Posts Tagged ‘産経新聞’

映画「天心」缶バッジのデザインは傍嶋賢さん

土曜日, 1月 21st, 2012
映画「天心」缶バッジのデザイン発表 茨城
2012.1.19 02:27
近代日本美術の発展に功績を残した岡倉天心の生涯を描く映画「天心」の実行委員会事務局(城之内景子事務局長)は、同映画をPRする缶バッジのデザインを発表した。
缶バッジは、映画主題歌を担当する北茨城市出身のミュージシャン、石井竜也さんが発案、取手市在住のアーティスト、傍嶋賢さんがデザインした。
バッジには「復興支援映画」や「天心」「START」などの文字と天心の横顔が入っている。
天心の横顔などは北茨城市の花、シャクナゲの色であるピンクのほか、同じシャクナゲの紫▽松の緑▽海の青▽自然薯(じねんじょ)のオレンジ-の4色で描かれた4種類がある。
缶バッジの値段や販売方法は検討中という。

映画「天心」缶バッジのデザイン発表 ~産経新聞20110119~

近代日本美術の発展に功績を残した岡倉天心の生涯を描く映画「天心」の実行委員会事務局(城之内景子事務局長)は、同映画をPRする缶バッジのデザインを発表した。

缶バッジは、映画主題歌を担当する北茨城市出身のミュージシャン、石井竜也さんが発案、取手市在住のアーティスト、傍嶋賢さんがデザインした。

バッジには「復興支援映画」や「天心」「START」などの文字と天心の横顔が入っている。

天心の横顔などは北茨城市の花、シャクナゲの色であるピンクのほか、同じシャクナゲの紫▽松の緑▽海の青▽自然薯(じねんじょ)のオレンジ-の4色で描かれた4種類がある。

缶バッジの値段や販売方法は検討中という。

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鎧塚さんプロデュース茨城県産スイーツが渋谷デビュー

土曜日, 1月 21st, 2012
県産スイーツ、渋谷進出 人気パティシエ鎧塚さんプロデュース 茨城
2012.1.20 02:23
古民家スイーツ&カフェ「高萩茶房」で出された鎧塚俊彦さんプロデュースのスイーツ。手前から時計回りに、高萩のほおずきのフィザリス、日立のカボチャのパンプキンパイ、笠間のクリのモンブラン、日立のイチジクのコンポートフィグ=高萩市上手綱の県指定文化財「穂積家住宅」
■4月26日オープン、駅直結
人気パティシエ、鎧塚(よろいづか)俊彦さん(46)が手がける茨城産食材を使った「茨城コラボスイーツ」を販売する新店舗が4月26日、東京・渋谷に登場することになった。県産農産物の風評被害対策に苦慮する県は、この新店舗を足がかりに首都圏での消費拡大を目指したい考えだ。
新店舗は4月26日にオープンする渋谷の新しい複合商業施設「渋谷ヒカリエ」に出店する。「渋谷ヒカリエ」は東急電鉄グループが東急文化会館跡地を再開発した地上34階、地下4階建ての複合商業施設。渋谷駅に直結し、早くも東京の新たなランドマークとして注目を集めている。
利用客は20代後半から40代の“働く女性”を主なターゲットに想定。県では、女性からの人気が高い鎧塚さんの茨城産スイーツが首都圏の女性を中心に広がり、メロンやクリ、鶏卵など生産量日本一が多い茨城産農産物の知名度や消費が拡大する好機になると期待を寄せる。
鎧塚さんは昨年、高萩市上手綱の古民家を活用した期間限定カフェ「高萩茶房」で県産食材を使ったスイーツを提供した。
昨年12月、県庁で橋本昌知事を表敬訪問した際、鎧塚さんは産経新聞社の取材に対し、「平成24年春をめどに、茨城

県産スイーツ、渋谷進出 人気パティシエ鎧塚さんプロデュース ~産経新聞20110119~

古民家スイーツ&カフェ「高萩茶房」で出された鎧塚俊彦さんプロデュースのスイーツ。手前から時計回りに、高萩のほおずきのフィザリス、日立のカボチャのパンプキンパイ、笠間のクリのモンブラン、日立のイチジクのコンポートフィグ=高萩市上手綱の県指定文化財「穂積家住宅」

