Archive for 9月, 2012

取手駅西口前、駐輪場など整備 2カ年事業着工へ

水曜日, 9月 5th, 2012
取手駅西口前、駐輪場など整備
今年度着工、2カ年事業で新歩行者デッキも
取手市のJR取手駅西口前の同駅北土地区画整理事業で既存の駐輪場が廃止されることに伴う、新たな自転車駐車場整備事業の事業費が歩行者デッキ約7億7200万円、駐輪場約6億4000万円であることが分かった。
いずれも2012~13年度の2カ年で整備する。今年度分工事費計約5億6000万円が、5日開会の9月議会に提案される。
市はJR取手駅西口前の駅ペデストリアンデッキと延伸する歩行者デッキの整備を同駅北土地区画整理事業と一体で進めている。これに伴い、既存の駐輪場が廃止されることになっている。
歩行者デッキは長さ118㍍、幅4㍍で、片側のみに幅2㍍の屋根を設置する。駅西口から民間医療機関が建設する医療モールにつなぎ、四谷橋方面へ延伸する。来年1月着工、14年3月完成予定。
駐輪場は、329台の自転車と78台の原付きバイクが収容できる4階建ての自走式部分と、456台が収容できる機械式の部分に分かれ、全体で自転車785台、原付きバイク78台の計863台が収容できる。
駐輪場は将来的に需要が減ると見込まれることから、自走式部分を他の用途に変更することも可能な設計にしたという。来年1月着工、14年4月オープンの予定。

取手駅西口前、駐輪場など整備 ~常陽新聞20120905~

今年度着工、2カ年事業で新歩行者デッキも

取手市のJR取手駅西口前の同駅北土地区画整理事業で既存の駐輪場が廃止されることに伴う、新たな自転車駐車場整備事業の事業費が歩行者デッキ約7億7200万円、駐輪場約6億4000万円であることが分かった。

いずれも2012~13年度の2カ年で整備する。今年度分工事費計約5億6000万円が、5日開会の9月議会に提案される。

市はJR取手駅西口前の駅ペデストリアンデッキと延伸する歩行者デッキの整備を同駅北土地区画整理事業と一体で進めている。これに伴い、既存の駐輪場が廃止されることになっている。

歩行者デッキは長さ118㍍、幅4㍍で、片側のみに幅2㍍の屋根を設置する。駅西口から民間医療機関が建設する医療モールにつなぎ、四谷橋方面へ延伸する。来年1月着工、14年3月完成予定。

駐輪場は、329台の自転車と78台の原付きバイクが収容できる4階建ての自走式部分と、456台が収容できる機械式の部分に分かれ、全体で自転車785台、原付きバイク78台の計863台が収容できる。

