Archive for the ‘記事’ Category

三内丸山遺跡来場者750万人目 取手市の小野塚進さん

火曜日, 10月 6th, 2015

毎日新聞 雑記帳 20151006

 1994年から一般公開された縄文時代の三内丸山遺跡(青森市)の来場者が5日、750万人となった。記念の来場者となった茨城県取手市の小野塚進さん(65)は「大変うれしい」と感無量の様子。

 高層建築物もあったと推測され、古代史ファンにはたまらない観光地。先月からはタブレット端末を使って発掘の様子を映像・音声で解説するITガイドも導入するなど、ファンの「発掘」にも取り組む。

 人口減に悩む青森県だが、同遺跡への来場者は県人口の5倍以上に達した。多くの土偶を作り、クリを栽培し、大規模な集落を営んでいたいにしえのにぎわいを取り戻せるか

取手の風景、切手に 市制施行45年記念フォトコン入賞作使用

火曜日, 10月 6th, 2015

常陽新聞 20151007

記念切手取手
取手市制施行45周年を記念したオリジナルフレーム切手

 取手市の市制施行45周年を記念したオリジナルフレーム切手(82円切手10枚入り、1230円)が1日発行された。

 朝日を浴びて輝く利根川、夕日で真っ赤に染まる水田、桜が満開の藤代スポーツセンターなど、同市が実施した「太陽の美しいまち取手フォトコンテスト」で優秀作品に選ばれた風景写真がデザインされている。

 日本郵便が計1500シートを作成した。そのうち500シートは市内の郵便局15局で販売中。1000シートは市が買い取りPRイベントなどで記念品として配布する。

「困難越え節目迎えた」取手市制45周年で式典

月曜日, 10月 5th, 2015

常陽新聞 20151005 

取手市制施行45周年記念式典が4日、同市東の市民会館大ホールで催され、藤井信吾市長は「さまざまな困難を乗り越え、節目の年を迎えることができた」などとあいさつした。

 市長は、市制が施行された1970年代の大規模公団団地建設や大企業の工場進出、その後の2008年のリーマンショックによる法人市民税の大幅減少、つくばエクスプレス開業による隣接市との都市間競争などを振り返り、「昨年の取手の人口は転入が転出を104人上回った。今年は常磐線の東京駅乗り入れなど、いろいろな意味で新たな魅力が取手にきている」などと話した。

 式典には地元選出の葉梨康弘衆院議員、岡田広、藤田幸久両参院議員のほか、県内市町村長、市民ら計約550人が参加。葉梨氏は「人口減少という言葉はあまり明るい感じがしないがそうではない。取手の魅力を知る人がより健康で余裕をもってお金をたくさん地元で使うことで必ずまちの魅力を取り戻すことができる」などと話した。

 式典では、長年、市に貢献している市民112人と81団体に表彰状や感謝状が贈られたほか、世界大会で3連覇しギネス記録をもつダブルダッチ(なわ飛び)チーム「ディアナ」と、今年の世界大会で優勝した江戸川学園取手中・高校チアリーダー部による世界一の演技が披露された。

空き家活用を模索 水戸でフォーラム 事例紹介や講演

日曜日, 10月 4th, 2015

茨城新聞動画ニュース

空き家を地域活性化の有効な資源として捉え直す「共助社会づくりフォーラム」(内閣府、県など主催)が2日、水戸市三の丸の県三の丸庁舎で開かれた。行政やNPOなどの関係者約120人が参加し、空き家が地域の交流拠点になっている事例の紹介を通して、今後の空き家の活用策を模索した。

徳島県神山町などで空き家再生に取り組む建築家の坂東幸輔さんが基調講演。

同町では、首都圏の企業などが、もう一つの仕事場として空き家を活用したり、若者やクリエーターが空き家に移住したりしている。

坂東さんは「これからは余った建物を再生してまちづくりを進めていく時代。今からでも始めてほしい」と力を込めた。

講演後のパネルディスカッションで、東京都文京区の空き家を利用した地域交流施設を運営する三縄毅さんは「施設に地域の人が集まり、独居老人など社会的に孤立した人の課題解決にもつながっている」と紹介した。

参加者で建築設計事務所を営む池田俊彦さん(32)=土浦市=は「土浦にも人が住まなくなった家が増えていて活用できないか考えている。きょうの話を参考にしたい」と感想を話した。

平成27年9月関東・東北豪雨 常総の全壊は50件

土曜日, 10月 3rd, 2015

関東・東北豪雨 常総の全壊は50件 全半壊は3737件 県被害調査 茨城
毎日新聞 2015年10月03日 

 県は2日、関東・豪雨災害による住宅被害の調査状況をまとめた。全壊家屋は50件(すべて常総市)、大規模半壊は1035件、半壊は2801件に上った。最も被害の大きかった常総市は計3737件が全半壊した。同市内の被害判定は戸建て住宅のみで、集合住宅は未調査なことから、被害数は今後さらに増える見通しだ。