人気パティシエ、鎧塚(よろいづか)俊彦さん(46)が手がける茨城産食材を使った「茨城コラボスイーツ」を販売する新店舗が4月26日、東京・渋谷に登場することになった。県産農産物の風評被害対策に苦慮する県は、この新店舗を足がかりに首都圏での消費拡大を目指したい考えだ。

新店舗は4月26日にオープンする渋谷の新しい複合商業施設「渋谷ヒカリエ」に出店する。「渋谷ヒカリエ」は東急電鉄グループが東急文化会館跡地を再開発した地上34階、地下4階建ての複合商業施設。渋谷駅に直結し、早くも東京の新たなランドマークとして注目を集めている。

利用客は20代後半から40代の“働く女性”を主なターゲットに想定。県では、女性からの人気が高い鎧塚さんの茨城産スイーツが首都圏の女性を中心に広がり、メロンやクリ、鶏卵など生産量日本一が多い茨城産農産物の知名度や消費が拡大する好機になると期待を寄せる。

鎧塚さんは昨年、高萩市上手綱の古民家を活用した期間限定カフェ「高萩茶房」で県産食材を使ったスイーツを提供した。

昨年12月、県庁で橋本昌知事を表敬訪問した際、鎧塚さんは産経新聞社の取材に対し、「平成24年春をめどに、茨城の農産物を使ったスイーツを首都圏に紹介するプロジェクトを始める」と話し、「一歩踏み込んで茨城の“名物”を作っていきたい」としていた。

今回の新店舗は、その発想が具体化する形だ。県では茨城コラボスイーツの実現へ「具体的な準備を進めている」(県北振興室)という。

4月26日オープン

取手市野々井白山神社で行われた「おびしゃ」

火曜日, 1月 17th, 2012
豊作願い 取手で「おびしゃ」開催 ~産経新聞20110116~
利根川沿いで新年の農村の神事として伝わる「おびしゃ」が15日、取手市野々井の白山神社で行われ、今年の豊作を祈願した。
おびしゃは、「御歩射(おぶしゃ)」がなまったものといわれ、馬に乗って弓を射る「流鏑馬(やぶさめ)」に対し、立つか座って弓を射て、その年の豊作や凶作を占うもの。
この日は、野々井地区の住民約40人が見守るなか、境内2カ所で、神主が害鳥に見立てたカラスの絵が描かれた的や空に向かって弓を放ち、的中のたびに歓声が上がった。

豊作願い 取手で「おびしゃ」開催 ~産経新聞20110116~

利根川沿いで新年の農村の神事として伝わる「おびしゃ」が15日、取手市野々井の白山神社で行われ、今年の豊作を祈願した。

おびしゃは、「御歩射(おぶしゃ)」がなまったものといわれ、馬に乗って弓を射る「流鏑馬(やぶさめ)」に対し、立つか座って弓を射て、その年の豊作や凶作を占うもの。

この日は、野々井地区の住民約40人が見守るなか、境内2カ所で、神主が害鳥に見立てたカラスの絵が描かれた的や空に向かって弓を放ち、的中のたびに歓声が上がった。

五穀豊穣など祈る 取手の神社で神事 ~東京新聞20120116~

取手市野々井の白山神社で十五日、子孫繁栄を願う「もっくり、しゃっくり」と五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する「おびしゃ」の神事があった。

拝殿では、裃(かみしも)に帯刀姿の男児が二組に分かれ、大人たちの「もっくり、しゃっくり、ずーい」の掛け声に合わせてお神酒をささげると、神職が混ぜ合わせて飲み干し、子孫繁栄を祈願した。

続いて境内で、神職が上空とカラスを描いた的を目がけて八本の矢を放つ「おびしゃ」が行われた。矢や的を手にすると「豊作間違いなし」の伝えがあり、氏子たちは先を争うように拾っていた。