駐輪場は将来的に需要が減ると見込まれることから、自走式部分を他の用途に変更することも可能な設計にしたという。来年1月着工、14年4月オープンの予定。

アンテナ磨きの毎日

火曜日, 9月 4th, 2012

昔のお金

敬老の日が近いですね。

県内最高齢は、水戸在住109歳のまつさん。

明治時代はまつさんが流行だったのかな。

^ ^*が生まれるとき、第1候補が「まつ子」だったと知らされた。

もし松子?だったらどんな人生だったのだろう。

幸い祖母が「まつ」だったので、紛らわしいという理由で松子では無くなった。・・・らしい。

最近付き添いで病院に行くことが何度かあった。

通常最高血圧は、90~110ぐらいなのにこの時の血圧ときたら

血圧

一過性高血圧だわぁ

haru_mi秋号から

子どもがいたときは、はりきっていろいろ作ったけれど

ふたりになってしまったらなんだかやるきが出なくて・・・・

ふたりだからこそ、いいものを少しだけていねいに作る楽しさもあるはず。

それを楽しまない手はありません。

おなかをすかせた子どもが口を開けて待っていたときには

どうしてもボリューム優先で、早く早くと気持ちが前のめりになりがつでしたよね。

そうした慌ただしさから開放され、量よりも質、おいしさ優先で料理に取り組めるなんて、

とても幸せなことだと思いませんか?・・・

アンテナの向きをちょっと変えただけで、ちょっと素敵な日常になるんですね。

シンクロ糸山選手が取手市長に五輪報告

火曜日, 9月 4th, 2012
入賞でき達成感 シンクロ・糸山選手 取手市長に五輪報告
【写真説明】藤井信吾市長(右)に記念品を手渡し、五輪報告をする糸山真与選手=取手市役所
ロンドン五輪のシンクロナイズドスイミングチーム代表の糸山真与選手(20)=日体大3年、聖徳大付属取手聖徳高卒=が3日、取手市役所を訪ね、藤井信吾市長に入賞報告をした。
日本チームはロシア、中国、スペイン、カナダに次いで5位入賞。活躍をたたえた藤井市長に、糸山選手は「プレ五輪は緊張したが、本番にはチャレンジャーとして強い気持ちで臨めた。厳しい戦いが予想されたが、目標の入賞を果たし、達成感がある」と報告。出場を目指す4年後については「ワールドカップなどで点数を積み上げないと勝てない。一戦一戦を大切にしたい」と述べた。
糸山選手は、小学1年からシンクロナイズドスイミングを始め、同高校在学中からアジア、世界ジュニア選手権でメダルを獲得するなど活躍した。

入賞でき達成感 シンクロ・糸山選手 取手市長に五輪報告 ~茨城新聞20120904~

ロンドン五輪のシンクロナイズドスイミングチーム代表の糸山真与選手(20)=日体大3年、聖徳大付属取手聖徳高卒=が3日、取手市役所を訪ね、藤井信吾市長に入賞報告をした。

日本チームはロシア、中国、スペイン、カナダに次いで5位入賞。活躍をたたえた藤井市長に、糸山選手は「プレ五輪は緊張したが、本番にはチャレンジャーとして強い気持ちで臨めた。厳しい戦いが予想されたが、目標の入賞を果たし、達成感がある」と報告。出場を目指す4年後については「ワールドカップなどで点数を積み上げないと勝てない。一戦一戦を大切にしたい」と述べた。

糸山選手は、小学1年からシンクロナイズドスイミングを始め、同高校在学中からアジア、世界ジュニア選手権でメダルを獲得するなど活躍した。

20120904-i

日本初の世界農業遺産で美しい農村風景

火曜日, 9月 4th, 2012

世界農業遺産(Globally Important Agricultural Heritage Systems:GIAHS)

社会や環境に適応しながら何世紀にもわたり発達し、

形づくられてきた農業上の土地利用、

伝統的な農業とそれに関わって育まれた文化、

景観、生物多様性に富んだ、世界的に重要な地域を次世代へ継承することを目的として、

2002年(平成14年)に国連食糧農業機関(FAO、本部:イタリア・ローマ)が創設した制度。

日本初の世界農業遺産に 画像

棚田の保全や農薬を減らした米づくりなどで人と自然が調和した地域づくりを目指す

新潟県佐渡市と石川県能登市が選ばれたのが2011年6月。

美しい農村風景が注目されている ~茨城新聞20120904~

取手埋蔵文化センターで「昔の暮らし・古い道具」展開催中

火曜日, 9月 4th, 2012
企画展:昔懐かしい民具など展示−−21日まで取手埋文センター /茨城
毎日新聞 2012年09月04日 地方版
昔懐かしい民具や農具などを集めた企画展「昔の暮らし・古い道具」が取手市吉田の市埋蔵文化財センターで開かれている。
明治から昭和にかけて実際に使われた炭火アイロンや木製レジスター、手回し式計算機などの生活道具を展示。足踏み式水車や、むしろ編み機などの農具と、当時の1年間の農作業の様子を撮影した写真なども紹介している。21日まで。入場無料。問い合わせは同センター(0297・73・2010)へ。

企画展:昔懐かしい民具など展示−−21日まで取手埋文センター ~毎日新聞20120904~

昔懐かしい民具や農具などを集めた企画展「昔の暮らし・古い道具」が取手市吉田の市埋蔵文化財センターで開かれている。

明治から昭和にかけて実際に使われた炭火アイロンや木製レジスター、手回し式計算機などの生活道具を展示。足踏み式水車や、むしろ編み機などの農具と、当時の1年間の農作業の様子を撮影した写真なども紹介している。21日まで。入場無料。問い合わせは同センター(0297・73・2010)へ。

がりがりくんリッチコーンポタージュ味

月曜日, 9月 3rd, 2012

ガリガリクン

羨ましがられるほど、暑さ知らずの^ ^*です。

アイスと言うものを食べたいと思うことも少ないのですが

コーン入りのこのアイスが気になって食べてみました。

乾燥したペッちゃんこのコーン入り

不思議なお味のガリガリクン

・・・・・・・

僅か3日で発売中止になったって??

