散歩道「十人十書」展 取手
毎日新聞2016年1月11日
取手市藤代のふじしろ図書館で、ダウン症や自閉症などの障害を持ちながら書道に励む「墨遊会」4人の「十人十書」展が開かれている。申年にちなみ、さまざまな書体の「申」「猿」を、4人の共同制作で一枚に表現した大作が目を引く。
1階交流ホールと2階ギャラリーで計20点を展示。同会代表の書道家、篠崎廣葉さんは「作品の持つ力強さや繊細さを素直に受け取っていただきたい」と話している。22日まで(12日と18日は休館)。
散歩道「十人十書」展 取手
毎日新聞2016年1月11日
取手市藤代のふじしろ図書館で、ダウン症や自閉症などの障害を持ちながら書道に励む「墨遊会」4人の「十人十書」展が開かれている。申年にちなみ、さまざまな書体の「申」「猿」を、4人の共同制作で一枚に表現した大作が目を引く。
1階交流ホールと2階ギャラリーで計20点を展示。同会代表の書道家、篠崎廣葉さんは「作品の持つ力強さや繊細さを素直に受け取っていただきたい」と話している。22日まで(12日と18日は休館)。
茨城新聞 20160110
毎日新聞 20160109
G1初制覇の吉田騎手、「子供たちに夢を」50万円寄付 取手市の賀詞交歓会に登場
昨年の有馬記念でG1初制覇を果たした取手市出身の騎手、吉田隼人さん(32)が8日、市主催の新春賀詞交歓会に予告なしで登場し、260人の来場者を驚かせた。昨年末の有馬記念でゴールドアクターに騎乗し、初優勝。市は急きょ、来賓として招くことにした。
会場ではレースの映像が放映され、1着の瞬間には拍手がわき起こった。感想を聞かれると「何度見てもいいですね」と照れ笑い。
このあと藤井信吾市長に寄付目録(50万円)を贈呈。「子供たちに夢を持ってもらえるような本を読んでほしい」と図書館の図書購入に充てることを希望した。報道各社の取材には「今年はフェアプレー賞を取ることを第一に考え、大きなレースで結果を出せるよう頑張りたい」と目標を語った。
G1初制覇の吉田騎手、「子供たちに夢を」50万円寄付 取手市の賀詞交歓会に登場
毎日新聞2016年1月9日
藤井信吾市長に寄付目録を手渡す吉田隼人さん(右)=取手市新町の取手ウェルネスプラザで
昨年の有馬記念でG1初制覇を果たした取手市出身の騎手、吉田隼人さん(32)が8日、市主催の新春賀詞交歓会に予告なしで登場し、260人の来場者を驚かせた。昨年末の有馬記念でゴールドアクターに騎乗し、初優勝。市は急きょ、来賓として招くことにした。
会場ではレースの映像が放映され、1着の瞬間には拍手がわき起こった。感想を聞かれると「何度見てもいいですね」と照れ笑い。
このあと藤井信吾市長に寄付目録(50万円)を贈呈。「子供たちに夢を持ってもらえるような本を読んでほしい」と図書館の図書購入に充てることを希望した。報道各社の取材には「今年はフェアプレー賞を取ることを第一に考え、大きなレースで結果を出せるよう頑張りたい」と目標を語った。
「煎餅の生地はわがままっ子と同じだ。気温、湿度で微妙に変わる。生地に触った感じで、その日の焼き方が決まる。指先に目があるのと同じだ」−−。1935年創業の「椎名米菓」を経営する椎名一郎さん(79)は先代で創業者の父親、延雄さんの言葉を思い出す。焼き始める最適なタイミングは自ら会得するしかない。
延雄さんは12(大正元)年生まれの口数が少ない頑固な職人だった。一郎さんは中学のころから手伝い、取手一高を卒業後、本格的に家業に励んだ。延雄さんが91年に78歳で死去し、2代目として後を継いだ。
父親譲りの頑固な職人かたぎ。「職人の看板を掲げる以上、指先と経験が武器」と言い切る。原料にもこだわる。ほとんど県内産のうるち米。くず米は一切使わない。しょうゆは「風味と香りを重視して選んだ」千葉県産の業務用特級品だ。
米を50年以上使い続ける製粉機に投入。すり鉢状の仕掛けを通って粉砕し、4段のふるいを通ると、さらっとした米粉に。「古いタイプだが、自分で修理できる」。米粉をふかして練り、延ばして型を取り、焼いて乾燥させる一連の工程はほぼ機械化されている。
名物の「一ノ矢にんにくせんべい」を20年ほど前に商品化した。青森産のニンニクを1年間、しょうゆ漬けにして発酵させる。「ソースせんべい」は顧客の苦情が改良に結びついた。5年ほど前、顧客からもらって食べた東京・銀座の男性から「こんなにベタベタした煎餅は食べたことがない」と電話があった。「自分では満点の出来だと思っていたが、客が認めてくれなければだめだ」。半年ほど改良を重ねてべたつきをなくし、2015年5月に製法の特許を出願した。