取手市立永山小学校 新校舎で授業再開

木曜日, 1月 12th, 2012
木の香り漂う校舎で新学期 茨城・取手市立永山小
2012.1.11 02:19
木の香りが漂う新校舎で3学期が始まった永山小=取手市下高井(石田努撮影)
県内のほとんどの小中学校で10日、3学期が始まり、取手市下高井の市立永山小(米山正彦校長)では昨年12月に完成した県産材を使った新校舎での授業開始となった。
同小校舎は築49年が経過して老朽化し、平成22年から建築を進めていた新校舎が昨年12月14日に完成した。同時に校舎に隣接して子どもクラブとコミュニティースペースも新築。今後は体育館の改築などを行って25年度末に完成の予定。
新校舎は、鉄筋コンクリート3階建て、延べ床面積約5700平方メートル。県産材をふんだんに使い、各教室の隣には教室と同規模の広さのオープンスペースを設けた。また、吹き抜け空間などを設けて自然光による明るさと暖かさを取り込むようになっている。
児童たちが木の香りがする教室やオープンスペースで楽しそうに勉強を開始。6年生の男子児童は「気持ちがいい。いい思い出になります」と話していた。

木の香り漂う校舎で新学期 茨城・取手市立永山小 ~産経新聞20120112~

県内のほとんどの小中学校で10日、3学期が始まり、取手市下高井の市立永山小(米山正彦校長)では昨年12月に完成した県産材を使った新校舎での授業開始となった。

同小校舎は築49年が経過して老朽化し、平成22年から建築を進めていた新校舎が昨年12月14日に完成した。同時に校舎に隣接して子どもクラブとコミュニティースペースも新築。今後は体育館の改築などを行って25年度末に完成の予定。

新校舎は、鉄筋コンクリート3階建て、延べ床面積約5700平方メートル。県産材をふんだんに使い、各教室の隣には教室と同規模の広さのオープンスペースを設けた。また、吹き抜け空間などを設けて自然光による明るさと暖かさを取り込むようになっている。

