古代ハス
池の中の木道で間近に 利根親水公園
毎日新聞2017年7月7日
利根町中谷の利根親水公園(1.6ヘクタール)で赤紫色の古代ハスが見ごろを迎えた。池の中央を木道が通り、間近で鑑賞できる。
「とね子育て支援センター」を利用する母親と幼児たちは6日午前中に園内を散策。同町もえぎ野台の主婦、寺岡千恵さん(36)は長女の杏珠ちゃん(1)と参加し、「初めて訪れ、大きなハスに感動しました。杏珠も初めて本格的な外歩きをし、機嫌が良かった」と喜んでいた。町によると、今月中旬ごろまで楽しめる。
古代ハス
池の中の木道で間近に 利根親水公園
毎日新聞2017年7月7日
利根町中谷の利根親水公園(1.6ヘクタール)で赤紫色の古代ハスが見ごろを迎えた。池の中央を木道が通り、間近で鑑賞できる。
「とね子育て支援センター」を利用する母親と幼児たちは6日午前中に園内を散策。同町もえぎ野台の主婦、寺岡千恵さん(36)は長女の杏珠ちゃん(1)と参加し、「初めて訪れ、大きなハスに感動しました。杏珠も初めて本格的な外歩きをし、機嫌が良かった」と喜んでいた。町によると、今月中旬ごろまで楽しめる。
デザイン公募
取手駅西側100メートルのコンクリート擁壁に絵 市と実行委 31日まで
毎日新聞2017年7月3日
落書き防止と街中の風景に芸術を
取手市と若手芸術家団体「取手市壁画によるまちづくり実行委員会」(葛谷允宏委員長)は、JR取手駅西側のコンクリート擁壁に、長さ100メートルの巨大壁画を制作する。原画デザインの公募を始めた。
同市は2000年度、落書き防止も兼ねて、街中の風景に芸術を取り込もうと壁画作りを始めた。
市内には東京芸術大取手キャンパスもあり、専門家の協力も得て、これまでに橋脚や高架下など15カ所に壁画を描いてきた。
公募の期限は31日まで。8月14日に結果を発表し、実行委が9月上旬に作画を始め、10月末ごろ完成させる予定。大賞の受賞者にはデザイン料10万円を贈る。
市文化芸術課の岡本弘子課長は「明るく、楽しくなるような絵を世界中から応募してほしい」と話している。
読書手帳サービス
本人、借りた本の履歴閲覧 取手市立図書館が来月から開始
毎日新聞 2017年6月27日
電子版は県内初 HP全面改訂で
取手市教育委員会は23日、市立図書館の利用者が借りた本の履歴を閲覧できる電子版の「読書手帳サービス」を7月1日に始めると発表した。図書館のホームページ(HP)にアクセスして「利用者メニュー」に入り、希望者がサービスを選択できる。電子版の読書手帳は県内では初めてという。
1日から全面改訂される図書館HPの新メニューの一つ。取手図書館によると、利用者から「これまでに読んだ本を記録したい」との要望が相次ぎ、システム開発会社と共同で作業を進めている。
読書手帳は、本の表紙写真や題名、著者、出版社、借りた日・返却日などの情報を自動的に記録する。1日以降に借りた本が対象。本人以外は図書館員も閲覧できない仕組みとする
取手美術作家展
3人が制作の裏話や作品への思い語る 彫刻家・渡辺正勝さん、木目の方向で光に変化
毎日新聞2017年6月25日
取手駅西口にある取手ウェルネスプラザ(取手市新町2)で開催中の「取手美術作家展」で24日、作家が自作を解説するギャラリートークがあった。洋画、彫刻と書の3人が制作の裏話や作品に込めた思いを語った。
同市戸頭の彫刻家、渡辺正勝さん(73)はケヤキの木彫「小野の里」を説明。小野小町の伝説がある土浦市小野地区の水車に着想を得たという。「木目の通りにやる(削る)と光る。目の方向によって光り具合が違う面白さがある」と話していた。トークには市民約50人が参加、熱心に質問する人も。同展には38人が計52点を出品、28日まで。入場無料。
南部毎日会 寄付など12万円 マラソン事務局に贈る
毎日新聞2017年6月23日
県南地域などの毎日新聞販売店でつくる県南部毎日会(小沼一雄会長)は21日、今年4月の「第27回かすみがうらマラソン兼国際盲人マラソン」(土浦市、かすみがうら市、毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社など主催)で参加者らから寄せられた寄付(2万1534円)や協賛金(10万円)計12万1534円を大会事務局に贈った。
大会会長の中川清・土浦市長は「広報車両の提供や運転など協力を頂き本当にありがたい。大切に使わせていただきます」と話した。
