毎日新聞全国版社会面雑記帳にサンセルフホテルが掲載されました。
雑記帳に「取手」が掲載されることがゆめでした(笑)
茨城新聞 一瞬お月様のようですね。
昨日は、三日月でしたよね。
TAP提供
東京新聞 20130413日夕刊
取手の団地で太陽光ホテル 東京芸大院生ら企画
2013年4月13日 夕刊
太陽光発電装置と、サンセルフホテルを発案した北沢潤さん=茨城県取手市で
高齢化が進む茨城県取手市の団地で十三日から、住民が接客係となって客をもてなすユニークなホテルが二日間開業する。団地の住民らが活性化を目指し、現代美術家とタッグを組んで企画した。宿泊するのは、東京都台東区の親子ら。さて、どんなホテルなの-。 (柴田久美子)
取手市の井野団地住民や市、東京芸術大学などでつくる実行委員会が企画。3DKの空室一室を一泊二日の宿泊料一万円で募集したところ、五組の応募があり、台東区の作業療法士定金ひとみさん(34)と長男来音(らいと)君(5つ)、静岡県に住む定金さんの母を選んだ。空室は、団地を管理する独立行政法人の都市再生機構から、実行委が期間限定で借りた。
定金さんたちは十三日、団地内の交流スペースでチェックインし、接客係に部屋まで案内してもらう。接客係は、団地や周辺に住む子どもからお年寄りまでの有志約三十人。蝶(ちょう)ネクタイや和服姿でもてなす。
部屋には、太陽と夜をモチーフにした手づくりの照明や、黄色と青色で染めたカーテン、ちゃぶ台と座布団、音響機器、急須などをそろえ、家庭用プラネタリウムを置く。ガスは使えないため、入浴は住民宅の浴室を提供する。
このホテルの特徴は、客室で使う電気を宿泊客が自分でつくることだ。太陽光パネルを載せた台車を押し、約二時間かけて団地周辺を歩いてもらう。その間、住民が団地を紹介し、宿泊客と触れ合う。発電した電気は自動車用のバッテリー二台に蓄電する。
夜は団地広場の空に、太陽に見立てた直径二・五メートルの電球入り風船を浮かべる催しも。客室から幻想的な光景を見ることができる。蓄電した電気を使うため、出力が落ちると自然に消灯する。
ホテル名は「サンセルフホテル」。発案者で現代美術家の北沢潤さん(25)=東京芸大博士課程=は東日本大震災後、ボランティアで福島県を訪れ、自然と人間の関係や、コミュニティーの在り方などを意識するようになり、今回の企画を思い付いたという。
接客マネジャー役の片山春枝さん(73)は「通常のホテルとは違うと承知の上で来てくれるので、受け入れてくれるのでは」。チーフの本橋幹夫さん(65)も「わいわいと交流し、楽しいと思ってもらえたら」と心待ちにしている。
定金さんは「団地の方が招いてくれることや、太陽光発電が面白い」と応募。震災後、エネルギーを当たり前と思ってはいけないと考えるようになり「息子が太陽エネルギーから何かを感じてくれたら」と期待する。
ホテルは今後、年数回開設し、将来的には住民だけで運営する。
取手の団地で太陽光ホテル 東京芸大院生ら企画
太陽光発電装置と、サンセルフホテルを発案した北沢潤さん=茨城県取手市で
高齢化が進む茨城県取手市の団地で十三日から、住民が接客係となって客をもてなすユニークなホテルが二日間開業する。団地の住民らが活性化を目指し、現代美術家とタッグを組んで企画した。宿泊するのは、東京都台東区の親子ら。さて、どんなホテルなの-。
取手市の井野団地住民や市、東京芸術大学などでつくる実行委員会が企画。3DKの空室一室を一泊二日の宿泊料一万円で募集したところ、五組の応募があり、台東区の作業療法士定金ひとみさん(34)と長男来音(らいと)君(5つ)、静岡県に住む定金さんの母を選んだ。空室は、団地を管理する独立行政法人の都市再生機構から、実行委が期間限定で借りた。
定金さんたちは十三日、団地内の交流スペースでチェックインし、接客係に部屋まで案内してもらう。接客係は、団地や周辺に住む子どもからお年寄りまでの有志約三十人。蝶(ちょう)ネクタイや和服姿でもてなす。
部屋には、太陽と夜をモチーフにした手づくりの照明や、黄色と青色で染めたカーテン、ちゃぶ台と座布団、音響機器、急須などをそろえ、家庭用プラネタリウムを置く。ガスは使えないため、入浴は住民宅の浴室を提供する。
このホテルの特徴は、客室で使う電気を宿泊客が自分でつくることだ。太陽光パネルを載せた台車を押し、約二時間かけて団地周辺を歩いてもらう。その間、住民が団地を紹介し、宿泊客と触れ合う。発電した電気は自動車用のバッテリー二台に蓄電する。
夜は団地広場の空に、太陽に見立てた直径二・五メートルの電球入り風船を浮かべる催しも。客室から幻想的な光景を見ることができる。蓄電した電気を使うため、出力が落ちると自然に消灯する。
ホテル名は「サンセルフホテル」。発案者で現代美術家の北沢潤さん(25)=東京芸大博士課程=は東日本大震災後、ボランティアで福島県を訪れ、自然と人間の関係や、コミュニティーの在り方などを意識するようになり、今回の企画を思い付いたという。
接客マネジャー役の片山春枝さん(73)は「通常のホテルとは違うと承知の上で来てくれるので、受け入れてくれるのでは」。チーフの本橋幹夫さん(65)も「わいわいと交流し、楽しいと思ってもらえたら」と心待ちにしている。
定金さんは「団地の方が招いてくれることや、太陽光発電が面白い」と応募。震災後、エネルギーを当たり前と思ってはいけないと考えるようになり「息子が太陽エネルギーから何かを感じてくれたら」と期待する。
ホテルは今後、年数回開設し、将来的には住民だけで運営する。
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お客様が帰宅したあとは、関係者でおかたづけです。
ほんとうに沢山のホテルグッズを手づくりされたんですね。
泊まってみたいなぁ。