児童たちが木の香りがする教室やオープンスペースで楽しそうに勉強を開始。6年生の男子児童は「気持ちがいい。いい思い出になります」と話していた。

北極海の氷が消滅したら・・・

月曜日, 1月 9th, 2012

石原慎太郎さんのエッセイから ~産経新聞 日本よ 20120109~

昔々一休和尚は、正月には杖の柄の先に骸骨を載せて辻説法をし、「正月は冥土への道の一里塚」と説いたそうだが、年の明けた今昨年暮れのある出来事を思い返すと新年早々縁起でもない話だが、やはりこの地球は間もなく滅びるような気がする。昨年十二月のダーバンでのCO2に関する世界会議の体たらくはどういうことなのか。会議を延長して得られた合意とは、重病の病人に手当てをしないことへの合意としかいいようない。
地球温暖化の元凶であるCO2の多量排出国であるアメリカ、シナ、インドの三国がごねた末のごね得の所産以外の何ものでもありはしない。彼らが納得するための案を今後四年かかって二〇一五年に作成し、それをさらにその五年先に稼働させるという決定が何の足しにもなりはしないことは自明であって、その間、これから九年の間温暖化は加速されて進み、異常気象は最早異常なものではなしに正常なものとなっていく、いや既になっている。
昨年日本やタイを襲った豪雨禍やアメリカ東部の豪雪など枚挙に暇のない自然災害は、想定外のものではなしに至極当然のことでしかない。世界中の氷は溶け続け、NASAのハンセン教授の予測通り北極海の氷も後十年わずかで消滅するだろう。
それによって大洋は水かさを増し続け、増えた水は地球の自転の遠心力で赤道付近に集まり、ツバルのような砂州国家は水没し、他の島々も海水で浸食され海浜の破壊は続けられる。増えた水は当然その分だけ以前に増して蒸発して陸地に注がれ、従来に増した降雨降雪となって災害をもたらすというごくごく当たり前の循環の変化でしかありはしない。
そして、今まで何度となく引用してきた、私が四十年前東京での講演で聞いた天才宇宙学者ホーキングの予言、「地球のように文明の進んだ惑星は宿命として自然の循環が狂い、この地球もまた宇宙時間からすれば瞬間的に、地球時間からすればおよそ百年ほどでその生命体は消滅するだろう」という言葉が恐ろしい余韻で思いおこされる。
福田和也氏の名論文『なぜ日本人はかくも幼稚になったのか』の中の至言として「幼稚な人間とはIQが低いとか常識がないということではなしに、何が肝心かが分からぬ、そして肝心なことについて考えようとしない者だ」とあったが、自らの存在の基盤であるこの地球という天体が、宇宙原理のもたらす氷河期などという巨きなサイクルなどとは関わりなしに、人間自身がもたらした文明の進展の結果損なわれ、自らの、あるいは子孫の生命が損なわれようとしているのに、それを左右する最も肝心なことについて、さまざまな利害損得にかまけて考えようとしないのはまさに恐るべき幼稚さとしかいいようない。
その生命の存在をも否定しかねない幼稚さの所以とは、文明が育んだ人間たちの我欲に他ならない。世界が物理的時間的に狭小となり、情報を氾濫させる文明の中で、周囲を相対的に意識することで人間や国家の我欲は増幅され抑制が効かなくなる。それは人間の発想を狭めて目先の利益を求め大局の把握を阻害してしまい、昨年末のあのダーバンの国際会議での虚ろな結論をもたらすことにもなる。
COP会議に限らず、先進国の最高首脳が集うサミットでも、この地球をいかに救うか、あるいは見捨てるのかという問題が真剣に討論されたことなどありはしない。過去三年間、サミットの後各国のスポークスマンは口を濁しながら、それでも半歩は前進したと口を揃えて唱えてきた。三年かかって一歩半という進展?が、刻一刻進んでいる温暖化による地球の毀損を防ぎ得ないのは自明のことなのに。
過去の歴史を振り返れば、人間の欲望はさまざまな創意によって文明の進歩をもたらし先進国には豊穣な生活を育みはした。その収穫の平均化を、かつては収奪に晒されてきた途上国が求めるのは当然だろうし、それは新しい歴史のうねりとして許容されるべきだろうが、然し実は我々の生命的存在がこの今、互いの間である譲歩がなされなければ、国家の我欲の相剋の中で時間は空費され我々の生命的存在はツバルの海岸線を浸食している海水のように蝕まれ、予想よりも早い終末を迎えることになりかねまい。
昔読んだ外国の有名な宇宙小説に、宇宙全体を管理するいくつかの惑星の生命体たちがもぬけの殻になっている地球にやってきて、この星が実は後僅かで崩壊の危険にさらされているのに気づく。慌てて脱出したその宇宙船は、航海の途中であの地球という星を脱出して他の新しい天体に移住するべく、人間以外の動物も乗せて巨大な宇宙船団を作って飛行中の人間たちに出会って祝福するという筋書きだった。やがて遠い将来のいつかいつかそんなこともあり得るのかなという子供心の関心で読んだが、この今、欲望にかまけて実は幼稚化してしまった人類にはまだとてもその能力もなければ発想もありはしない。
人間にとって、地球にとって今必要なことは、極めて悪しき「肝心なこと」が我々の身近で刻一刻進みつつあるということを真摯に見つめて向かい合うことでしかありはしまい。

昔々一休和尚は、正月には杖の柄の先に骸骨を載せて辻説法をし、「正月は冥土への道の一里塚」と説いたそうだが、年の明けた今昨年暮れのある出来事を思い返すと新年早々縁起でもない話だが、やはりこの地球は間もなく滅びるような気がする。昨年十二月のダーバンでのCO2に関する世界会議の体たらくはどういうことなのか。会議を延長して得られた合意とは、重病の病人に手当てをしないことへの合意としかいいようない。

地球温暖化の元凶であるCO2の多量排出国であるアメリカ、シナ、インドの三国がごねた末のごね得の所産以外の何ものでもありはしない。彼らが納得するための案を今後四年かかって二〇一五年に作成し、それをさらにその五年先に稼働させるという決定が何の足しにもなりはしないことは自明であって、その間、これから九年の間温暖化は加速されて進み、異常気象は最早異常なものではなしに正常なものとなっていく、いや既になっている。

