Archive for 12月 10th, 2019

剣道女子団体初Vの守谷高がカレンダーに

火曜日, 12月 10th, 2019

「凜として」交通安全啓発 国体・剣道女子団体初Vの守谷高 部員モデルにカレンダー 取手署など依頼 
毎日新聞 20191210

 茨城国体の剣道少年女子団体で初優勝した県立守谷高の剣道部。このほど、部員5人をモデルにした来年の交通安全カレンダーが完成した。正眼の構えで堂々と竹刀を持つ写真だ。標語は国体優勝にちなんで「凜(りん)として 日本一の交通マナーで 心を打つ」。厳かに交通安全を訴えている。

 モデルの5人は国体の優勝メンバーで、大将を務めた柿元冴月さん、大西希望さん、内藤栞さん、小川真英さん、今村実聡さん。主将の柿元さんが3年生で、あとは2年生。真っすぐ前を見据えた、りりしい表情が印象的だ。

 取手地区交通安全協会(小川一成会長)と取手警察署が、剣道部に協力を依頼して実現した。標語は、岡田宗久署長(56)と剣道部監督の塚本浩一教諭(57)が一緒に考えた。

 岡田署長は剣道七段の腕前で、守谷高の国体での「日本一」を称賛。「気持ちを引き締め、日本一の交通マナーをみんなに示してほしい」との思いから、「凜として」という語句を提案した。

 塚本監督は日ごろ、「心を打つ」という言葉を使って部員を指導している。「対戦相手の考えを読み、相手から参ったと言われるような試合をしなさい」という意味だという。こうして2人の思いを込めた標語が仕上がった。

 岡田署長と塚本監督は高校は異なるが、ともに剣道の国体選手だった。当時、岡田署長は2学年上の塚本監督の戦いぶりを見て、尊敬していたという。

 守谷高剣道部は春、秋の交通安全運動で街頭に立つなど、ボランティア活動にも励んでいる。こうした功績も含め、取手署と同協会は今月、国体優勝メンバーを署に招いて感謝状を贈った。

 カレンダーはA2判で2000部作製。主将の柿元さんは「このカレンダーが剣道の普及と交通安全につながるよう、いろんな人に見てもらいたい」と話している。問い合わせは同協会(0297・72・1131)。

全国中学選抜レスリング3位

火曜日, 12月 10th, 2019

全国中学選抜レスリング3位の取手二中3年・高野航成さんが市長表敬 「夢は五輪で金メダル」

産経新聞 20191210

 11月の「全国中学選抜レスリング選手権大会」の男子48キロ級で3位に入賞した取手市立取手第二中3年の高野航成(こうせい)さん(15)が9日、同市の藤井信吾市長を訪問し、入賞の喜びや今後の抱負を語った。

 高野さんは「初日は減量がうまくいかず苦しかったがなんとか勝利した。2日目の準決勝では負けてしまったが、3位決定戦で勝ってうれしかった」と大会を振り返った。藤井市長は「これから高校に入ってオリンピックに向けて大きく成長し栄冠を勝ち取ってほしい」とエールを送った。

 県内の強豪高校から声をかけられたが、県外の高校でレスリングを続けるという高野さんは「日本一になってオリンピックで金メダルを取りたい」と将来の夢を描いた。