散歩道 未成年の喫煙防止アピール 毎日新聞 20141108
取手市たばこ販売組合は6日、取手駅西口と東口で、
未成年者喫煙防止キャンペーンを実施した。
青少年育成取手市民会議や取手署、JT取手営業所などから計約50人が参加。
通学する高校生らに「未成年者の方へ 喫煙は法律で禁止されています」
などと書かれたポケットティッシュ3000個を配った。
散歩道 未成年の喫煙防止アピール 毎日新聞 20141108
取手市たばこ販売組合は6日、取手駅西口と東口で、
未成年者喫煙防止キャンペーンを実施した。
青少年育成取手市民会議や取手署、JT取手営業所などから計約50人が参加。
通学する高校生らに「未成年者の方へ 喫煙は法律で禁止されています」
などと書かれたポケットティッシュ3000個を配った。
女の気持ち 一つ屋根の下で
毎日新聞 20141106
今年5月に義母が亡くなった。30年弱一つ屋根の下に暮らしたが、生まれも育ちも違うゆえ、なじめないところもあった。お互いに。
母は最後の4年ほど認知症、交錯の症状が出て、デイサービス、ショートステイにお世話になりながら、ほとんどベッドの上にいた。朝のおむつ交換、デイサービスの準備など、夫がしてくれた。初めの頃は、私は息子の弁当作りなどがあるため分担していたが、弁当作りがなくなっても、夫が担当してくれた。ありがとう。
他人だった者同士が同じ屋根の下に暮らす努力は並大抵ではない。生活の細かい部分が重要になってくるし、生理的な要素もある。
母は戦時中、東京の空襲で家が焼け、祖父の故郷である栃木県南摩村(現鹿沼市)に疎開し、疎開先のバラックで終戦を迎え、1947年5月に祖父が病死した。母は地元で代用教員を17歳から務め、後に教員資格を取った。リタイアした後、書道教室、短歌、太極拳の師範も取り教えていた。
10月8日、母の誕生日に、母が好きだったワインを仏壇に供えた。もう親孝行をしなくて済むようになったので、のんきにワインなんかあげられるのだと思う。葛藤の日々は長かったが、それは30年一つ屋根の下に住み通せた誇りでもある。
展覧会 植物から成分抽出の絵の具で描いた16点 9色の色素標本も展示
毎日新聞 20141106
植物の色素成分から作った“絵の具”で描いた展覧会が、
取手市高須の芸術活動施設「TAKASU HOUSE(高須ハウス)」で行われている。
エンジュやアカネなどから黄、赤など9色の色素を抽出し、ニカワや樹脂を混ぜて絵の具を製造。
染織家の岡博美さん(津市)が和紙に描いた作品など計16点を展示している。
絵の具作りは2年前、東京芸術大革新的芸術都市研究アクテビィティーディレクターの岩間賢さんが発案。
同大油画技法材料第2研究室の秋本貴透(たかゆき)准教授らと共同研究している。
植物を煮て、抽出した色素の沈殿物を乾燥・粉末化する複雑な工程に挑んでいる。
今回の展覧会で使用した絵の具は試作品で、数年後の完成を目指している。
岩間さんは「耐光性や強度などの研究を進めている」と説明。
岡さんは「染織では植物をペースト状にする技術はあったが、絵の具は新しい展開。可能性は大きい」と話している。
展覧会では作品のほか、9色の色素成分の標本も展示。
16日までの金土日曜日に開館。問い合わせは高須ハウス(070・5363・7674)。
取手市有施設屋根を発電に貸し出し 毎日新聞20141105
自然エネルギー導入を促進しようと、取手市は4日、
市有施設の屋根を太陽光発電用に貸し出すことを決め、
民間事業者の公募を開始した。
事業者が固定価格買い取り制度で売電し、市は賃料収入を得る。
同様の取り組みはすでに東海村が実施しており、
水戸市でも来年2月ごろから同様に売電する予定。
取手市は藤代庁舎と分庁舎、議会棟の屋根計2000平方メートルを貸し出し、
30キロワット程度の発電を来年度から20年間にわたって計画している。
プロポーザル(企画提案)方式で公募し、12月26日まで受け付ける。
今月17日には現地説明会も実施する。
募集要項はホームページで公表している
イルミネーション 佐貫駅東口で点灯 2万8000個のLED 毎日新聞 20141102
龍ケ崎市の佐貫駅東口ロータリーで1日、イルミネーションが点灯した。
高さ約10メートルのクスノキをはじめ総数約2万8000個の発光ダイオード(LED)電球がきらめく。
同市立久保台小学校「父親委員会」と中根台中学校「親父(おやじ)の会」のOB有志でつくる
「龍勢会」(石崎雅年会長)が「街の玄関を明るくし、楽しんでほしい」と企画。
同市電設業組合の協力で完成させた。