昨年日本やタイを襲った豪雨禍やアメリカ東部の豪雪など枚挙に暇のない自然災害は、想定外のものではなしに至極当然のことでしかない。世界中の氷は溶け続け、NASAのハンセン教授の予測通り北極海の氷も後十年わずかで消滅するだろう。


それによって大洋は水かさを増し続け、増えた水は地球の自転の遠心力で赤道付近に集まり、ツバルのような砂州国家は水没し、他の島々も海水で浸食され海浜の破壊は続けられる。増えた水は当然その分だけ以前に増して蒸発して陸地に注がれ、従来に増した降雨降雪となって災害をもたらすというごくごく当たり前の循環の変化でしかありはしない。

そして、今まで何度となく引用してきた、私が四十年前東京での講演で聞いた天才宇宙学者ホーキングの予言、「地球のように文明の進んだ惑星は宿命として自然の循環が狂い、この地球もまた宇宙時間からすれば瞬間的に、地球時間からすればおよそ百年ほどでその生命体は消滅するだろう」という言葉が恐ろしい余韻で思いおこされる。

福田和也氏の名論文『なぜ日本人はかくも幼稚になったのか』の中の至言として「幼稚な人間とはIQが低いとか常識がないということではなしに、何が肝心かが分からぬ、そして肝心なことについて考えようとしない者だ」とあったが、自らの存在の基盤であるこの地球という天体が、宇宙原理のもたらす氷河期などという巨きなサイクルなどとは関わりなしに、人間自身がもたらした文明の進展の結果損なわれ、自らの、あるいは子孫の生命が損なわれようとしているのに、それを左右する最も肝心なことについて、さまざまな利害損得にかまけて考えようとしないのはまさに恐るべき幼稚さとしかいいようない。

その生命の存在をも否定しかねない幼稚さの所以とは、文明が育んだ人間たちの我欲に他ならない。世界が物理的時間的に狭小となり、情報を氾濫させる文明の中で、周囲を相対的に意識することで人間や国家の我欲は増幅され抑制が効かなくなる。それは人間の発想を狭めて目先の利益を求め大局の把握を阻害してしまい、昨年末のあのダーバンの国際会議での虚ろな結論をもたらすことにもなる。

COP会議に限らず、先進国の最高首脳が集うサミットでも、この地球をいかに救うか、あるいは見捨てるのかという問題が真剣に討論されたことなどありはしない。過去三年間、サミットの後各国のスポークスマンは口を濁しながら、それでも半歩は前進したと口を揃えて唱えてきた。三年かかって一歩半という進展?が、刻一刻進んでいる温暖化による地球の毀損を防ぎ得ないのは自明のことなのに。

過去の歴史を振り返れば、人間の欲望はさまざまな創意によって文明の進歩をもたらし先進国には豊穣な生活を育みはした。その収穫の平均化を、かつては収奪に晒されてきた途上国が求めるのは当然だろうし、それは新しい歴史のうねりとして許容されるべきだろうが、然し実は我々の生命的存在がこの今、互いの間である譲歩がなされなければ、国家の我欲の相剋の中で時間は空費され我々の生命的存在はツバルの海岸線を浸食している海水のように蝕まれ、予想よりも早い終末を迎えることになりかねまい。

昔読んだ外国の有名な宇宙小説に、宇宙全体を管理するいくつかの惑星の生命体たちがもぬけの殻になっている地球にやってきて、この星が実は後僅かで崩壊の危険にさらされているのに気づく。慌てて脱出したその宇宙船は、航海の途中であの地球という星を脱出して他の新しい天体に移住するべく、人間以外の動物も乗せて巨大な宇宙船団を作って飛行中の人間たちに出会って祝福するという筋書きだった。やがて遠い将来のいつかいつかそんなこともあり得るのかなという子供心の関心で読んだが、この今、欲望にかまけて実は幼稚化してしまった人類にはまだとてもその能力もなければ発想もありはしない。