 これまでは床上・床下浸水のみの推計を公表してきたが、より詳細な調査がまとまった。2日午後4時時点のまとめによると、床上1メートルまで浸水するなどした「大規模半壊」は常総市914件▽筑西68件▽境町53件。床上1メートル未満を浸水するなどした「半壊」は常総市2773件▽古河市11件▽境町10件▽結城市4件▽筑西市3件−−だった。

 一方、半壊に満たない床上浸水は278件(常総市ゼロ)、床下浸水は2968件(同2264件)だった。

 ◇支援法適用外の市町村も対象に 県が独自制度

 また県は同日、住宅被害を受けた被災者に対し、被災者生活再建支援法適用外の市町村でも、最大で300万円を支給する支援制度の創設を決めた。

 県防災・危機管理課によると、国から補助が出る同制度は被害が大きかった常総市と境町のみに適用されている。県が創設する制度は、支給額・区分は同法と同じで、被害程度に応じて支給する「基礎支援金」(50万〜100万円)と、再建方法に応じて支給する「加算支援金」(50万〜200万円)の2階建ての構造になっている。

 被災者が市町村を通じて申請し、県と市町村が分担して支払う。


常総市災害ボランティアセンターFacebookより

【明日10月4日(日)の活動に関して】
4日(日)は、通常通り8:00より第一駐車場(水海道流通センター)をOPENし、8:30シャトルバスを運行開始、9:00より受付を開始いたします。
公共交通機関をご利用の方は、水海道駅より水海道サテライト(市民の広場)へ、同じく9:00より受付開始です。
※移転は、来週6日からとなりますのでお間違えの無い様ご注意ください。
皆様のご参加お待ちしております!

【常総市災害ボランティアセンター移転のお知らせ】
発災から約1ヶ月、常総市の災害ボランティア活動に継続したご支援をありがとうございます。
10月6日(火)より、常総市災害ボランティアセンターは常総市社会福祉協議会隣の敷地へ移転いたします。つきましては移転に伴い、引っ越し作業を10月5日(月)に行う為、5日(月)の活動は事前に予約いただいた団体のみとし、個人のボランティアさんの受付を中止とさせていただきます。なお、6日(火)より、場所を変えて通常どおり受付を行います。
また、新たな臨時駐車場も下記の場所に変更となります。これまで使用していた水海道流通センター及び大花羽小学校の臨時駐車場は閉鎖となりますので、ご注意ください。
まだボランティアの皆さんの支援の手が必要です。今後もご協力をよろしくお願いたします。
移転先住所 : 茨城県常総市水海道天満町2472
代表電話番号:TEL1:090-6568-6333、TEL2:090-6568-6334 ※変更なし

取手二中でスタント実演 自転車事故に「キャー!」

土曜日, 10月 3rd, 2015

安全講習会 自転車事故に「キャー!」 取手二中でスタント実演 茨城
毎日新聞 2015年10月03日 

 取手市寺田の市立取手第二中学校(生徒数525人)は9月30日、スタントマンを招いて自転車が絡む交通事故を実演する安全講習会を開いた。横断歩道を渡り始めた人と車の陰から飛び出した自転車との衝突や、見通しの悪い交差点に一時停止せずに進入した自転車が車にはねられるなど、9パターンを実演。目の前で衝突を目撃した生徒からは悲鳴が上がった。2年の小川華純さんは「危険性を学んだ。ルールを守っていきたい」と話した。

いばらき魅力再発見 取手市小堀地区

土曜日, 10月 3rd, 2015

いばらき魅力再発見 取手市小堀地区 渡し船に乗り「飛び地」散策  茨城
毎日新聞 2015年10月03日 

 9月末の晴れた日、利根川河川敷にある取手緑地運動公園脇の船着き場から「小堀(おおほり)の渡し」の渡し船に乗った。穏やかな川面を横切り、7分ほどで対岸の小堀側船着き場に到着した。小堀地区は川を挟んだ取手市の飛び地で、川を背に千葉県我孫子市に囲まれている。

 利根川は明治から大正時代に改修され、北側に本流ができた。元の利根川の蛇行部分が本流から切り離され「古利根沼」として残った。ただ茨城、千葉の県境は元の利根川のため、飛び地となった。約60ヘクタールに136世帯335人が暮らす。隣接する取手市取手の一部にも15世帯29人がいる。

 渡し船で運んだ自転車に乗り、散策した。庭付きの戸建て住宅が並ぶ。路地を下り、古利根沼に着いた。流れはない。一帯は私有地で「地主さんの特別な好意により釣り場として開放されています」との看板が目を引く。釣り糸を垂れる年配の男性に釣果を聞くと「フナがそこそこだな」と教えてくれた。

 住宅地に戻ると「小堀河岸」の説明板を見つけた。江戸時代に年貢米などを運ぶ高瀬船から荷物を分けて積載する「艀下(はしけ)河岸」だった。往時のにぎわいに思いをはせた。

