カルガモ ひな12匹誕生 取手で引っ越し
毎日新聞2018年5月13日
取手市清水の六郷公民館の花壇で巣を作っていたカルガモにひな12匹が誕生し12日朝、武笠征男館長(73)の誘導で数十メートル離れた水田に引っ越した。同館隣の小さな水田に移動したが、脇の用水路で流されかけたため、武笠さんが素早く網ですくい上げて救出。別の広い水田に放した。
武笠さんによると、4月6日に産卵が始まり、同16日から12個の卵を抱えて温めた。武笠さんは「孫のように可愛い。全部のひなが無事に巣立ってくれた」とほっとした表情。引っ越しを見届けた近くの市立六郷小の児童たちも「可愛い」とにっこり。
同館では数年前に造成したバラの花壇に昨春初めてカルガモが巣作りし、ひな10匹が誕生。うち9匹が育ったという。