人間にとって、地球にとって今必要なことは、極めて悪しき「肝心なこと」が我々の身近で刻一刻進みつつあるということを真摯に見つめて向かい合うことでしかありはしまい。

産経抄より

月曜日, 1月 9th, 2012
5日付の朝日新聞夕刊の1面トップ記事には驚いた。日本を代表する観光地である栃木県日光市には、毎年首都圏の多くの小学生が修学旅行に訪れる。ところが一部の市民団体が、放射線量への不安を理由に、旅行先の変更や宿の食材の産地公表を求めているという。
これに対して日光市は、下見に訪れた学校教員らに「ご要望があれば関西産の食材も使います」などと説明しているそうだ。地元でとれた野菜を食べ、子供たちを屋外で遊ばせている日光市民がこの記事を読んで、どう思うだろうか。
岩手、宮城両県のガレキの受け入れに反対している一部の団体と根っこは同じだ。こんな動きに理解を示し行政や学校が振り回されていたら、被災地の復興どころか、日本人の分断化が進むばかりではないか。暗澹(あんたん)たる気持ちを引きずったまま週末、若者たちの演説を聴いた。
今年の土光杯は予想通り、ほとんどの弁士が東日本大震災をテーマに取り上げていた。いち早く被災地に駆けつけてボランティアに参加したり、ツイッターの呼びかけで集まり被災者のために何ができるか話し合ったり、現代の若者たちのたくましさには感心させられる。
岩手大学大学院生の松田敬子さん(24)は、真心こめた「もの作り」で海外に打って出ようと訴えて、土光杯に輝いた。震災によって、自らが学ぶ福祉工学の重要性を再認識したという。ただ風評被害や将来のエネルギー問題を含めて、東京電力福島第1原発事故に正面から取り組む弁論が聴けなかったのは、残念だった。
放射線を心配する母親に止められ、被災地行きを断念した弁士がいた。その是非を突き詰めて論じていたら、小欄は最高点を付けたはずだ

~産経新聞20120109~

5日付の朝日新聞夕刊の1面トップ記事には驚いた。日本を代表する観光地である栃木県日光市には、毎年首都圏の多くの小学生が修学旅行に訪れる。ところが一部の市民団体が、放射線量への不安を理由に、旅行先の変更や宿の食材の産地公表を求めているという。

これに対して日光市は、下見に訪れた学校教員らに「ご要望があれば関西産の食材も使います」などと説明しているそうだ。地元でとれた野菜を食べ、子供たちを屋外で遊ばせている日光市民がこの記事を読んで、どう思うだろうか。

岩手、宮城両県のガレキの受け入れに反対している一部の団体と根っこは同じだ。こんな動きに理解を示し行政や学校が振り回されていたら、被災地の復興どころか、日本人の分断化が進むばかりではないか。暗澹(あんたん)たる気持ちを引きずったまま週末、若者たちの演説を聴いた。

今年の土光杯は予想通り、ほとんどの弁士が東日本大震災をテーマに取り上げていた。いち早く被災地に駆けつけてボランティアに参加したり、ツイッターの呼びかけで集まり被災者のために何ができるか話し合ったり、現代の若者たちのたくましさには感心させられる。

岩手大学大学院生の松田敬子さん(24)は、真心こめた「もの作り」で海外に打って出ようと訴えて、土光杯に輝いた。震災によって、自らが学ぶ福祉工学の重要性を再認識したという。ただ風評被害や将来のエネルギー問題を含めて、東京電力福島第1原発事故に正面から取り組む弁論が聴けなかったのは、残念だった。

放射線を心配する母親に止められ、被災地行きを断念した弁士がいた。その是非を突き詰めて論じていたら、小欄は最高点を付けたはずだ

木内幸男元監督に取手市から感謝状

土曜日, 1月 7th, 2012
木内幸男元監督に取手市から感謝状 各地で賀詞交換会 茨城
2012.1.7 02:09
県内各地で6日、賀詞交換会があり、取手勤労青少年体育センター(取手市寺田)で開かれた取手市の賀詞交換会では、藤井信吾市長から取手二高や常総学院高の野球部監督を務めた木内幸男さん(80)に感謝状が贈られた。
木内さんは、春夏の甲子園で計3度優勝を果たした名監督。“木内マジック”といわれる采配と独特の茨城弁でも知られ、昨夏、退任した。木内さんは「この年になってこんな立派な賞をもらうとは思いもよらなかった」と喜びを語った。
また、水戸プラザホテル(水戸市千波町)では、橋本昌知事や国会議員ら県内政財界関係者が参加する新春の集い「千鳥会」が開かれた。戦後復興を機に始まった集いは今年で62回目。世話人の一人、水戸市の高橋靖市長が東日本大震災を踏まえ「復興元年、輝かしい1年になりますように」と乾杯の音頭を取った。