一郎さんと妻かつ代さん(78)、長男の妻浩子さん(50)、孫の俊行さん(20)の家族と、従業員3人の計7人が働く。「煎餅作りに妥協はしない。お客様の笑顔が見えてくるような逸品作りを心がけている」と信念を貫く。
椎名米菓
取手市山王87の1。午前8時〜午後7時。元日のみ定休。電話0297・85・8460。「味将軍」(税抜き100円)▽「一ノ矢にんにくせんべい」(同70円)など。
寒紅梅 次々開花 取手
毎日新聞2016年1月6日
取手市台宿2の井野天満神社で、早くも寒紅梅が5分咲きになった。春を思わせる日差しに誘われるように、次々と開花している。
境内の寒紅梅はこの1本だけ。隣に住む石川博正さん(71)によると、先月20日ごろ最初の一輪が開花した。例年は元日前後に開花が始まる。「三十数年ここに住んでいるが、年明けにこれほど開花したのは初めて。年末から続く陽気のせいではないか。良いことは前倒しでいい」と話している。
取手ウェルネスプラザに最新システム導入された。
新年 初話題です。
取手市広報誌の音訳CDを、取手朗読奉仕会ぶんぶんが
取手図書館とふじしろ図書館に寄贈しました。
41年間の継続に頭が下がります。
退職後が大変
毎日新聞2015年12月26日
退職後1年余が経過した。退職後の生活は、自由な時間を好きなことに使え、楽しいものと期待していた。しかし、ありあまる時間を充実したものにして過ごすことがいかに大変かを思い知らされることとなった。
家のことに関しては、ゴミ出し、食後の後片付けなどを率先して行っているが、妻には妻の流儀があり、こちらは「やってやっている」感があるので、妻から感謝されるには程遠い。表面的には、お互いの我慢でなんとかなっているように思う。妻との距離感を良好に保つには、それなりの努力が求められる。
もちろん、家の中にばかりこもっていてはと思い、外での時間を費やすべく、図書館やさまざまな教室に通うことにしたが、本を読んでいても、スポーツジムで汗を流していても、平日の昼間からこんなところにいていいのかとの思いばかりが先立ち、充実感など程遠く、とにかく落ち着かない。
仕事がないという空虚感ばかりに支配されている自分に気付かされる。同年配の者に思いを聞いてみても、「退職後5年たつが、いまだに落ち着かない」と同様の意見だ。
いずれ病に倒れ死を迎えることになるが、それまでの間、少しでも悔いのない人生を送りたいと思いながら、現実には、もんもんと日々を過ごしている人のなんと多いことか。仕事が抜けた穴を埋めるものを見つけ、それによって充実した日々を送ることは至難のことであると改めて感じている。退職後の方が、大変なのである。
小文間物語の会 住民有志、街道マップ設置 取手
毎日新聞2015年12月24日
取手市小文間(おもんま)の住民有志による地域おこしグループ「小文間物語の会」は23日、地元の見どころ満載の案内板「昔・今 小文間街道マップ」の除幕式を小文間公民館前で行った。
大きさは縦90センチ、横135センチ。縄文時代の中妻貝塚、福永寺(毘沙門天)、白山神社、東京芸術大−−など名所・旧跡や見どころなどをイラストで紹介している。地元のイラストレーター、木村襄之(じょうじ)さん(64)が描いた。
同会によると、散策やサイクリングで小文間を訪れる人が増える一方、児童数減少のため今年3月に市立小文間小学校が閉校。地域を元気にしたいと、住民から寄付を募って案内板を設置することにした。
除幕式で山内博会長(71)は「お金もコネもなく、若干の知識と旺盛な情熱だけがあった。無謀かと思ったが延べ165人の寄付でここまでこぎつけた」とあいさつした。
取手市太鼓連盟 「心に響く音を」 新年公演に向け練習
毎日新聞2015年12月22日
取手市太鼓連盟が来年1月23日、公演「とりで太鼓の祭典」を同市東1の市立市民会館で開く。2年に一度の発表会で4回目。連盟加盟の太鼓の衆「風舞」▽取手慧光太鼓▽坂東太鼓の会▽本陣太鼓▽舞鼓の会−−の5団体総勢約160人が競演、新年の幕開けを威勢良く飾ろうと、練習に余念がない。
出演者は幼児から70代と多世代にわたる。5団体が共演するオリジナル曲「砦響(さいきょう)」の合同練習が12日、同会館で約130人が参加して行われ、力強いばちさばきを見せた。本番を想定し、互いに舞台での配置や進行を確認した。
連盟理事長で舞鼓の会代表の倉持武夫さん(60)は「和をテーマに、和太鼓の魅力を伝えたい。新年にふさわしい、心に響く音をお届けしたい」と鑑賞を呼びかけている。
今回、ゲストとして「菊水連」(東京都・高円寺阿波おどり連協会所属)と、地元の市立山王小学校の児童たちが特別出演する。当日は午後1時開場、同1時半開演。入場料500円。チケットは市民会館(0297・73・3251)などで販売中。