選挙の出前授業
実物使い模擬投票 取手二高 茨城
毎日新聞2017年6月15日
取手市選挙管理委員会は14日、県立取手二高(同市東2)で3年生150人を対象に、選挙の出前授業を行った。昨夏から選挙権年齢が18歳に引き下げられたため、基本知識や選挙運動の注意点を教えるのが目的。
講師を務めた市総務課職員の松下慶さん(26)は「投票に行かないと生活のルールを自分たちが関与しないうちに決まってしまう」と投票の意義を解説。また同じ高校3年生でも、まだ17歳だと選挙権がないことや、フェイスブックなどのSNS上で特定の候補者のコメントを発信すると、公職選挙法違反になる恐れがあるなど、選挙の注意事項を説明した。
また会場には、県知事選(9月25日任期満了)を想定した模擬投票所を設置。生徒自身が投票管理者と投票立会人になり、実物の投票箱を使った模擬投票も行った。
記載台も実物を持ち込み、3人の生徒が「取手党 取手太郎」ら架空の候補者5人のうちから1人を選ぶ投票を体験した。
同高生徒会長の八木佑人さん(18)は「生徒会の選挙よりもかしこまった感じがした。やり方はのみ込めた。インターネットなどで知識を得て知事選の投票に行きます」と笑顔で話していた。
取手の中3自殺
いじめ防止条例、市長が制定検討
毎日新聞2017年6月9日
取手市で2015年11月、市立中学3年の中島菜保子さん(当時15歳)がいじめを苦にする書き込みのある日記を残して自殺した問題を巡り、藤井信吾市長は8日、同日開会した市議会定例会で、いじめ防止条例の制定を検討していることを明らかにした。
また市教委が先月30日、いじめ防止対策推進法が定める「重大事態」に該当しないとした判断を撤回したことについて、藤井市長は「法律の内容を十分に理解せず、独自の判断で進めたことが信頼を大きく損ねた。対応の不手際によってご遺族にご心労をかけた。心より深くおわび申し上げたい」と陳謝した。
散歩道
女性たちによる写真展 取手
毎日新聞2017年6月8日
女性写真愛好家でつくる「とりで女子写真部ザ・ブーケ」の作品展が7日、取手市の取手駅東西連絡通路・市民ギャラリーで始まった。30~70代の10人が「彩り」をテーマに、自然の風景や日々の暮らしを撮影した作品などが展示されている。利根町早尾の主婦、梅津孝子さん(79)は、福島県小野町で撮影した炭焼きの工程などを組み写真にして出展。「ストーリー性を表現しました」と話していた。13日まで。
取手市HPに爆破予告不審メール
毎日新聞2017年6月8日
取手市は7日、市のホームページに「市内の駅及び学校の施設内複数箇所に爆薬を仕掛けた」「予告時間は7日と8日」などと書かれた不審なメールの着信があった、と発表した。市によると、着信時間は6日午後10時過ぎで、7日朝出勤した職員が見つけた。通報を受けた取手署が駅や学校を調べたが、不審物はなかった。発信者として実在の法律事務所がかたられており、市は悪質ないたずらとみている。
毎日新聞2017年6月1日 東京朝刊
毎日、1日を振り返り日記を書いて58年余になる。
最初に書き始めたのは大学受験に失敗し、自宅で浪人生活を送ることになってである。当初は大学ノートに書き、5行ほどの短い日もあれば、思いのたけを3ページにわたって書いた日もあった。結婚が決まった時、それまで9年間の日記は処分したが、浪人時代の分だけは残していた。その後の日記帳も年ごとにたまっていくので、最近になって古い順に処分していった。いま手元には過去10年分を残している。
浪人時代の大学ノート3冊分の日記帳には、不合格で落ち込んだときの気持ちや、長男の私に家を継いでほしいと願う母への思い、友との別れ、将来の進路への不安や心の葛藤など、悩んだことを書き連ねている。
「おまえにはおまえの人生がある」
この父の一言が私の気持ちを楽にさせ、進路を決断できたことを書いている。社会人となった後も仕事が思うようにいかず落ち込んだり、転職などで悩んだりしたときは取り出して読み、元気を回復してきた。
後期高齢者になり、終活の始めとして、これまで捨てられず手元に置いていた3冊すべてをもう一度読み返し、若いときの悩みや苦しみ、それを乗り越えて今日があることを肝に銘じ、日記帳を処分した。
いずれ私がこの世を去るとき、最近の10年間の日記だけは残る。これらについては、妻や娘に処分を託したいと思っている。