が共同で建設。1972年度に着工、43年かかった。最後の工事区間だったJR常磐線をまたぐ桑原陸橋を含む井野工区が完成し、22日、開通に先だって記念の市民ウオーキングが行われた。
取手市街は国道6号とほぼ平行にJR線が走り、市街が東西に分断された格好。環状線開通で、踏切渋滞の緩和などが期待される。藤井信吾市長は「交通の円滑化と東西の移動時間の短縮により、市の活性化に弾みがつく」と話している。
ウオーキングは井野工区を含む往復5.6キロ。約220人が参加し、陸橋の上で一休みして眼下に電車が通過する風景も楽しんだ。同市藤代の市歩こう会会員、田中正義さん(75)は「貸し切りみたいだ。眺めも良い」と話していた。