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臨時災害放送局:取手市、来月「とりでFM」開局 

火曜日, 7月 24th, 2012
県ネットTV10月開局 ニュースや催し生放送
県は23日、県内のニュースや催し情報などを毎日ライブ配信する都道府県初のインターネットテレビ「いばキラTV」を10月1日に開局すると発表した。本県は民放の県域テレビが全国で唯一なく、「県政や地域の情報に触れる機会が他県に比べて少ない」(県広報広聴課)ことから、パソコンやスマートフォン(多機能携帯電話)でも視聴できるネットTV事業に乗り出す。
同課によると、広告代理店に委託して一日に計120分程度の番組を制作し、県庁スタジオから生放送する。事業費1億1700万円。アナウンサーやリポーターなど約20人の雇用創出も見込む。
情報番組のほか、災害時は県庁に集まった緊急情報もライブ配信する。生放送の時間帯以外は観光、学校、趣味など多彩なオンデマンド番組や、視聴者から募集した子どもやペット、地域の催しなどの投稿動画も配信する予定という。
同課は「茨城を知ってもらうことで郷土への愛着心や一体感を一層高め、全国にも県内情報を発信したい」と意気込んでいる。
開局に先立ち、県は今月31日正午から試験配信を始め、視聴者からの意見を募集する。試験期間中は磯山さやかさん、細川たかしさん、工藤静香さんなど著名人からの応援メッセージを中心に配信する。

臨時災害放送局:取手市、来月「とりでFM」開局 放射線情報など発信 ~毎日新聞20120724~

取手市は23日、8月1日から臨時災害放送局「とりでFM」を開局すると発表した。市内の放射線量や除染に関する情報を中心に、緊急時には災害関連情報を流す他、行政、イベント情報なども放送する。周波数は89・4メガヘルツで免許期間は6カ月間。県内自治体の放送局開設は、高萩市に次いで2番目という。

放送時間は午前8時半から午後5時まで。正午〜午後1時▽同4〜5時の時間帯は、定時放送として放射線情報や行政情報などを発信する。また、土日のいずれかに1時間の情報番組を発信する予定。初日は開局記念番組として藤井信吾市長が正午から市長メッセージを発信する他、インタビュー番組を放送する予定。FMは周波数に条件があり、市内でも屋内受信が難しい地域の場合は、車載ラジオで全域をカバーできるという。

免許期間は来年1月で終了するが、同2月からは、市のメール配信システムなどへの移行や、県内のラジオ放送局との連携も視野に入れ、災害時の円滑な情報提供を図る方針。既にプロジェクトチームを設け緊急時における迅速な災害情報伝達手段を模索している。