筑西市の新キャラ「ちっくん」が可愛い

月曜日, 9月 3rd, 2012
散歩道:市の新キャラに「ちっくん」−−筑西 /茨城
毎日新聞 2012年09月03日 地方版
筑西市は新しいキャラクターと愛称を発表した。全国から応募があった587点の中から、大阪市の塩崎あゆ美さんの作品「ちっくん」が選ばれた。
ちっくんは男の子。帽子で筑波山と河川に囲まれた市の豊かな大地をイメージした。体は特産品「こだますいか」でできている。
市はご当地ナンバーなどにも活用する予定。着ぐるみも作製中

市の新キャラに「ちっくん」−−筑西 ~毎日新聞散歩道20120903~

ちっくん

筑西市は新しいキャラクターと愛称を発表した。全国から応募があった587点の中から、大阪市の塩崎あゆ美さんの作品「ちっくん」が選ばれた。

ちっくんは男の子。帽子で筑波山と河川に囲まれた市の豊かな大地をイメージした。体は特産品「こだますいか」でできている。

市はご当地ナンバーなどにも活用する予定。着ぐるみも作製中

水戸市のマスコットキャラ愛称募集中 水戸市HP

キャラクター

産経新聞掲載 日本よ 石原慎太郎全文

月曜日, 9月 3rd, 2012
石原慎太郎 金より先のものがあるはずなのに
2012.9.3 03:08 (1/4ページ)[日本よ]
私は気象学についても海洋学についてもずぶの素人だが、最近国内外で頻発している異常気象、集中豪雨や豪雪についてなぜ専門家たちがわかりきったことを表明しないのか不思議でならない。それとも私が思っていることは所詮素人の憶測の域を出ないのだろうか。
とてつもない災害をもたらしている豪雨や豪雪は、要するに温暖化によって世界中の氷が溶けて海へ流れだし、海水の量が格段に増加してしまったせいに違いない。これはまぎれもない事実で、先年訪れた赤道に近いツバルのような砂州で出来た国はもう半ば海に沈みかけているし、その近くのフィジーなどという国も海岸線は海水の上昇で浸食され、マングローブの林も水没しつつある。
地球の自転での遠心力が一番強くかかる赤道の下で海水が他のどこよりも膨らむのは自明のことだが、そこでの海水の量の著しい増加は、地球の温暖化による北極や南極の氷だけではなしに、世界の高山ヒマラヤやアルプスの氷も溶けに溶けつづけて、その水は海に流れ込み水位を増している。
フランスの観光名所の一つローヌ川源泉のアルプスの氷河を一望するローヌの展望台からは、もう眼下に氷河など眺めるべくもない。氷河はとうに溶けきって大西洋に流れ出してしまった。そうした現象は世界中に溢(あふ)れている。
私がヨットレースのために出かける湘南の海でも、月々の大潮の際の水位の高まりは異常で、私のホームポートのマリーナの水底はごく浅いせいで、今までと違って、大潮の際の船の発着は困難になってきている。
NASAのハンセン教授が予告したとおり北極海の氷はあと十年たらずで溶けて消え去り、太平洋と大西洋は航路として繋がり世界の戦略に大きな影響を与えようし、またぞろ北極海の海底資源の発掘に関しての関係国の軋轢(あつれき)が生じようが、ことはとてもそれですむ話ではあるまいに。
つまり世界中で溶けて海に流出した膨大な量の水はその分だけ余計に蒸発し、空にたまってまた雨や雪となり地上に降り注ぐに違いない。ということなら最近の異常気象は決して異常ならざる、通常な気象になりはてたといえるはずだ。というのは素人の暴論だろうか。
人間は誰しも目先の厄介に気をとられその収拾に腐心するが、もっと肝心な基本的なことには気づこうとはしない。それは人間の幼稚さと浅ましさの表示でしかない。
我々が気をとられやすい目先の物事の最たるものとはなんといっても金、つまり経済であって、今日の世界的な不況、特にEU経済の混乱には世界中が周章狼狽(ろうばい)のありさまだが、確かに不況は失業や貧困をもたらし、人々の生活を破壊もしようが、異常をきたした気象の方がもっと根源的に人間の存在を脅かし経済をも破壊しかねないはずだ。
我々が作り出した過ぎたる文明の所産としてもたらされた自然の循環の大きな狂いが温暖化として表れ、この地球という生命体に溢(あふ)れた宇宙でも稀(まれ)なる星を宇宙時間からすれば瞬間的に、地球時間からすればわずか百年ほどで根底的に破壊し、折角(せっかく)育まれてきた生命を失わしめるだろうと、宇宙物理学者のホーキングは東京での講演で予告していたが。その予告を私はおよそ四十年ほど前に聞いたのだが。
それにしても一頃世界の話題だった温暖化の問題は今にいたればいたるほどその実感は強まりつつあるのに、かつてはさまざま論じられていた地球温暖化問題は一体今どこにいってしまったのだろうか。今、誰がそれを本気で考えているのだろう。今年もどこかの国で先進国の首脳が集まってのサミットなる会議が開かれようが、過去の三年間この問題がその場で深刻に討論されたということはほとんどありはしない。この三年間で印象的だったのは、この問題についての討論の成果について各国のスポークスマンがその度口を濁し、「まあ半歩は前進した」といっているが、三年間三度の首脳会議での討論の進歩が、合わせても一歩半というのはほとんど無に等しい。
そして昨年末のダーバンでの温暖化対策の世界会議での結論は、世界最大のCO2の排出国のアメリカ、シナ、インドという国々が反対を唱えたために、出された結論なるものは、四年後に新しいルールを作りさらに五年後にそれを実行に移すという、なんとも間の抜けた馬鹿々々しいものでしかなかった。これがこの問題に対する現代の人間たちの英知の結晶かと思うと空恐ろしい。
その代わりに当節、世界中の人間たちが腐心しているのは目先の金の問題でしかない。しかしその一方で通常化した異常気象は今後もさまざまな水害に加えて大陸型の農業を旱魃(かんばつ)によって破壊し、大きな災害をこの地上にもたらしつづけるに違いない。この地球で今現在、所詮は金の問題でしかない経済の不振について懊悩(おうのう)する人間は多くとも、自らの存在、自らの人生を救うために、氷が溶けて海に流出する水を防ごうとしている人々を私はほとんど知らない。
七月の九州での重なる豪雨災害で家を失った老婦人が、破壊されつくした家の前で呆然(ぼうぜん)と、「自然の力にはかないませんから」と呟(つぶや)くように慨嘆している姿を見たが、人間の力の及ばぬ自然を狂わせてしまっているのが、当の人間自身だということを、責任の転嫁の幅が巨(おお)きすぎて私たちは認識出来ずにいるようだ。
金、経済という目先の欲望が実は自らの存在を根底的に損なうという宇宙の摂理を私たちはいつ誰のために悟り直すことが出来るのだろうか

