Archive for 11月 27th, 2018

常磐道Pasar守谷(上り線)新メニューコンテスト優勝

火曜日, 11月 27th, 2018

茨城新聞 2018年11月27日(火)

高速道新メニューコンテスト 守谷SAの中華、最優秀賞

 高速道路サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)内のレストランを対象にした「NEXCO東日本新メニューコンテスト」の茨城ブロック大会が26日、水戸市見和の中川学園調理技術専門学校で開催され、常磐道Pasar守谷(上り線)にある茨城もりの市場食堂の「チャイニーズダイニングMoriya 肉と野菜のお・も・て・な・し」(1200円)が最優秀賞を獲得した。2019年2月の決勝大会に参加する。

東日本高速道路とネクセリア東日本が主催。コンテストでは県内常磐道のSA・PAのレストランから出品された15のうち7品が一般審査を通過した。同校長の中川純一さんら7人が審査した。今回は地域食材を取り入れ、メインの肉料理の存在感や味、会員制交流サイト(SNS)に掲載したくなるような色彩や盛り付けが審査のポイントとなった。

最優秀賞の作品は県産のやわらかな豚、鳥、牛を中華風に味付けし、食用花やニンジンで彩り豊かに仕上がった。同食堂の八島富士夫料理長(47)は「新鮮な地域食材をアレンジできた。決勝大会に向け全体のバランスを再調整したい」と話していた。

『あらいやオートコーナー』 300円の自販機弁当

火曜日, 11月 27th, 2018

茨城県の伝説『あらいやオートコーナー』

300円の自販機弁当求めて全国から人が集まるんだって!

 

弁当自販機
「昭和」漂う 焼き肉、空揚げ、ヒレカツ一つ300円 休日の昼には行列も 稲敷・あらいやオートコーナー 茨城
毎日新聞2018年12月2日 地方版

昭和の面影を残す弁当の自動販売機が稲敷市境島の国道51号沿いで半世紀近く稼働し続けている。休日の昼には行列ができる盛況ぶり。「たくさんの人の期待に応えたい」。オーナー鈴木守さん(77)は、地元を中心に長く愛されてきた亡き妻の味を今後もレトロ感たっぷりの雰囲気と共に届けるつもりだ。

設置されているのはトタン屋根に蛍光灯が取り付けられた6坪ほどの無人販売所「あらいやオートコーナー」。隣には懐かしいゲーム機も並ぶ。11月上旬の平日に訪れると、営業中のサラリーマンや霞ケ浦のサイクリング途中に立ち寄った人たちがほかほかの弁当を買い、前のベンチや車内で味わっていた。

1972年の創業当時、中古で購入した古びた自販機。商品サンプルはなく、ボタンを押すと中に保温状態で積まれた弁当がゴトンと出てくるシンプルな構造だ。

弁当のラインアップは焼き肉、空揚げ、ヒレカツの3種類が基本。売り切れればメインをメンチカツやコロッケに切り替えることもある。それぞれご飯に昆布のつくだ煮付きで1個300円。シンプルながら米は地元産、肉は国産にこだわる。

レシピを考案したのは1年半前に亡くなった鈴木さんの妻永子さん。現在は長男一之さん(48)とパート数人で平日100個、土日は250個を隣の自宅兼調理場で手作り。一度に10~20個しか作れず、売り切れごとに製造と補充を繰り返す。

特に焼き肉弁当は創業以来つぎ足しのたれが自慢。高校時代からの常連という同市の会社員、桜井なお子さん(55)は息子と自分用に3個購入し「甘めのたれがなつかしくて、たまに食べたくなる」と顔をほころばせた。

メディアでも紹介され、そばに置かれたノートには北海道や九州から訪れた人の書き込みも。近年は故障することも増えたが、「弁当が出ない」との電話にもすぐに対応。鈴木さんは「メッセージを励みに、できる限り続けたい」と話す。