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女の気持ち ラブレター

火曜日, 2月 25th, 2014

女の気持ち ラブレター 茨城県取手市 伊藤さん

毎日新聞 20140225

夫の一周忌を終え、少しずつ遺品整理を始めることにしました。思い出深い物を手に取るたびに時を忘れてしまいます。

そんな中、40年ぶりに忘れられていたたくさんの手紙が出てきました。あのころ、携帯電話のない時代でしたので、東京と千葉との間で、ラブレターを出しあっていました。会えるのは月に1度か2度……手紙が2人の唯一の支えでした。

手紙のおかげで結婚し、子供たちにも恵まれ夢のような幸せな生活でした。でも40年間の長い歳月には、人並みの苦労も経験しました。夫の両親と途中同居、家を新築し子供の教育と、彼も私も夢中で働きました。

子育てが終わり、両親の介護、そして、みとり。気がついた時、2人の心と夢は交わることがなくなっていました。それに彼は大病を患い、医者から告げられた言葉は、取り返しのつかない状態のものでした。残された時間はあっという間でした。

結婚前、伴侶となる人と槍ケ岳に登ると決めていた! それは君だよと言ってくれ、山登りを教えてもらいました。たくさんの思い出、宝を残してくれたのにいろいろあって晩年、彼の優しさに背を向けていました。

夫の死後、現実感がなく泣けなかった私は、今ラブレターを何度も読み返し、初めて心からの涙が流れました。若い日の恋しい「彼」に会えたのです。優しく最高にすてきだった彼は、言葉いっぱいの愛であふれていました。「お父さん、大好きでした。届かない手紙を送りました!!」と呼びかけています。

今日の女の気持ちより

月曜日, 2月 24th, 2014

女の気持ち 今年の桜は 毎日新聞 20140224

昨年の今ごろは、息子の大学受験で気持ちの落ち着かない日々を送っていた。前期の試験に落ちてしまったが、彼なりのプライドから後期も同じ大学を受けるという。希望がかなうのはほぼ無理だろうと、親は予備校のお金の算段をしていた。

後期試験発表の当日。午前10時にパソコンで合否を確かめていた息子が最初に発したのは「えっ!」だった。なんと番号があるという。私はキャーと叫び、夫は息子と抱き合った。

その日のうちに部屋を探すため空港に向かった。高速インターの入り口には何本もの桜。満開である。青い空に溶け込むような花びらの色。助手席の息子の笑っても笑っても止まらない笑顔、ホントにサクラ、咲いたんだ。この光景は一生忘れられないと思った。

一昨年は義父を見送った春だった。お骨とともに火葬場の外に出た時、少し満開を過ぎた桜が強い風に舞っていた。泣いても泣いても止まらない涙で眺めた。この景色は一生忘れないと思った。桜の花びらにたくさんの思い出が重なる。

そういえば随分昔、進むべき道が見えなかった頃、夜桜の下でブランコをこぎ続けた日もあったなあ。

これから先、私はどんな桜に出会えるのだろう。どんな気持ちで眺めても、桜は黙って桜の花を毎年忘れずに咲かせるのだろう。

今年の春は穏やかな気持ちで、この花たちにであえますように。

女の気持ち ネットの新聞 毎日新聞 20140224

新聞を読めた。やっと今日(16日)の新聞が。

甲府市は観測史上記録的な豪雪で、新聞が昨日から配達されていません。定年退職してから朝食の後、ゆっくりコーヒーを飲みながら隅々まで時間をたっぷりかけて読むのが楽しみの一つだったのに……。ああ、読みたい!

大通りに出るまでの道を確保するために、ご近所の皆さんと朝から懸命の雪かきを済ませ、汗をふきふき、突然思い出しました。折り込みチラシに購読料だけで、ネットで毎日新聞を読めるって書いてあったことを。昼ごはんも忘れ、会員登録をし、たった今新聞の活字を読みました。

羽生結弦くんの笑顔が飛び込んで来ました。地元の雪害も読みました。車の中やホテル、電車の中で夜を明かした方々に比べれば、今の私は電気もつくし、暖もとれる。

車は雪で埋没し、家の前の道路は車が通れる状況にはないけれど歩けばなんとかなる。通常の暮らしになるのは、いつになるかわからないけれど、孤立していないことだけは確かだ。新聞も読めたし……。