石原慎太郎 金より先のものがあるはずなのに ~産経新聞20120903~

私は気象学についても海洋学についてもずぶの素人だが、最近国内外で頻発している異常気象、集中豪雨や豪雪についてなぜ専門家たちがわかりきったことを表明しないのか不思議でならない。それとも私が思っていることは所詮素人の憶測の域を出ないのだろうか。

とてつもない災害をもたらしている豪雨や豪雪は、要するに温暖化によって世界中の氷が溶けて海へ流れだし、海水の量が格段に増加してしまったせいに違いない。これはまぎれもない事実で、先年訪れた赤道に近いツバルのような砂州で出来た国はもう半ば海に沈みかけているし、その近くのフィジーなどという国も海岸線は海水の上昇で浸食され、マングローブの林も水没しつつある。

地球の自転での遠心力が一番強くかかる赤道の下で海水が他のどこよりも膨らむのは自明のことだが、そこでの海水の量の著しい増加は、地球の温暖化による北極や南極の氷だけではなしに、世界の高山ヒマラヤやアルプスの氷も溶けに溶けつづけて、その水は海に流れ込み水位を増している。

フランスの観光名所の一つローヌ川源泉のアルプスの氷河を一望するローヌの展望台からは、もう眼下に氷河など眺めるべくもない。氷河はとうに溶けきって大西洋に流れ出してしまった。そうした現象は世界中に溢(あふ)れている。

私がヨットレースのために出かける湘南の海でも、月々の大潮の際の水位の高まりは異常で、私のホームポートのマリーナの水底はごく浅いせいで、今までと違って、大潮の際の船の発着は困難になってきている。