来年2月3日まで(午後5時半〜午前1時、午前5時半〜同6時半)行われる。
・
早くもクリスマスムード 佐貫駅前にイルミネーション 産経新聞 20141102
龍ケ崎市佐貫のJR常磐線佐貫駅東口に1日、イルミネーションが点灯し、駅周辺は早くもクリスマスムードが漂った。
市民団体「龍勢会」(石崎雅年会長)が、昨年から各家庭にあった
約8500個のLED電球を譲り受けてイルミネーションを点灯。今
年は電球が2万8000個に増え、市電設業組合の協力で高さ約10メートルのクスノキにも点灯させた。
午後6時からの点灯式では、市民らのカウントダウンで点灯すると、
晩秋の夜空が色とりどりのイルミネーションの花で彩られた。
同駅西口でも佐貫商店会の協力で12月1日から点灯させる。
イルミネーションの点灯は東西口とも来年2月3日まで。
余録 秋が深まると、温泉が恋しくなる。テレビの旅… 毎日新聞 20141102
秋が深まると、温泉が恋しくなる。テレビの旅番組を見て、
全国の「秘湯」や「名湯」を訪ねたつもりになるのも楽しい。
温泉と同じように地下深くのマグマが熱した水を利用するのが地熱発電である。
「資源のない日本のために、神様が与えてくれた発電だと思いませんか」。
そう問いかけるのは真山仁さんの小説「マグマ」(角川文庫)に登場する地熱開発会社の会長だ。
日本は米国、インドネシアに次ぐ世界3位の地熱資源量を有する。
しかし、使っているのはその数%に過ぎない。
福島県柳津町の東北電力柳津西山地熱発電所は国内有数の地熱発電所だ。
奥会津の山あいでレンガ色のタービン建屋が低いうなりを上げている。
熱水は地下2000メートル前後の地層から16本の井戸を通じて噴き上がる。
二酸化炭素はほとんど出さない。発電量は昼夜を問わず一定に保てる。
大きなメリットがあるのに地熱はなぜ普及しないのか。
多くの候補地が集まる国立公園は開発が規制されている。
自然条件が厳しく大型化が難しい。
柳津西山でも発電能力は火力や原子力発電所の10分の1に満たない。
事業者は「割に合わない」と思うのかもしれない。
しかし、柳津では発電所が町の観光スポットになって温泉宿と共存している。
地元に雇用の機会も提供している。小規模なりに地域と共生する道もあるのだ。
「(地熱)停滞の最大の理由は電力会社が原発という神の火を手に入れたこと」。
「マグマ」の中で会長が語る。それはフィクションの中の話だが、福島の事故は現実だ。
制御しきれない「神の火」よりも、「神様が与えてくれた発電」に目を向けたい。
東日本大震災 福島第1原発事故 取手市の住宅地除染作業が完了
毎日新聞 20141101
東京電力福島第1原発事故に伴う放射能汚染で、取手市は30日、
住宅地の除染作業が完了したと発表した。
除染対象となった2514軒のうち、除染に同意した1738軒(69%)で実施。
1時間当たりの空間線量は平均33%低減でき、
基準値(同0・23マイクロシーベルト)を下回る
同0・18マイクロシーベルトになったとしている。
ただし、除染後も基準値を上回る地点が140カ所あるという。
掛け軸 水戸藩主の筆さばきは? 3点を特別公開 毎日新聞20141101
水戸藩主直筆の掛け軸3点の特別公開が31日、
取手市取手2の県指定文化財「旧取手宿本陣染野家住宅」で始まった。
取手市教育委員会が文化財保護強調週間にちなんで企画。
同本陣敷地に住む家主の子孫、染野修氏が所蔵する史料で3点同時公開は4年ぶりだという。
公開された掛け軸は、第8代・徳川斉脩(なりのぶ)
「春蘭の画」と第9代・徳川斉昭の書歌2点の計3点。
代々の藩主が参勤交代で江戸と行き来した際、同本陣は宿泊や休憩に利用された。
掛け軸はそのお礼に書き残したとみられる。
午前10時〜午後4時、11月2日まで公開する。
聖徳大付中・高:創立30周年祝う 式典に1000人 毎日新聞 20141027
取手市山王の聖徳大付属取手聖徳女子中学・高校(生徒数456人)で26日、
創立30周年記念式典が開かれた。全校生徒と来賓や保護者約1000人が出席、節目を祝った。
学校法人東京聖徳学園の川並弘純理事長は
「礼節、勤労、知育の三本柱の下、聖徳の教育が地域に根ざし、
花開く姿を見るとき、支えてくださった多くの方に感謝を申し上げたい」とあいさつ。
生徒代表の中学3年の川上円佳さん(15)は「高い志を大切に成長したい」。
高校3年の横倉春佳さん(18)は「しなやかに伸びやかに社会に参画していきたい」と誓った。
最後に演劇研究部らの生徒が「星の王子さま」の一部をミュージカルに脚色して演じ、大きな拍手に包まれた。