取手市新町4丁目
婦人靴のトークファミリーセール
製造直売ってことで、ものすごい人です。
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男の気持ち「余生」 毎日新聞 20130608日
私は18年前、妻を亡くしてから1人暮らしである。年は争えないもので、体はだいぶ衰弱した。
老化防止にと、80代からパソコン、卓球を始めた。それが今日、大いに役に立ち、楽しく暮らしている。これは私に関わる、大勢の方々のご支援によるものと心から感謝している。
私には72歳になる息子がいる。定年退職後、今は居住地の市役所に嘱託として勤めている。車で2〜3時間のところに住んでいる。
毎月必ず1、2回来て、お天気がよければ布団を干す。次に墓参。家の墓に限らず周りのお墓も掃き清める。
私は長年、墓前でお経をあげてきたが、いつの間にか息子はすっかり覚え、今では私に代わり、お経をあげる。それから当座の食料、日用品の買い出しをして、自宅に戻ってからは家の内外の掃除をこまめにやってくれる。
夕食は息子と杯を交わしながら、夜が更けるまでよもやま話。語らいは至福の時である。翌日も微に入り細にわたって家事をやってくれる。
帰る時は車が視界から消えるまで、「いろいろありがとう……事故のないように帰宅して」と心の内で合掌するのが常である。
冷蔵庫には、チンしてすぐ食べられるように小分けした2〜3日分の食料をいつも入れていく。
私は幸せいっぱい、日々好日の余生を送っている……いや、送らせてもらっている。