木内幸男元監督に取手市から感謝状 各地で賀詞交換会 ~産経新聞他20120107~

県内各地で6日、賀詞交換会があり、取手勤労青少年体育センター(取手市寺田)で開かれた取手市の賀詞交換会では、藤井信吾市長から取手二高や常総学院高の野球部監督を務めた木内幸男さん(80)に感謝状が贈られた。

木内さんは、春夏の甲子園で計3度優勝を果たした名監督。“木内マジック”といわれる采配と独特の茨城弁でも知られ、昨夏、退任した。木内さんは「この年になってこんな立派な賞をもらうとは思いもよらなかった」と喜びを語った。

また、水戸プラザホテル(水戸市千波町)では、橋本昌知事や国会議員ら県内政財界関係者が参加する新春の集い「千鳥会」が開かれた。戦後復興を機に始まった集いは今年で62回目。世話人の一人、水戸市の高橋靖市長が東日本大震災を踏まえ「復興元年、輝かしい1年になりますように」と乾杯の音頭を取った。

^ ^*取手二高時代の木内さんを思い出し・・・おめでとうございます

取手にプロバスケチームを 中学生の塾生募集 

水曜日, 10月 26th, 2011

産経新聞20111026

元選手・斉藤さん「3年後目標」
 取手市をホームタウンとするプロバスケットボールチームを結成する計画が持ち上がり、その第1弾として、土浦日大高バスケット部OBの斉藤博道さん(42)=利根町=が11月、中学生を対象にした「茨城Green Days Jr.」を立ちあげる。斉藤さんは同チームの選手を育成する斉藤塾の塾生を募集しており、「3年後を目標にプロバスケットチームをつくりたい」と話している。(石田努)

 斉藤さんは、土浦日大高卒業後、専修大、熊谷組でバスケット選手として活躍し、日本リーグ優勝の経験もある。そんな斉藤さんが県南地区にバスケットのプロチームを作ろうと、今年1月に「次世代アスリート育成プロジェクト」を立ちあげた。

 その第1弾がジュニアチームの結成。中学3年生の有望な選手を中心に集めて斉藤塾で育成し、優秀な選手でジュニアチームを結成する計画だ。

 ジュニアチームの参加資格は、県南や千葉県東部に住む中学生。将来プロを目指したり高校に進学して全国レベルで活躍することを目指したりする選手を対象にしている。チームは1、2軍の各9人とし、その下に育成枠(32人)を設けることにしており、今回は斉藤塾の1期生として50人を募集している。

産経新聞 チャイムより 愛犬の名「ココ」が1位

火曜日, 10月 25th, 2011

愛犬の名「ココ」が1位 「チョコ」は人気に陰り

 「ワン、ワン、ワン」の鳴き声にちなんだ11月1日の犬の日を前に、ペット専門保険を手掛けるアニコム損害保険(東京)が実施した「愛犬の名前調査」で、人気ナンバーワンの座を「ココ」が射止めた。2位は「マロン」で、昨年まで6年連続1位だった「チョコ」は3位となった。

 同調査は2005年から毎年実施しており、今回が7回目。昨年10月から今年9月にかけ、同社のペット向け保険を新規契約した0歳の犬約11万2千匹の飼い主に、犬の名前を尋ねた。

 ベスト10にはマロン、チョコのほか、ココア(5位)やモカ(9位)と食べ物や飲み物にちなんだ名前がランクイン。

看板が追加されました

木曜日, 10月 20th, 2011

産経新聞を取り扱い始めて半年が経過しました

ちょっとまえのこと

産経新聞の看板を取りつけました m(__)m

産経新聞

産経新聞