Archive for 4月 6th, 2018

平塚らいてうが、取手市小文間の地に疎開し5年間暮らした

金曜日, 4月 6th, 2018

茨城新聞 いばらき春秋 20180406

雑誌「青鞜(せいとう)」創刊の辞に「元始、女性は太陽であった」と書いたのは、女性運動の先駆者、平塚らいてうである。そのらいてうが戦時中、取手市小文間の地に疎開し5年間暮らしたことを、県南を担当して初めて知った
東京から小文間に移り住んだのが1942年。日米開戦の翌年のことで、すでに言論・思想は統制されていた。小貝川の土手下に小さな2階家を借り、農耕生活を始めた
小文間は小貝川と利根川に挟まれた地域で、「ことに大利根の河原をおおう夕焼雲の変化の美しさはここに来てはじめて知る雲の美しさでした」と自伝に書いている
心血を注いだ婦人参政権運動は戦後になって結実する。46年4月10日に行われた総選挙で、初めて女性の参政権が行使され、39人の女性代議士が誕生した。これを記念して49年、国はこの日を「婦人の日」と定め、後に「女性の日」と改めた。今年も記念日が巡ってくる
らいてうは小文間の地で新憲法公布を見届け、47年春に帰京する。〈花近き梅をのこして居をうつす〉。小文間での生活は充電期間になったのかもしれない
戦後は一貫して平和と民主主義を希求したらいてう。改ざん、隠蔽と劣化する政治を見たならば、どんなメッセージを発しただろう。

一日署長 取手署で 

金曜日, 4月 6th, 2018

一日署長 交通事故なくして 小1の8人が首長にお願い 取手署で 
毎日新聞2018年4月6日 

 取手署と取手地区交通安全協会(小川一成会長)は5日、小学1年生8人に「一日警察署長」を委嘱した。8人は制帽をかぶり、署長の椅子に座るなどして気分を味わった。

 今年で33回目。同署管内の取手市4人、守谷市と利根町各2人の計8人が務めた。

 一日署長たちはその後、取手、守谷市役所と利根町役場でそれぞれの首長に「決まりをよく守って交通事故に遭わないようにします。交通事故をなくすようにしてください」とお願い文を朗読した。

咲き誇るチューリップ フラワーヒル花ぞの 笠間

金曜日, 4月 6th, 2018

咲き誇るチューリップ フラワーヒル花ぞの 笠間
2018年4月6日(金) 茨城新聞

笠間市上郷の英国風オープンガーデン「フラワーヒル花ぞの」(西山福子園主)は、冬季の庭園の手入れ作業が終了し、春季オープンした。現在、チューリップなどの花が咲き、開園を心待ちにしていた人々の心を和ませている。

英国の田舎にある美しい家並みと庭園に倣った同園は2001年6月に開園。約1万平方メートルの敷地にブルーベリー1500本や100種類以上のハーブ、草花が植栽されており、四季折々の花が楽しめる癒やしの場としてすっかり定着。近年はテレビドラマなどの撮影にも利用されている。

西山園主は「ロッジでのランチセットやハーブティー、ソフトクリームなどを楽しんだ後、季節感あふれる園の散策は気分転換に最適。チューリップの後にはサクラソウが見頃。ゴールデンウイークごろはブルーベリーの花が満開で、葉が白色になる珍しいハンカチの木も見頃を迎える」と来園を呼び掛けている。