 「小堀の渡し」は昨年運航100年を迎えた。1955年ごろは生活の足として年7万5000人が利用したが、99年から循環バスが運行され、客足は20分の1以下に。現在は市の船「とりで号」(定員12人)が1日7便運航する。

 9月の豪雨で一部運休していたが、2日に完全復旧。船賃は1回100円(小堀側の住民と70歳以上、小学生以下無料)。自転車は1人1台まで無料。
 
推薦人 古利根沼に風情 サッパ舟で橋も 島田忠幸さん(彫刻家)

 市外からお客さんが訪れると、小堀の渡しで小堀地区を散策します。古利根沼には風情があり、農家に残るサッパ舟(水害時に使う木舟)などを使って沼に橋を架けるプロジェクトを行ったこともあります。

きたかんナビ 10月1日開始

金曜日, 10月 2nd, 2015

いばらき春秋 20151002

民間調査会社ブランド総合研究所が発表した2015年の都道府県魅力度ランキング。茨城は3年連続で最下位となった。「不名誉な記録」に苦い思いをしているのは本県関係者だけではない
前年46位の群馬県は、昨年6月にユネスコの世界文化遺産に富岡製糸場などが登録されたにもかかわらず、今回は45位。栃木県は、同じく世界文化遺産の日光東照宮が四百年式年大祭でにぎわうものの、35位だ
その3県の県紙、茨城新聞と上毛新聞(前橋市)、下野新聞(宇都宮市)は、「北関東」の魅力を紹介する観光情報サイト「きたかんナビ」を開設した
11年3月、3県は北関東自動車道で結ばれた。同月開港の茨城空港は、国際線の定期便として中国2路線が就航するなど、国内外のアクセスが飛躍的に向上した
20年には東京五輪を迎える。一つの県で、五輪に訪れた外国人観光客を呼び込み、満足してもらうのは難しい。だが、3県が連携したら、どうだろう
きたかんナビはそうした思いから、3紙のデジタル部門が立ち上げた。新聞社の記事や写真、動画を活用している点で、異色の観光情報サイトとなった。魅力を発掘し、発信し続けていきたい。

きたかんナビ http://kitakan-navi.jp/

市民の『健幸』づくり交流拠点あす開館

水曜日, 9月 30th, 2015

ウェルネスプラザ:取手駅西口に 健康・保健拠点、あす開館 茨城
毎日新聞 2015年09月30日

 取手市の健康増進施設「取手ウェルネスプラザ」がJR取手駅西口に完成し、10月1日開館する。市内2カ所の保健センターを同施設に統合し、健康・保健の拠点としたい考えだ。

 建物は鉄骨造地上3階地下1階延べ2966平方メートル。1階のトレーニングジムには、四つ足の動物の動きで筋力を鍛える器具などをそろえた。最大400席の多目的ホールもある。2階は保健センター、ヨガなど軽運動の健康スタジオ、調理室を設置、採光が良く開放的な3階には生後6カ月〜小学生対象のさまざまな遊具を配した「キッズプレイルーム」(271平方メートル)を設けた。

 市は同館の整備計画を2011年に策定、総工費を10億円と見込んだ。だが東日本大震災復興工事の影響で資材が高騰したほか、「駅前にふさわしい質感」を求めて、客席の大半を電動で背部に収納できるホールにするなどしたため、総工費は2倍の20億円にふくれあがった。藤井信吾市長は25日の定例会見で「市民の『健幸』づくり交流拠点としての役割を果たしたい」と強調する。

 駐車場は敷地外の2カ所を含めて63台(最初30分間無料)分しかないが、乳幼児健診に訪れた人は、優先的に無料で利用できる。

 災害時には避難所に転用、米、毛布と飲料水を300人・3日分備蓄する。停電でも3日間は自家発電する。

 ジムは午前8時半から午後10時まで。1日400円。キッズプレイルーム(午前10時〜午後6時)は1時間100円。問い合わせは同館(0297・71・2122)。

茨城常総救援物資受け入れ、水、マットレス、毛布の3品に限定 

水曜日, 9月 30th, 2015

救援物資受け入れ、水、マットレス、毛布の3品に限定 茨城常総
産経新聞 20150930

 常総市では水、マットレス、毛布以外の個人からの救援物資の受け入れを27日いっぱいで終了した。市役所での救援物資の受け渡しも27日いっぱいで終了し、救援物資の管理を同市坂手町の水海道総合体育館に一元化した。

 現在受け入れているのは、水とマットレスと毛布の3品目。市商工観光課によると、水は井戸水利用地域などに需要があるほか、いまだに浄水場が仮復旧状態のため、念のために備蓄が必要だという。マットレスと毛布は、今後寒くなるにつれて需要が増加する可能性があるとしている。救援物資を仕分けるボランティアも、引き続き20~30人ほど必要だという。

 その他の救援物資については、水海道総合体育館にある救援物資がなくなり次第、受け渡しも終了する。受け入れの停止について担当者は「避難所もどんどん統合されているし、浸水地区でもお店が営業している。後は送ってくれた方の善意を無駄にしない形で、今ある救援物資を処理していきたい」としている