NASAのハンセン教授が予告したとおり北極海の氷はあと十年たらずで溶けて消え去り、太平洋と大西洋は航路として繋がり世界の戦略に大きな影響を与えようし、またぞろ北極海の海底資源の発掘に関しての関係国の軋轢(あつれき)が生じようが、ことはとてもそれですむ話ではあるまいに。

つまり世界中で溶けて海に流出した膨大な量の水はその分だけ余計に蒸発し、空にたまってまた雨や雪となり地上に降り注ぐに違いない。ということなら最近の異常気象は決して異常ならざる、通常な気象になりはてたといえるはずだ。というのは素人の暴論だろうか。

人間は誰しも目先の厄介に気をとられその収拾に腐心するが、もっと肝心な基本的なことには気づこうとはしない。それは人間の幼稚さと浅ましさの表示でしかない。

我々が気をとられやすい目先の物事の最たるものとはなんといっても金、つまり経済であって、今日の世界的な不況、特にEU経済の混乱には世界中が周章狼狽(ろうばい)のありさまだが、確かに不況は失業や貧困をもたらし、人々の生活を破壊もしようが、異常をきたした気象の方がもっと根源的に人間の存在を脅かし経済をも破壊しかねないはずだ。

我々が作り出した過ぎたる文明の所産としてもたらされた自然の循環の大きな狂いが温暖化として表れ、この地球という生命体に溢(あふ)れた宇宙でも稀(まれ)なる星を宇宙時間からすれば瞬間的に、地球時間からすればわずか百年ほどで根底的に破壊し、折角(せっかく)育まれてきた生命を失わしめるだろうと、宇宙物理学者のホーキングは東京での講演で予告していたが。その予告を私はおよそ四十年ほど前に聞いたのだが。

それにしても一頃世界の話題だった温暖化の問題は今にいたればいたるほどその実感は強まりつつあるのに、かつてはさまざま論じられていた地球温暖化問題は一体今どこにいってしまったのだろうか。今、誰がそれを本気で考えているのだろう。今年もどこかの国で先進国の首脳が集まってのサミットなる会議が開かれようが、過去の三年間この問題がその場で深刻に討論されたということはほとんどありはしない。この三年間で印象的だったのは、この問題についての討論の成果について各国のスポークスマンがその度口を濁し、「まあ半歩は前進した」といっているが、三年間三度の首脳会議での討論の進歩が、合わせても一歩半というのはほとんど無に等しい。

そして昨年末のダーバンでの温暖化対策の世界会議での結論は、世界最大のCO2の排出国のアメリカ、シナ、インドという国々が反対を唱えたために、出された結論なるものは、四年後に新しいルールを作りさらに五年後にそれを実行に移すという、なんとも間の抜けた馬鹿々々しいものでしかなかった。これがこの問題に対する現代の人間たちの英知の結晶かと思うと空恐ろしい。

その代わりに当節、世界中の人間たちが腐心しているのは目先の金の問題でしかない。しかしその一方で通常化した異常気象は今後もさまざまな水害に加えて大陸型の農業を旱魃(かんばつ)によって破壊し、大きな災害をこの地上にもたらしつづけるに違いない。この地球で今現在、所詮は金の問題でしかない経済の不振について懊悩(おうのう)する人間は多くとも、自らの存在、自らの人生を救うために、氷が溶けて海に流出する水を防ごうとしている人々を私はほとんど知らない。

七月の九州での重なる豪雨災害で家を失った老婦人が、破壊されつくした家の前で呆然(ぼうぜん)と、「自然の力にはかないませんから」と呟(つぶや)くように慨嘆している姿を見たが、人間の力の及ばぬ自然を狂わせてしまっているのが、当の人間自身だということを、責任の転嫁の幅が巨(おお)きすぎて私たちは認識出来ずにいるようだ。

金、経済という目先の欲望が実は自らの存在を根底的に損なうという宇宙の摂理を私たちはいつ誰のために悟り直すことが出来るのだろうか。

実家から見る秋景色

日曜日, 9月 2nd, 2012

鉄塔

見慣れた秋景色ですが

改めて眺めているとなかなか味のある風景です。

「鉄塔がいっぱいあるなぁ」

鉄塔

秋景色

鉄塔

母の膝は、痛みがほとんどなくなったそうです。

ドクターに感謝です。

9月2日の常陽新聞より 取手の記事

日曜日, 9月 2nd, 2012

20120902-j

20120902-j