いつものことが当たり前にできないこと、その不便さはそうなってみないとわからないことが実感できた。新聞を読めたことに感謝します。ありがとう。

取手ひなまつり ひなパレード開催

月曜日, 2月 24th, 2014

毎日新聞 20140224

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産経新聞 2014022420140225_s

茨城新聞 20140224

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散歩道 詐欺防止、農協支店に感謝状

日曜日, 2月 23rd, 2014

散歩道 詐欺防止、農協支店に感謝状−−利根町 毎日新聞 20140223

取手署の塙俊夫署長は19日、詐欺被害を防いだとして

利根町中田切の「竜ケ崎市農協わかくさ支店」(石橋達夫支店長)に感謝状を贈った。

70代女性から1月31日、支店に「600万円下ろしたい」と電話があり、

同農協共済部の河村嘉浩さん(38)が女性宅を訪れると、

女性は息子をかたる男の作り話を信じていた。

河村さんがその場で息子本人の携帯電話にかけるよう説得、連絡が取れて詐欺と判明した。

15日間だけの美術館 取手アートギャラリーきらり

木曜日, 2月 20th, 2014

毎日新聞 20140220

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茨城新聞 2014021920140219_i

大雪の後のお互い様

月曜日, 2月 17th, 2014

大雪:渋滞の国道、助け合い…軽井沢

毎日新聞 20140216

長野県軽井沢町の国道18号では、30時間以上立ち往生するドライバーに、

沿道の市民が温かい食事や飲み物などを差し入れた。

同町の喫茶店「鐵音(くろがね)茶房」店主、羽山賢次郎さん(70)は、妻静さん(66)と共に、

冬季閉鎖中の店を開放。羽山さんによると、15日午前1時ごろから、店の前の国道の車が動かなくなった。

「みんな食べものがないだろう」と思い、15日朝から、うどんやカレー、お雑煮を無料で提供した。

軽井沢に住んで約45年。

食べた人が16日朝、店の前の雪かきをしてくれた。

「一宿一飯の恩義と言ってくれた」と羽山さんは話す。

「意味わかんない」は「語感の違い」

日曜日, 2月 16th, 2014

女の気持ち 意味わかんない 毎日新聞 20140216

店員さんの説明がわからない。期待したサービスが受けられないことはわかったが、その仕組みが理解できなかった。

「すみません、意味がわからないのですが」と言ったら、一緒にいた高校生の娘が苦々しい面持ちをしている。娘の言い分はこうだ。

「お店の人を責めても仕方ないよ、意味わからない、だなんて失礼だよ」

うーむ。私としては、責めたつもりも、怒ったつもりもない。極めてノーマルな態度で、自分が理解できないことを、伝えたつもりだった。そこで「意味がわからない」という言い回しについて考え込んでしまった。

どうやら、最近の「意味わかんない」は、「意味不明ー」とともに、従来とはやや異なるニュアンスを含むようだ。「感覚にそぐわない」「ヘンなこと言ってるー」というような、突き放して小バカにする感じ。またさらに「意味がわかんない」の「が」が省略されて「意味わかんない」になると、小バカ度がアップするようでもある。

ああ、言葉って生きているんだなあ、と思った。同じ言葉でも、発する人の世代や関係性によって、そのニュアンスに微妙な差が生じてくるのだろう。

会話の途中で、なぜか不愉快になってきたり、相手が不機嫌になったりするのを感じとることがある。理由がわからないと不安になるものだ。そんな時は「語感の違い」を疑ってみると、いろいろな誤解が解きほぐれていくのかもしれない、などと考えた。

取手市立取手第一中学校で立志式

水曜日, 2月 12th, 2014

散歩道

立志式で14歳の誓い 毎日新聞 2014年02月12日 地方版

取手市立取手第一中学校は、大人に成長していく年齢の14歳を自覚する「立志式」を同校で開いた。

2年生(185人)が対象で、欠席8人を除く177人が1人ずつ壇上に上がり、自ら考えた誓いの言葉「誓詞」を述べた。

「好奇心を大切にする」「何事にも全力を尽くす」「感謝の気持ちを忘れない人になる」など、それぞれの目標を緊張した表情で元気よく発表した。

ジュニアオリンピック武術太極拳大会

火曜日, 2月 11th, 2014

毎日新聞 20140211

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ゆめあかり3.11でオリジナルソング初披露

火曜日, 2月 11th, 2014

毎日新聞 20140211

 

東日本大震災:犠牲者を鎮魂 「ゆめあかり」キャンドル1万1000個 来月8日、取手 オリジナルソングも /茨城
毎日新聞 2014年02月11日 地方版

東日本大震災犠牲者の鎮魂のため、市民イベント「ゆめあかり3・11」が3月8日午後3時、取手市藤代庁舎前広場で開かれる。キャンドル1万1000個を同広場に置くほか、趣旨に賛同した地元在住の歌手がオリジナルソングを披露。「続ける祈り、つながる想い」をテーマに震災復興も祈っていく。

市内の女性4人でつくる街おこしグループ「ゆめまっぷの会」が企画。同広場でキャンドルアートを開いていた同会は震災後、開催趣旨を犠牲者を悼むことに変え、2012年3月に6000個、13年3月には1万1000個のキャンドルをともした。

取手市在住の歌手、奥村多恵子さん(39)は昨年11月、子ども向けの「ぼくはねこじゃらし」を作詞・作曲。「目立たない草にだって役目はあるのさ」「静かに君を見守るよ」などという歌詞が被災者に寄り添う気持ちと重なることから、同会が「大人でも感動する内容」などとして、今回のイベントで歌ってもらうよう依頼した。

奥村さんは先月、「子どもから大人まで楽しめる曲にしてほしい」として、米国の作編曲家、ペリー・ラ・マルカさん(53)に編曲を依頼。今回は編曲バージョンを披露する予定。奥村さんは「太平洋を越え、米国在住の日本人とも(犠牲者鎮魂の)気持ちをつなげていきたい」と話している。

同イベントでは、市内の小中学校などに協力を求め、キャンドルを覆う紙袋にメッセージを書いてもらっており、「夢 あきらめなければきっとかなう」などと書かれた紙袋が続々と集まっている。同会メンバーのイラストレーター、鴇田優子さん(39)は「市民みんなができる範囲で協力すれば大きな力になる」と意気込んでいる。

同会は当日のボランティアや寄付を募集している。問い合わせは同会事務局(0297・72・7166)。【安味伸一】

20140211_771奥村多恵子さん作詞作曲 ペリー・ラ・マルカさん編曲の

♪ぼくはねこじゃらし♪は、素敵な曲です。

記者さんもウットリされていました(笑)

ゆめあかり3.11「続ける祈り繋がる想い」でお披露目です。

小さな一歩が、太平洋を越えて大きなボランティアの輪になってきましたね。